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事実の検証はともかくとして、史実に残る資料から脳神経外科的な見地で死亡理由なり、その時の症状を分析。ヤマトノタケルからリタヘイワースまで本当にいたかも???な著名人物に対し書かれている。著者のユーモアも交えて書かれており楽しく読めた。
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なかなか面白かったです。ヤマトタケル…ギラン・バレー症候群は本当かな?と思いつつ、
ジャンヌダルク、ドストエフスキーの側頭葉てんかんに神様の存在に想いを馳せ、
徳川吉宗の失語症には大の日本史苦手の私も少しは興味がわき、
ルーズヴェルトは高血圧性脳出血、ヒトラーはパーキンソン病と世界を揺るがした
人物たちも健康ではないのかと健康のありがたみを感じました。
ルーズヴェルトが健康(もともとポリオにより下肢が麻痺していたので
健康ではないのですが…)だったなら世界はいまどうなっていたのか…
医学の進歩は目を見張るばかりですね。。
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たまたま新刊コーナーにあったものを読了。
クレオパトラのヘビ毒による自殺、ローママキシミリアン帝の巨人症、日本武尊のギランバレー症候群、ジャンヌダルクの側頭葉てんかんなどの歴史上の人物の症状を推測することと近現代のヒトラーのパーキンソン病、ワイマールの認知症、毛沢東のALSなど指導者の末期にその判断力を鈍らせた病気を診断する。独裁者がかかるとろくなことにならないこととそうなってしまう独裁政治のリスクがわかる。
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認知症は、以前は痴呆と呼ばれていたそうです。近年、痴呆ということばを聞かなくなった理由がわかりました。
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人が生物である以上、精神面だけでなく体調面も強く歴史に対して作用する。こうして科学的考察とともに、神秘のベール(英雄的行為やその反対)ははがされていくのだろう。
一つ言えるのは、コブラ毒では死にたくない。
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ヒトラーのパーキンソン病と
ヒトラーを首相にした
ヒンデンブルクの認知症なんかは
これは まさに世界の運命を決めてしまった病気ですね・・
近現代の指導者の病については
興味深く読めました
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古代〜近世の英雄、〜現代の指導者、世界的有名人の病とその症状、行動。巨人症のマキシミリアン皇帝から、パンチドランカー症候群のモハメドアリまで。
歴史に名を残した英雄や偉人って、病気に罹らない、というか病気じゃないから英雄になれたんだと思っていましたが、そうじゃなかったんだと知りました。高齢の政治家や経営者ってやばいじゃん。