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任侠シリーズ第4弾。今回は、銭湯の再建。
再建の場面はわりとあっさり。
むしろ、銭湯は公共であり、その必要性を説く理由に重点が置かれている。
シャワーではなく湯船に浸かって疲れをとる、今の日本人にはオンオフの切り替え、メリハリが必要というはその通り。
決して儲かるはずのないのに経営が成り立つ銭湯の裏事情や皆で道後温泉に行く場面も面白かった。
(図書館)
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任侠シリーズ4作目の本。おもしろくて、すぐにシリーズの他の本を図書館で借りてしまったほど。任侠といっても手荒な場面は無く、組長は困った人をほっとけない人の良い人格者だし、子分も個性的!今回、組長に持ち込まれたのは潰れかかった銭湯の再建。銭湯の勉強と組の福利厚生?のため一家総出で道後温泉への2泊の旅!実際にこんな常識的なヤクザはいるわけないと分かっていても、つい「頑張れ!」と応援したくなる。暑い日が続く中、クーラーの効いた部屋で寝っ転がって気楽に読むのにピッタリの本!
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好きなシリーズなので登場人物にも愛着がでて着た。憎めないキャラクターたちがチームワーク良く問題解決していくのが爽快。あまりにも平和なので極道らしい骨太な作品に登場するのも見てみたい。
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任侠シリーズ第四弾。阿岐本組が立て直すのは、銭湯!
カタギのみなさんにご迷惑はかけません。阿岐本の親分の手際の良さに今回もほれぼれ。街のお風呂やさんは日本人の心のよりどころだったのだね。なくしてはいけないもの、それがお風呂やさんにはあったのだね。
しかし銭湯業にこんなにもいろんな優遇があるなんて、びっくりだ。
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今回もとっても面白くてスッキリした。
親分さんじゃないけど、今の日本にはこういう小説が必要なんじゃないか。
苦労性の日村さんも大好きだし、何より親分さんの賢さときっぷのよさと、あったかさが最高。
本当に阿岐本組があったら、相手はヤクザだから、住む世界が違うので関わっちゃぁいけねぇとお二人には言われるだろうが、ぜひとも、お近づきになりたい。
この巻出たばっかりだけど、早く、次がでないかなぁ。
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今時こんなヤクザさんいないでしょう!って思いながら楽しく読みました。『古き良き日本』の心を思い出させてくれます。今日は久しぶりに湯船に浸かってのんびりしようと思います(^ω^)
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任侠シリーズ第4弾。
今度の舞台は銭湯の立て直しに阿岐本組が立ち向かう。
日村さんが突然の自由を満喫するのに苦労するのが笑えた。
銭湯がそんなに優遇されているとは知らなかった。
ちょっと上手くいきすぎな気もするけど、なんかこんな極道なら悪くないなと思ってしまう。
次はなんだろうか、楽しみ。
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任侠シリーズ。今回は銭湯の経営改革……ってなんでだ、と思ったのですが。うーむ、言われてみれば銭湯って大事な日本の文化なのかも、とも思えてきました。行ったことはないんですけどねえ。
阿岐本の言うことにはいちいちごもっとも!と思わされてしまいます。そして彼を慕ってついてゆく周りの人たちも実に素敵。ヤクザではあっても、こういう人たちは世の中に必要なんじゃないかなあ、と。いや、もちろん現実にはなかなかいないでしょうけど(苦笑)。確かにいくら暴対法とかやっても、悪い人間がいなくなるわけじゃないものなあ。
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「とせい」「任侠学園」「任侠病院」に続く、阿岐本組シリーズ第4弾。
今回は銭湯の経営再建のシノギの話。
道楽気分で請け負う阿岐本とため息をつく代貸・日村。
赤坂の檜湯を巡り、利権に絡む政治家やマル暴刑事、代々銭湯を営んできた家族の絆。
日本の心である公衆浴場という文化を通し、生活に余裕を持って生きてほしいという阿岐本の思いは実現するのか。
もう少し、奇抜なアイデアで、お~!となりたかったような。
でもこのシリーズ好きです。
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今回もほっこりと読了。任侠モノなのに形容がおかしいかもしれないけれど、ほっこりするから仕方ない。トントンと話が進みすぎるし、どこまで一民間人に肩入れするんだろう、と思うけれど、阿岐本さんだから仕方ない。日村さんもそろそろ諦めた方が良いと思う。序盤の「やりたくないなぁ、でもやるんだろうなぁ、どうにか流れないかなぁ」の心境が毎回過ぎて面白いです。その道の人なのに諦め悪い・・・(笑)
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日村たち自身の銭湯研修だけで半分以上かかってしまい、檜湯の改革がちょびっとしかなかったので物足りなかった。内容がとても良いので余計に消化不良に感じてしまった。
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今野作品らしく読みやすく、さらっと読める。
阿岐本のオヤジの優しいだけでは無く、格を感じられてやっぱりヤ○ザは怖い存在だなと思った。
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図書館で借りた本。
今回、甘糟さんがほとんど出てなくて、ちょっとガッカリ。でも阿岐本親分大活躍で、安心して読み進めることが出来た。
タイトル通り、今回は昔ながらの銭湯を立て直す。道後温泉も出てきて、懐かしかった。
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任侠シリーズ最新作。
今回はいわゆる昔ながらの銭湯の立て直し。
しかし今回は何となく胡散臭い。
現場を見てみようとすると所轄のマル暴刑事が嫌がらせをしてくるし、肝心の経営者に立て直しの本気度が感じられない。
なんだか裏がありそうで、阿岐本組、ハメられてしまったか…と心配していたが、親分の方が一枚も二枚も上であった。ホンワカしているようでやっぱりそこは任侠の世界を渡ってきた男、でもドスを効かせるわけでも暴力に訴えるでもなく、あくまでも落ち着いて話をするところが親分らしいところ。
肝心の立て直しは終盤にちょこっとあるだけでスイスイと進む。結局は組織の団結、みんなの気持ちが一つになって立て直そうという同じ方向に向くことという、実にシンプルな結論だが、そこが一番難しいところかも知れない。
もちろんこの小説のように、気持ちだけで立て直せるほど経営は簡単なものではないだろうが、今野作品だからこれで良し。
中間管理職の悲哀を感じさせる日村も久しぶりにのんびり出来たようで良かった。
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任侠シリーズ。
第四弾みたいだけど、シリーズ初読。
ヤクザが銭湯を立て直すって内容だけど、軽すぎる。
あっさり解決しすぎだし、都合良すぎていまいち。