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作者には、悪いが、飛ばし読みした。余計な情報が多かったので。だけどアメリカの選挙や、ホワイトハウス、エアフォースワンなど、初めて体験する者の目線で感じる事が出来たのが、良かった。
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まだ完結してないが、久しぶりに一気読み中。
日本語タイトルが秀逸。
元のタイトルは「My Hopey,Changey White House Years」。
日本だと20代の若者が首相?のスピーチの台本(しかもジョーク)を書くことなんてきっとあまりなさそうなのでこのタイトルは惹きつけるのが上手い。
2007年の大統領選から、ドナルド・トランプとの因縁、それからオバマの最大の売り「オバマ・ケア」がどう評価されていったか(ここはまだ読んでないけど)といったオバマが大統領だった8年間についても超絶駆け足で学べる。
White Houseの建物の構造や、時々テレビで大統領の執務室の様子など、テレビのスターを思い出すような気持ちで想像しながら読むのは楽しい。
それにしてもオバマは広島で折り鶴を置いていったりイケメンだったな‥‥
結局オバマファンだったから楽しめるのかも。
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邦題のセンスなさ過ぎと思う。確かにそういう部分もあるけど、主題は違うと思うというか、デビッド・リットが知ったらシンディ・ローパーと同じく怒るのではなかろうか。題名で敬遠している人に、そんな本じゃないと教えてあげたい気持ちになる。ネタが分からなくて悔しいところは多いけど飛ばして読めば良いし。
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うーん、タイトルと装丁に惹かれたけど、ちょっと内容の印象とギャップがありすぎ。
もっと気軽に読めるものかと思っていたので、いい本かもしれないけどつらかったです。読み切るのが。
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とてもいい本だった。
オバマ時代のアメリカの流れを、簡単に掴むことができる。
スピーチライターという職業は、恥ずかしながら初めてちゃんと理解したが、偉大だ。
もっと言葉をしっかり学び、使うべきだと思った。
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アメリカ大統領であるオバマさんのスピーチライターをした当時24歳の著者の体験談。聴衆を引き込む、笑いを呼ぶ気の利いたスピーチを作成していた人物。本書のような文書を書く人だし、頭の回転が早いことが窺える。ホワイトハウスの様子も興味深く、いろんなことを教えてくれる。ホワイトハウスが舞台のドラマ『ホワイトハウス』(原題はウェスト・ウイング)と、実物との違いも紹介してくれる。アメリカ合衆国の官僚達の活躍の一旦を垣間見れた。
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言葉で遊ぼうとしているのかもしれませんが、まったく面白さを感じませんでした。オバマやアメリカ政治の違った側面とかを期待してはダメで、スピーチライター、著者自身の話です。
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上司(リットの場合大統領)への憧れ、不満、
自分の仕事への失敗、出来への不安…。
社会人ならみんな共感できるのでは?
そして、さすがスピーチライターである。
アメリカの政治に詳しくなくとも、
すんなり読めてしまうのだ。
ジョークも日本人にも分かるようなもので、
とても読みやすいしおもしろい。
私は407ページの写真の説明が何とも好きである。
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決して24歳の著者の成功物語ではない。
ごく普通の青年が、何の因果かオバマ大統領のスピーチライターになった。
もちろん偶然ではないし、本人の努力や才能や運もあったと思う。
しかし本書で書かれている内容はとても控え目で、等身大の24歳の青年が、そのままの目線で自らの仕事について描いている。
決してオバマ大統領を賛美することはない。
オバマ大統領も人間だ。イライラもするし、失敗もする。
しかしさすが黒人初の大統領だけあって、やっぱり普通じゃない。
大統領のスピーチライターはホワイトハウス内で何人もいて、彼はあくまで下っ端ライターだ。
書いたスピーチは何度となく書き直され、ほとんど褒められたことはない。
大統領と直接に話をしたのも、これだけ近くで数年間も働きながら、ほんの数回のようだ。(当然だ)
そんな彼のモチベーションは、決して権力欲でもなく、自分のキャリアアップのためではない。
当然にそういう下心も多少はあることを本書では包み隠さずに書いている。
しかし、やっぱりオバマの側近として、綺麗ごとではなく、
少しでもより良い世の中にするために働きたいと思っているのだ。
アメリカの中で不平等を無くしたい。
オバマが大統領に選出される前、イチ地方議員だった時のスピーチに触れそれに感動し、オバマ支援のために政治の世界に入りだす。
当時は「Change – Yes We Can!」がちょうど世間のツボにはまった時だ。
今までの保守的な考え方でなく、世界を変えていかねばならない。
過去のやり方で悪い面は変えていかなければいけない。
そういう考えに賛同した人々がオバマ支援に乗り出したのだ。
そして著者もその一人だったのだ。(白人であるにも関わらず)
彼のような人たちに、日が当たることは決してない。
しかし彼らがいたから、世界は少しだけ良い方向に向かって行けた。(と信じられる)
ゾーイ・リンのエピソードは、オバマの功績を端的に表している。
世界を変えるのは、年寄りではない。
そして大統領でもない。やはり若者なのだ。
それもごくごく普通の若者。
会社も同じだ。彼らのハートに火を点けることがものすごく大事なことなのだ。
そんなほっこりとする等身大の若者の物語だった。
(2020/5/31)
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読み始めは良かったが、文体が面倒くさい。著者とは話が合わないだろう。
オバマの熱狂のアメリカに当時住んでいた空気感は蘇ってきたけれども。
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2020年9月
泥臭くもがく若者の姿に感動した。リットは経歴を客観的に見るとかなりのエリートだ。しかし理想を抱いてがむしゃらに頑張ったり、天狗になってちょっとした失敗をしたり、時には満足のいく仕事ができたり…等身大の人間像が見えてくる。ホワイトハウスという組織の中でどうにもならない現実にじわじわとメンタルを削られながらも、彼は仲間とおそらくきっと何かをやり遂げた。イエス・ウィー・ディド
アメリカの文化をほとんど何も知らないわたしには新鮮な部分が多かった。「公平を期して言えば」という言い回しが何度も登場するのがアメリカ的な感じもする。
著者のおそらく得意分野であっただろう皮肉は著者自身にも他者に対するものと同じ温度感で向けられていて、面白い。まあそれが文章を分かりにくくさせている原因の一つのような気もするが。
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スピーチライターだけあってすべての章でフリオチが効いていて起承転結があり、「ジョーク」も多用され、面白い。「公務」に対する熱さ。医療保険を必要としている親子が重要な位置を占めていて印象的だった。