投稿元:
レビューを見る
小説で楽しみながらデータ構造・アルゴリズムを学べる、という触れ込みだが、正直アメリカンジョークが多過ぎて本当に大事なことが埋もれてしまっている。ストーリー仕立てなので、データ構造とアルゴリズムの具体的な応用例が出てくる点は、普通の専門書よりイメージしやすくて良かった。
本の中で紹介されているデータ構造・アルゴリズムは、
・配列
・二分探索
・幅優先探索
・深さ優先探索
・スタック
・キュー
・並列探索
・反復深化
・転置インデックス
・二分探索木
・トライ木
・最良優先探索
・優先キュー
・ヒープ
投稿元:
レビューを見る
データ構造と探索アルゴリズムについて小説形式で書かれた本。
ファンタジーの世界観だけど、正直いまいちどういう世界観が分かりづらかった。ファンタジー小説(とくに翻訳本)というのはどうにも分かりづらい。自分が想像力ないというのもあるだろうけど。
その世界観というのが、都合よくデータ構造やアルゴリズムの説明をするのによくできた世界で、逆に分かりづらい。もし、データ構造と探索アルゴリズムについて書きたいなら小説形式である必要はないだろと思えるぐらい。
個人的にはもうちょっと、現実世界に似た世界だったらよかった。
投稿元:
レビューを見る
ストーリーの中でアルゴリズムとデータ構造をわかりやすく伝えよう、という心意気は買う。
しかし、いかんせん冗長にすぎる。
スタック/キューあたりはなかなか優れた喩えだと思ったし
二分探索木もうまくストーリーと絡めていてなるほどと思った。
しかしmaxヒープのあたりはさすがに苦しすぎるし
最良探索なども平易に説明しようとしすぎて逆によくわからなくなっている。
目指すべき「門外漢が興味を持つ」「門外漢でもわかる」を達成するにはストーリーがちぐはぐだし、「アルゴリズム図鑑」ほどにわかりやすいわけでもない。
投稿元:
レビューを見る
物語はファンタジーな世界観を舞台に進んでいく。その物語の中でアルゴリズムについての説明がされている。アルゴリズムを学びたいという人には、最初の取っ掛かりになる本。ここから、より詳しい情報に進んでるいけると思う。
投稿元:
レビューを見る
データの構造と探索アルゴリズムを探偵小説になぞらえて解説しちゃう。
らしいけど・・・
「白と黒のとびら」とか読んだ後だと、小説としても解説内容としてもあまりにも差がぶっちぎりにあり過ぎて。
投稿元:
レビューを見る
警察をクビになった私立探偵の主人公の元に、警察から捜査の依頼が届くところから物語が始まる。
アルゴリズムやプログラミングの初心者にオススメできる本だと良いな、と思ったけど、いきなりこれが導入地点、は厳しいかも、感が少し。
そして進み方が似ている(ような気のする)「数の悪魔」を読み返したくなった。