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夏休みなので
ちょっとミステリーが入った怖い本だった
ある図書館で勤めている人がストーリーテラーとなってて
色々と
図書館にやってくる人の怖い話を語ってる本
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図書館の「児童読書相談コーナー」でアルバイトをすることになったわたし。本の相談にのることが仕事だが、なぜかいろんな「不思議な話」を聞かされることが多い。勝手に動くおもちゃのカエルの話、自分の知らないうちに本を借りていくドッペルゲンガーの話、魔女のネズミの話…。不思議で説明がつかない話ばかりだけど、わたしにはすべて「本当にあった話」だと思えるのだ。
斉藤洋さんのちょっと不思議な短編連作。
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おかしなことに、わたしの顔を見るとみな、奇妙な話をしたくなるらしい。
図書館でアルバイトするわたしのもとに集まる、不思議な話とは?
「だいちくんのぴょんぴょんカエル」「ドッペルゲンガー」
「シンデレラのねずみ」「エレベーターのあやかし」「少年の夢」の5編からなる
図書館を舞台にした斉藤洋の奇譚集、第2弾。
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少しだけゾッとするような連作短編集。
表題の「シンデレラのねずみ」は、おばあちゃんやねずみよりも相談に来た子供の違和感さに最後気づかされた。
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病気で普通の会社員ができなくなった主人公が、図書館で子供向けの相談員として見聞きした、少し不思議なお話。
結局何だったんだ、と思ってはいけない。
数十年ぶりに「西の魔女が死んだ」を先日読んだところだったので、
「シンデレラのネズミ」の話、をお勧めしたい。
シリーズ化しているようなので、図書館で借りられたら他のも読もうと思う。
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社会からちょっと外れた主人公が、ちょっと社会から外れた人間のお話を聞くお話。さくっと良い短編で、読んだ後に晴れ晴れした気持ちになれた。技術点が高めの作品でした。(ぺこぺこ!)
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【感想】
・シンプルな話っていいよね。ジャンルとしては怪談系でしょう。
【内容】
・だいちくんとオモチャのカエルのお話。
・知らないうちに自分の名前で本が借りられていたとぷんぷんなおっさん。
・シンデレラの原作に魔法使いやねずみが出てこないのが不満な少女。
・エレベーターの保守点検する会社の社長さんが聞かせてくれたエレベーターにまつわる怪談。
・実際にあったことが夢で見たことと入れ代わってしまう小学五年生男子の話。
▼市立図書館児童読書相談コーナーについての簡単なメモ
【アヤノ】朱里の友人。背が高い。
【アルバイト】火曜が休館でアルバイトはもう一日休む決まり。主人公はアルバイトのようだ。
【大川浩一郎】借りた覚えがないのに本を返せと連絡があったと怒鳴り混んできた男。自動車修理工場をやってる六十七歳。
【唐沢】エレベーターの保守点検をする会社の社長。図書館エレベーターと電気設備のメンテナンスに必ず一人で来る。
【鞍森杏/くらもり・あん】髪が長く大人っぽい雰囲気の小学四年生。ディズニーの「シンデレラ」を観たがグリムやペローでは魔法使いやねずみが出てこないのが不満。
【児童読書相談コーナー】主人公が働くことになった部署。開店休業状態だったが主人公が常駐するようになってけっこう賑わうようになってきた。その代わり児童相談コーナーになった?
【春晃学院/しゅんこうがくいん】位置付けとしては星協学園(せいきょうがくえん)の滑り止め。とある中学生が好きな小説の作者の出身校。
【小学五年生男子】夢と現実が入れ代わる話をした。
【女性教師】読み聞かせ用の本を探しに来て、同僚の結婚式で謎の白い女を見た話をしていった。
【シンちゃん】鞍森杏さんちのハムスター。
【杉下】図書館長。
【すすめる】何かを他者にすすめるときには選択肢があるようにするよりもひとつだけに絞ってすすめた方が反応がよいものなのだとか。
【静観寺/せいかんじ】幽霊が出る?
【だいちくん】幼稚園児くらいの少年。オモチャのカエルのお話をつくった。
【鷹背山/たかせさん】ケーブルカーがありハイキング的に登れる山。
【中学生】水色の表紙の算数の問題集を探している中高一貫校の生徒。
【図書館】市立図書館。火曜休館。
【鳥井卓/とりい・すぐる】中学生。市の絵画コンクールに出した「Sの思い出」という作品で奨励賞を取った。名のみの登場。
【仁科紗香/にしな・さやか】たぶん中学生くらい。
【ぴょんた】だいちくんのオモチャのカエル。《ひとりでやると、けっこう跳ぶんだよね。》シンデレラのねずみp.26
【星協学園】中高一貫校で大学への進学率の高い進学校。
【松島朱里/まつしま・あかり】『不思議の国のアリス』が好きな小学五年生くらいの女の子。
【幽霊】《幽霊の紗香さんとの思い出は、ぼくがひとりじめします。》アリスのうさぎp.86
【ユズハ】朱里の友人。
【横田圭/よこた・けい】小学生。絵を描くのが好き。
【わたし】主人公。「すぐに命にかかわるよう���ことはなく、人にうつることもなく、それでも、一年間くらいは、きつい仕事はだめ」な妙に都合のよい病気にかかっていることがわかり「暑くも寒くもない屋内で、すわって、のんびり、一日五時間」くらいの仕事をということで図書館で働くことになった青年。司書の資格は持っている。とりあえず児童読書相談コーナーに配置された。う~ん、図書館の仕事って基本的に肉体労働やと思うけどたいじょうぶなんやろか?
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シリーズ2作目
変わらず読みやすく、ワクワクしてもしかして本当にと思えるようなさじ加減のおもしろい話が詰まっている。
ひとつ目のだいちくんのピョンピョンかえるが好き
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持ちかけられる相談内容もなかなか不思議で驚きですが、主人公の傾聴もなかなかの腕前。ショートショートの要素も感じさせる作風、ドラマ化しても面白いと思います。
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市立図書館でアルバイトをする「わたし」のもとへ色々不思議な話をしに来る人々。
前日にあったことが夢にみたことと入れ替わってしまう話は面白かった。
特にその事で何か不利益があったわけではなくてもやっぱり嫌だなあ。
図書館の本を返した返さないの話だけど通常はたとえ本人でも返却してしまった本の情報は伝えないのでは、データは残りません、っていうんじゃないかなあ、とちょっと突っ込みたくなった。