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イヤミスさもあるけど、すごく読みやすい。サクサク読めるけど、最初のつきまといエピソードだけ一点二転三転四転…してくからちょっと読みづらさはあったけど。きちんとプロローグからエピローグの伏線もすき。エンタメ感あってよいです。
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再読。
内容も以前に読だことすら覚えていなかった。
2019.2.17
ストーカーをテーマーにした連作短編集。
加害者と被害者は紙一重。
二転三転する展開はいつものことながら、最近の著者の作品としてはわかりやすかった。
ラストのオチも流石、素晴らしい。
(図書館)
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そんなにイヤミス度が濃いようには感じなかった。(麻痺してるかも)
ストーカー被害を訴える人が実は加害者、というゆがみの構図は納得だが、登場人物が多く、時系列も複雑になり、ごちゃごちゃしてわかりにくかったかも。
でも今までなんとなく敬遠して、この作者の作品を読むのは2作目なのだが、面白かったのでこれからは読もうかなという気持ちになった。
原田真二の「キャンディ」の歌詞の解釈はとても興味深かった。当時からなんか爽やかに歌うくせに、内容がエロくておかしいなと思っていたが、スッキリした。(レイプ、殺害までとは!)
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いやミス度はそんな高くない。誰が本当のストーカーなのか殺人者なのか。隠そうとし過ぎてわかりにくかったり、ドンデン返し狙い過ぎてたりって印象。
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ストーカー案件の連作短編集。真梨先生お得意の人と人とが繋がって事件の真相が見えてくるやつ。でも今回はあんまりあっこの人があの時の!の快感はなかったなぁ。ただまあストーカーたちの書き方はいやらしくてこわい。最終的に何も解決はしていない。
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はじめて真梨幸子さんのお話を読みました。もっと内容が濃いのかと思ったら意外とサラッと読めてしまって肩透かし食らった感じ。
登場人物が多いのに話があちこち飛んで、しかも時間軸も飛び飛びで、読み手を混乱させるための手法としてわざとそういう流れにしてるのかもしれないけれど、このお話に関しては登場人物とそれにまつわる事件も多いため、最後にまとめて事件の全容を明らかにするっていう流れは、ちょっと読み手に忍耐が必要だったかな…と。途中で読むのやめたくなったので。
頑張って最後まで読んだ割に終わりかたも「え?」って感じで、言いたいことはわかるけど、引っ張り過ぎたわりに未解決事件そのまま?って、ちょっとびっくりしました。
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ストーカーをテーマにした連作ミステリ。やはりというかなんというか、これでもかってほどのイヤミス度全開。登場する人物、どいつもこいつも頭おかしい! でもなーんか惹きつけられるんだよねえ。こういうの、自分に現実的な関りがなければ楽しめるものですね。
それぞれ別の物語のように思え、しかし実はやはり繋がっていたのか、という部分があって最後まで楽しめます。お気に入りは「ファン」。このラストがあまりに怖いったら。もし本当にそうだったとしたら……最強のストーキングだよねえ。
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自己顕示欲の塊となって、ブログに日々よしなしごとを綴るダメンズ女、離婚したパートナーの動向チェックに余念がない元妻、ささいなことで恨みを募らせていく反社会性パーソナリティ障害の元同僚、妄想を暴走させてSNSを炎上させるアイドルオタク…ふとした日常の違和感、感情の掛け違いから、妄執に取り憑かれていく男女たち。詐欺、ストーカー、リベンジポルノ、盗撮、盗聴…「愛」という大義の下の暴力を、イヤミスの女王が執拗にあぶり出す!
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さまざまな立場のツキマトイが描かれていて、そのどれもがいつ現実になってもちっとも不思議ではないものばかりなので、背筋が寒くなる。しかも、本作では、それが奇妙に連鎖していて、つきまとわれているのかつきまとっているのか、時に判然としなくなる。一方的な言い分だけで判断してはいけないと、そこも恐ろしくなる。人は、自分に都合のいい理屈で行動するものなのである。充分厭な気分にさせらた後、そこに待っているのはさらに厭な事実だった。いい加減にして!と叫びたくなる一冊である。
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さささーっと読んでしまった。もちろん面白かったけど、色々繋がるとこをじっくり感じながら読みたかった。
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読み終わると鳥肌立ちます・・・
ストーカー≒ツキマトウ
人間は誰しもストーカーの気質は持っている。ただある一線は越えないように倫理が働く。でも、制御できないものは太古の昔から存在したし、ストーカーという言葉、定義がなかっただけ。。。
一周回って返ってくる・・・あなたの隣の人は、実は誰かのストーカーで、あなたはその誰かの誰かの誰かが、ストーカーされているかも知れない。。。
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点数付けるとしたら…期待高まった後の後半減速より4点ぐらいなんだけど、前半の「やっぱり真梨さんだよねー」の期待値とわくわく感がハンパなく、5点なのかしら。
ストーカー事件で繋がる短編集。やけに深読みしまくったので「ミュール」がややこしくて二度読みしてしまった。前の前の妻、というのが未だ謎。「先生」の正体はすぐにわかる。「シイク」の対象もすぐにわかる。最初の話の続きを最後に持ってきたのはうまい。だから、プロローグの被害者親子がまたどこかで出てくるはずだと睨んだのは考えすぎでした…。
早く次の新作出ないかな?
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他人のことばかり気になるってつまらないだろうなぁ。自分のことが全然できないような気がする。それでもやめられないんだろうけどね〜。そこまで、他人に夢中になれるってある意味すごい。その情熱をどうにかほかへ向けるといいことあるかもよ!?
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NHKまいあさラジオ著者からの手紙コーナーで紹介。すぐ借りて読んでみたが、イヤミスってこういうの?得も言われぬいやーな気分になり挫折。
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真梨幸子さんの作品が好きです。ただ、最近はどんでん返しをしようと力が入っているような気がします。真梨さんの細やかな心理描写や、狂気にいたるまでの論理展開がとても好きなので、次作はそういうのが読めたらうれしいなあと思います。
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一気読みしなかったからイマイチ話がちゃんと繋がらず、面白さがやや減。もったいないことした…でも話の作り自体はとっても面白かったし、別の作品とのリンクもあって楽しめた。もちろん、しっかりイヤミス。