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2018/06/15読了。家庭教育の重要性について書かれた部分が良かった。正解というのはなくて、親が自分にできることを子供に合わせて伝えていくのが良いのだろう、とボンヤリ考えている。
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今よく聞かれる発達障害。自分にも当てはまる部分があるが、ここまで自己分析が完璧なのは、障害が完全に乗り越えてる。
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ブレない子育て 発達障害の子、「栗原類」を伸ばした母の手記。栗原泉先生の著書。発達障害や精神障害の子供を持つ保護者や発達障害や精神障害の子供と接する機会のある学校関係者すべてにとって参考になる良書であると思います。
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かなり手放したと思っていた「ねば」「べき」が、まだまだ残っていることに改めて気付いた。
その当たり前は、誰のもの?
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モデル、俳優栗原類の母、泉の子育てに関するエッセイ。
栗原類は発達障害であることを自身が表明して、本も出している。この本はその類をどのように育てたか、いや育てているかを綴っている。
結婚せずに類を出産し、シングルマザーとして今まで育ててきた著者の母親としての強さと愛情をまず感じる。定型発達の子どもを育てることも大変であるのになおかつ、母親一人で、発達障害のある子供をよくぞここまで、と感嘆する。
また類の才能を発掘し育み、なんとか自立した成人として生きていけるように今もなお、子育ての最中である。
この本は発達障害のある子供の子育て法や子育て論ではない。定型発達の子供の子育ても同じである。要はそれぞれの子供の特性や個性を見極め、子供と対峙して将来を考えながら、愛情を込めて育てていくということだろう。
「ブレない」とはいい題名である。子育てとは(特に第一子は)自分の経験がないことなので、周りに振り回されやすい。そうではなく、やはりその子供と向き合って、この子にとって何が一番かを探り出し、常識や規範にあまりに縛られないことも必要だろうと私自身の育児体験を振り返りながら思った。
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発達障害についてなんの知識もなく、栗原類が発達障害だということも知らなかったが、純粋に男の子ママの育児本として面白かった。また、アメリカと日本で子育てに関する考え方の違いは興味深い。
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経験談の一つとして、参考になることは多い。ただ、環境が特殊であることは間違いなく、そういう面ではどうなのだろうか?という疑問はある。
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発達障害、そうなのか程度にしか理解できない。でも親は違う、その子が自立できるまでは死ねない。自立するまでの道筋も半端ではないだろう、でもそうしたことにも意味がある。と思いたい!
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ADDの栗原類の親の子育て本。著者もADHDの診断を受けており、発達障害の親による子育ての本という意味でも貴重だと思う。(子どもが発達障害という発信はよくあるが逆はなかなか少ない)
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泉さんご自身も発達障害で、ご両親も今でいうところの「毒親」。ご苦労が多かっただろうに悲観的にならずにとても冷静に分析して人生設計と子育てをなさっている。
子育てのノウハウが載っているわけではなく、あくまで類君の場合というスタンスで書かれているので参考になるかならないかは読みとり方しだいだけど、子育てに対する覚悟のようなもの(それがブレないということになるのかも)が素晴らしい。例えば、子どもにとってのベストな選択や環境は探すけれど、最終的には子どもの判断に任せるという部分。わかっていてもこれがなかなか難しい。ついつい「こっちの方がいいよ」と誘導しがちだ。けれど泉さんは類君の選択を否定しない。「向き」「不向き」ではなく継続して「頑張れそう」なことなら困難があっても大丈夫だと考えている。必要なら手はさしのべるけれど、自立の邪魔はしないというこのさじ加減は見習いたい。
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俳優 栗原類のお母さんの子育てに関わるエッセイ。
正しいとか間違っているとかではなく、自分がどう考えるか、ということを大切にしている点が印象に残った。
類君にとってはこの接し方は幸せな結果になったのではないかと思う。
日本、アメリカどちらでも育っているが、どちらもそれなりに制約があり、息苦しい。
発達障害に対する意識が進んでいるアメリカに行ったことはやはり大きいと思う。
日本の常識はアメリカでは常識ではない、逆にアメリカの常識も日本の常識ではない。
マイノリティーは、当然だがメジャーじゃないということ。
日本、アメリカを比べることで、「メジャーの作った”常識”からはずれることは問題ではない」ことを知れた。
世間の常識を疑えることは大きいと思う。
行動し、体得していくお母様の潔さがすがすがしい本。
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#読了 2022.5.10
息子栗原類さんの本に続いて。
いやもうほんとにすごい。図書館で借りた本なので、改めて購入しようと思う。私の子育てバイブルだ。
栗原泉さんご本人も発達障害だと診断されたらしいが、非常にクレバーな人という印象。必要だと思えば勉強し、スルスルと知識を蓄積していく。そして知識だけでなく、一般常識や固定概念にとらわれない目線で、一貫した社会性・人間性を丁寧に伝えていく。どうしてそんな発想に辿り着くのかと感嘆することも多かった。日本と海外、両方で働いた経験からくる視野の広さや異文化の捉え方なども影響しているように思う。
発達障害の子をどのように育てたか、接したか、サポートしたか、ということが書かれているが、定型発達児にも必要なことをより丁寧に根気強く伝えている点において、どんな親にも必要なことがたくさん書かれていた。
「子どもには幸せになってほしい」という願いは親ならば当たり前にある想いだと思う。でもそれのために具体的に何をするのかってなるとすごく難しい。こうした方がよりいい方向に行くのでは?とサポートしたい反面、やりすぎれば親のエゴだろうし、だからといって道を外してほしくもない。正解は無い。でも間違いはある。子育ては難儀ですわ。
余談ですが。
栗原類さんの著書を読んだとき、何よりこの母親はどんな幼少期を過ごしてこのような考え方ができるようになったのだろうと気になった。その答えがここにあった。家庭環境に共感するところもあって、今更ながら救われる内容もあって思わず涙がこぼれた。そうだよね。親を憎んだっていいんだよね。
◆内容紹介◆
我が子に今必要なものは? じっくり観察する、親子で乗り越える。発達障害を公表した、モデルで俳優の「栗原類」氏(23)の母が、自身も発達障害と告知されながら、シングルマザーとして、我が子をどのように育て、導いてきたかがわかる、感動の手記。
「類が8歳のとき、NYで発達障害だと診断されて、どんな弱点や苦手があるのか、じっくり観察するところから、私の発達障害の勉強と理解は始まりました。」(本文より)
類氏の小学1年での留年や、帰国後中学での不登校、高校受験の失敗など、様々な困難や壁を乗り越えながら、「ネガティブすぎるイケメン」として注目を浴び、モデル・俳優として歩み始めるようになった現在まで、傍らで常にサポートしてきた。2016年に発表した類氏の自伝的著書、『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』(KADOKAWA)は15万部のベストセラーとなった。本書では、母の泉氏が試行錯誤しながら実践してきた、ブレない子育てのための「8つのマイルール」を書き下ろした。発達障害の子育てに限らず、すべての子育てに役立つヒントが満載。母を誰よりも信頼する息子「類氏」との対談も収録。
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視野の広さと、選択する判断の鋭さ、そして潔さというか強い覚悟を感じた。子供を成人するまで育てた人の言葉は説得力があるなと思う。
【学びメモ】
・泉さんの両親の対応は反面教師にした。世間体を気にして本人と向き合わない。塾に通わせたのに受験させないという一貫性の無さ。怒鳴る。言葉遣いが荒い。
・周りから言われる雑音に振り回されないよう、知識を持つ。医学博士の育児書を読む。信頼できる専門家の相談相手を持つ。
・向き不向きでなく、「何なら頑張れそうか」を見つける。
・頑張らせることの優先順位を決める。みんながやっているからという理由で選択しない。勉強よりキャリアを優先する場合もある。
・子どもと一緒に学ぶ姿勢を見せる。塾ではなく親子の勉強旅行に費用をあてた。
・アメリカでは、子供を下に見るのでなく対等な存在として見る。だから丁寧な言葉で頼むし、感謝や褒める言葉をたくさん使う。
・教えたい行動規範などは繰り返し伝え続ける。学校の先生にも、すぐに変わらないのは承知の上で、要望を伝え続ける。
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海外の、特にアメリカの教育システムと日本とのギャップに衝撃を受けた。特に、日本におけるリーダーシップの育成欠如は大きな問題だと思う。
まずは、大人が教育機関に積極的に関わっていくべきで、日本のように役員逃れをしている状態を改善していくべきなのだろう。
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文章が好き ◯
作品全体の雰囲気が好き ◯
内容結末に納得がいった ◯
また読みたい ◯
その他
読んでいて伝わってくる、芯の強さ。
私もこうありたい、と思う。
付箋いっぱいつけて読みました。