0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
レビュー高いし、作者で買ってみた。
だけど、肌に合わなかったな。
そんなに流行るテーマではなさそう?
2巻は買うほどでないかなあ。
投稿元:
レビューを見る
のちに北条早雲となって関東を制覇する北条家の祖となる伊勢新九郎の少年期からはじまる大河歴史マンガ。1巻の時点ではまだ元服前の(千代丸)新九郎から見た京都時代の伊勢一族の様子と応仁の乱前夜の様子が描かれる。
主人公がまだ子供であるということを利点にして諸勢力の人びとを人柄から丁寧に描いているのが見事。まだわかりやすい山名宗全と比べて人柄が想像しにくい(政治家っぽい)細川勝元の人間性、そして彼も含めて乱の時代にはみんな先の見えない情勢の中を必死に駆け回っていたということが伝わってくる。
室町時代、特に応仁の乱の頃は政治も人間関係も入り組んでいてわかりにくいというのはよく言われるが、少なくともみんな必死に生きていたのだ。
畠山義就や朝倉孝景などもどう描かれるか気になるし、新九郎にとって運命の女性である伊都もかわいくて今後が期待できる。
投稿元:
レビューを見る
ずっと前の「ヤマトタケルの冒険」的なノリと「パトレイバー」の人間ドラマで描く伊勢新九郎の物語。今後の展開が楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
ゆうきまさみの新作は、北条早雲こと伊勢新九郎一代記。
物語は応仁の乱直前の京都から始まります。主人公・北条早雲の若かりし頃、元服前の伊勢千代丸が、山名宗全と細川勝元という当時の京都に巣くう鵺を見て、何を思い学ぶのか。それが、後々の関東での下剋上へとつながっていくんだろうなぁ。
アクの強い登場人物しか出てこないだろうこの先で、後の北条早雲、伊勢新九郎がどうやって時代をかけていくのか、駆け上がっていくのかですよ。
投稿元:
レビューを見る
めちゃめちゃ面白かった!
官職名に名前のルビを振ったり、工夫しているなあと。個人的な好みを言えば、英語は使ってほしくなかったけど。
これ大河ドラマにしてほしい。
投稿元:
レビューを見る
ゆうきまさみ先生がナニをトチ狂ったか「室町時代」に材を取り、当時のぐちゃぐちゃを描く。
いはゆる普通の歴史物に、安彦良和~坂口尚系の「少年が、目の前の汚い大人の横暴に振り回される」と言ふのがあるが、今のところその辺へ喧嘩売ってる感じ。まづ
「伊勢新九郎 三十八歳!!」
がでて、その主君が代る度に右往左往させられるをっさんの若かった頃が展開。当時は、伊勢家と言へばそこそこなサーヴァイブがまぁできたといふので、皆さんいろいろ苦労し、千代丸十一歳はその中で辛酸を舐めまくる。
「一休さんにでてくる新右衛門さんの」といふレトリックが妥当なのかが、うーん。
投稿元:
レビューを見る
最初に読んだ時は、登場人物の難しさについていけなかったが、じっくり読むと面白い。
二巻以降も読み直そう。
投稿元:
レビューを見る
ハマダ的には”究極超人あ~る”以来のゆうきまさみ作品♪
(パトレイバーは途中で挫折したw)
ただでさえとっつきにくくて分かりにくい室町戦国期をどのように
描いてくれるのか楽しみなんですが、この掲載ペースでは
1巻冒頭のシーンまであとどれくらいかかるのか・・・。
投稿元:
レビューを見る
おでかけにはポカリお忘れなく。
角の自販機でコーヒーを。
みたいなノリだなあと読み進んでいけば、やっぱりそのとおりでした。見事に室町時代感がなくって、撮影が終わったら白い幕の向こうにサンドイッチや飲み物が置いてあってみんなで食べるんでしょう?みたいな。
だってゆうきまさみだものーっ
愚痴を言わせてもらえれば、主人公以外の区別がほぼつかなくって誰が誰だかわからないのが難点かも。あ、山名宗全は区別ついた!
投稿元:
レビューを見る
ゆうきまさみさんの新作は、なんと歴史物でした。
そもそも、郷土や歴史に興味がなければ別ですが、神奈川県民であれば「伊勢新九郎」と聞けば、何者かはわかるのではなかろうかと思います。
そう、戦国大名「北条早雲」であります。
戦国好きにとっては、戦国大名の先駆けである彼は、その謎めいたところも相俟って、なかなかの人気者ですが、一般的には「教科書にちょこっと出てくる」レベルの知名度ですよね。
ということで、なんでまた、そこに注目したのかはよくわかりませんが、解説なんかも入って読みやすい作りになってますし、個人的には大好きなジャンルなので期待大です。
1巻は、文政の政変から始まって、いよいよ応仁の乱が始まるというところ。
新九郎が幕臣になるのはもう少し後なので、次巻以降どういう流れになるのか、楽しみです。とりあえず、キーマンであるお姉ちゃんの嫁入りですかね。
投稿元:
レビューを見る
伊勢新九郎(のちの北条早雲)の若い頃を描いた歴史コミック。室町時代中盤の京都や関東の様子をリアルに描いていて面白い。
投稿元:
レビューを見る
やっと買ったぜ、やっと読んだぜ。
チョイと説明が多いけど、流石のベテラン、読みやすい。
時代物なんだけど、矢張り漫画にするなら、この絵柄なら現代の言葉でスパッと語らせるほうが読みやすいね。もっと劇画調の作者なら古語の方が感じ出るんだろうけど、ゆうきまさみのタッチで描くのであればコッチだろうね。
あ、面白かったです。やっぱり。
投稿元:
レビューを見る
うちの一族にとって「北条」と名の付くものは全て不倶戴天の仇敵であり『信長の野望』プレイして、優秀な人材を捕縛しても必ず誅殺していた俺様です。ここで北条早雲一代記を読むことになろうとは…ゆうき先生も罪なお人だ。少年期の「千代丸」の目を通した、応仁の乱前夜の京都。今にも豪雨になるんじゃないか、と思わせる不穏な雲行きのもと、千代丸の家・伊勢家を中心に、複雑怪奇な勢力地図が描かれます。両親は一日にして権勢を失い、逐電を余儀なくされたりするし。この後、ガチでぶつかる山名宗全と細川勝元の描き方が、とても興味深かった。
投稿元:
レビューを見る
ゆうき先生の時代劇。まだ主人公も元服前で、長い長い大河物語のまだほんのプロローグと言った所。
今はまだ、側室腹で田舎でのびのび育てられた千代丸(後の伊勢新九郎→北条早雲)が、正式に足利将軍家に仕える伊勢一族の一員として迎えられ、早々に権謀術数の渦に翻弄される過程から、読者も応仁の乱前夜の社会情勢を追体験して行く感じで物語が進められている。
所々に現代のカタカナ語が使われていたり、登場人物がいきなりホワイトボードよろしく簾を使って説明を始めたりというお遊び場面は、どこか手塚治虫を彷彿とさせる。
幼いながら利発で洞察力も度胸も兼ね備えた主人公が、京の都から如何にして関東の地に風雲をもたらすのか? 次の展開が楽しみで仕方がない。
投稿元:
レビューを見る
ゆうきまさみさん的大河ドラマ、開幕!
思えば、政治的な要素は『パトレイバー』や
『鉄腕バーディー』の頃からだいぶありましたが、
今回は歴史ものだけに、より濃厚さを増した感じです。
舞台背景の難しさ、主人公の境遇の難しさ、
名前や官職の難しさなど、やや取っつきにくい部分も
ありますが、現代的なことばやギミックを
さりげなく挟み込むミスマッチの妙と、
ゆうきさんらしい語り口の軽快さで、
敷居はやや下がっていますね。
先は長そうな物語ですが、どうなりますやら!(^^)