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癖のあるキャラが多くいるジョジョ、その中でも特に癖が強い岸辺露伴を短編という限られた尺で描くことができるのかと思ったのですが、そこは流石プロ。面白かったです。
ただ似たような話が多かった印象。
せっかくプロを集まっているなら、色んなジャンルの話があっても良かったと思うのですが。
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ジョジョアプリがあと数日で終了するので、この本は途中までで読了。
もっと早く終わるとわかってたら、コミックスより先に読んでたかもしれないので、残念。
・くしゃがら
くしゃがらという言葉に取り憑かれた人間の話。
「禁止用語だから(ヘブンズ・ドアでさえも)書き込めない」なら、なぜ編集者からもらった禁止リストには掲載されてたの…?
と思ったら、そこから始まってたのか。けど、目的がよくわからないなぁ。
まぁ、もしそれがウイルスのようなものと仮定して、ウイルスの存在意義を考えるだけ無駄なのかもしれないけど。存在すること自体が目的のような気もする。
・オカミサマ
現代版、「宝の下駄」。赤ん坊の描写も虫っぽいので、元ネタはそれかなと。
解決方法は意外だった。面白い。
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露伴先生×作家陣
ジョジョは大ファンだったので、お約束はばっちし。
普通の怪異譚としても、十分に面白い。
が、セリフやスタンドに関してはやはり原作読んでた方が馴染めるか。
作家陣の露伴先生愛を感じた。
「くしゃがら」北國バラッド
NHKドラマの原作。小説ならではの怖さになってる。
「Blackstar. 」吉上亮
都市伝説〈スパゲッティ・マン〉が写真の向こうから、視界の隅から、だんだん近付いてくる。
←ネットでの仮説は別のものが良かったように。
「血栞塗」宮本深礼
その図書館の本には、ときどき真っ赤な栞が挟まっているという。好奇心は猫を子どもを、そして漫画家を…。
←露伴先生にレファレンスサービスしたいっす。
「検閲方程式」維羽裕介
その超絶難度の方程式に私たちヒトは挑んできた。解が証明されたとき…。
「オカミサマ」北國バラッド
領収書の恐ろしいきり方、教えます。
露伴先生、大ピンチ!
←スタンドの特徴から、記憶に関する解決が多い。ので、この方法ビックリした。手に汗握りました。露伴先生、クール!
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凄く面白い短編だから読みやすい
伊坂幸太郎さん系統が好きなら好きそうな感じだと思います。岸辺露伴をかっこよく描けてる描写は最高。ただ、セリフがもうこれはしょうがないんだけどなんだか育つに感じてしまう。露伴自体すごくかっこいいヘブンズドア〜私も使えるようになったら最高なのにと感じてしまう
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北國ばらっどさんの作品が素晴らしいです。
岸辺露伴だけじゃなく、奇天烈で愛着が湧くキャラ、奇妙で不気味な話作り…
とくに、オカミサマは、傑作だと思います。
『時は金なり』……メインキーワードとなるこの言葉を物語の最初明示する際に、誠子が岸辺露伴に対しての感情を説明する際に使うので、
実際はものすごく重要なんだけど、さりげなく提示されてて無駄がない。
締めも素晴らしいですね……露伴が、これを機に少しは出費を抑えてみるか……とちょび反省する終わり。
ただ、奇妙なものに遭ったで終わるわけでなく、キャラクターの心境に影響を与えているところが、物語が生きている〜っ!て感じがします。
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テレビで高橋一生さんが、「原作のファンの方たちに、叱られないように…」と言ってたので、読みました。
マンガを小説に直すのは、場面の奥行きをどこまで説明するか?大変だったと思います。
小説して、面白かったです。
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ジョジョ詳しく知らなくても楽しめる ノベライズとしてはいい 読み物としても面白いけど セリフの言葉の使い方は 粗雑だと思うカタカナばっか 全体的に猟奇的 奇妙楽しくは読めた。しかし、人を選ぶヤンキーが無理な方には無理でしょう。露伴の描写は良い。
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あまり読まないジャンルなんだけど、ドラマが面白かったので読み始めたら、ハマった。漫画の方も読んだ。ジョジョも読みたくなってきた。
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作者が異なっているにも関わらずどの作品も岸辺露伴のキャラクターが損なわれずに描かれており、話のテンポもよく読みやすかった。
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作家さんがそれぞれ違うのに、全ての短編で岸辺露伴のイカレっぷりがいい塩梅で表現されてて凄いなと思ったし、どんな場面でもヘブンズドアーを駆使して乗り切れる精神力の強さもそれぞれの表現がされてて色んな露伴を知れた。
「くしゃがら」と「オカミサマ」の北國ばらっどさんは、言い回しがとってもジョジョで、臨場感があってよかった。生き生きした岸辺露伴。
短い中に露伴の「好奇心がわくと探求するのを止められない衝動」が詰まってて、「そうだよね〜〜!露伴ならそうだよね〜〜!!」ってなっちゃう。
スタンド能力じゃなくて都市伝説とか超常現象に首を突っ込む話なので、全体的にホラーチック。苦手な人は苦手かもしれない。けど四部自体が「日常に潜む悪、崩れる平穏」って感じの話だったから、この短編のテーマはとても合ってるなぁと思った。
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ジョジョの奇妙な冒険の登場人物・岸辺露伴が主人公のスピンオフ作品で短編小説集。
「くしゃがら」:本人も言っているが本当に露伴らしくない。だが、自分よりも熱狂してる人がいると自身は冷めるのは現実でもある。最後に謎の編集者の存在がじわりと恐怖感を演出していて上手い。
「Blackstar.」:スパゲッティ・マンは都市伝説だ。怪談は幽霊の話、だが都市伝説の多くは正体不明の存在が相手だ。謎の存在は人の恐怖心と好奇心を同居させる。自身の写真を見たいとダメが同居する。
「血栞塗」:好奇心は猫をも殺す。ダメと言われるとやりたくなる、だが多くの人は分別を付け妥協してある程度で止める。この2人越えてはいけない境界線を平然と越えているが、憧れていいの?これ?
「検閲方程式」:好奇心は猫をも殺すパート2。露伴の好奇心は超次元レベルに達している。それを方程式にしたら何か起きそうと好奇心一般レベルは思う。
「オカミサマ」:好奇心は猫をも殺すパート3。好奇心は~パート1、2と違って軽い気持ちでやって痛い目を見る。学習してよと思う反面、露伴はこうでなくちゃねと納得してしまう。だが、作品のために妥協しない姿勢はこれまでの経緯がアホみたいだが素敵だなと思った。
岸辺露伴は叫んでる。各話で叫んでる。ほぼほぼ自業自得でそうなっているが、ほぼほぼ死にかけてるから叫びたくもなるだろう。だが、岸辺露伴は妥協しない、自身がそれを許さない。危険を承知でいけるのは無謀か勇敢か、いこうとすら思えない自分は冷静か臆病か…考えてしまう。
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興味があって買ってみた。短編で読みやすく一つ一つが奇妙でスリルがあり面白い。露伴の描写がカッコよく魅力的。
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相変わらず猫をも殺す好奇心のせいで何度も死にかける露伴先生。
この間読んだ『戯れない』よりもこっちの方が好みかも。ホラー感がより強い気がする。
ドラマ化された「くしゃがら」、メリーさんの電話を彷彿とさせる「Blackstar. 」、対象を本にする〈ヘブンズ・ドアー〉と相性の良すぎるプロップが出てくる「血栞塗」、異色の壮大な世界観を持つ「検閲方程式」、〈債務と責任〉がテーマという、この中では最も大人的なストーリーの「オカミサマ」。
どれもエキセントリックかつビザーレで楽しめた。もっと長編で読んでみたい。
北國ばらっど氏の書く会話文が一番ジョジョっぽかった。
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戯れないより、叫ばないの方が個人的には面白いと感じました。中でもオカミサマや、血栞塗が面白かったです。短編なのでちょっとした合間にサクッと読めます。
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1話につき1回は叫んでいたけど、面白かった。
Blackstar.、血栞塗、検閲方式は好奇心、次元のようなテーマが被っていた気がする。
くしゃがら、オカミサマは日常の中で急に遭遇した奇妙な事件ぽさが出ていて良かった。
Blackstar.、検閲方式のように少しづつ真相に迫ったいく話は好き。
全体的に読みやすく、面白かった!