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苦労を辛いと思わない彼らの気持ちが成功を呼ぶ。人に愛されることを知ったビス丸の成長が嬉しい。直樹君と出会えて本当に良かったね。なんてわがままな犬だと思っていたら、飼い主のせいでもあったのね。
生き物を飼うことがあったらきちんと世話をして、何よりも愛していきたいな。
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スクランブル交差点でバラバラになってしまった救出チーム。謎の「タワー」を目指し必死の旅を続ける七匹が、再び集結し、タミーを見つけ出す日は来るか?
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ワクワク、ドキドキ、ハラハラの連続!かれらが動物なんだということもほとんど忘れて、少年たちの冒険を追いかけているみたいだった。
遠く海のそばの倉庫に捕らえられたタミーを助けるべく、東京横断を敢行するタータ兄弟たち。リル、キッドたち空からの目という大きな助けを得て、思慮深いマクダフと行動力抜群のビス丸も一緒になっての大冒険。
上巻ではまだ時折衝突や不和も見られたけれど、渋谷のスクランブル交差点でバラバラになって以降、それぞれが試練を乗り越えてタミーのもとへ駆けつけようと必死になる様子はまさに「成長」。レインボーブリッジで再会したときのみんなの感動が、そこまで入れ込んで読んでいた分、わーっと伝わってきてとても良かった。
タミーの救出劇もなかなかアクロバティックでマルコが意外な活躍を見せたりもするのだけど、やっぱり到着するまでの道中が面白かったなぁ。
あと、ビス丸が直樹に出会って、生き直すといっていいくらいの変化があるところ・・・簡潔に語られたその後の話も含めて、もう、ビス丸ほんと良かったね!
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さらわれたレトリーバー、タミー救出隊の苦難が続く。
前巻で、渋谷のスクランブル交差点で、一行が救出隊が散り散りになった。
東京タワーで落ち合う――はずが、地下鉄サムの早とちりでスカイツリーに行ってしまう三匹のネズミたち。
食あたりで苦しむビス丸は、直樹家族に保護される。
やっとのことでの再会。
やっとのことでのタミーの囚われの倉庫到着。
緻密なマグダフの計略も、失敗する。
最後の最後までハラハラする。
へっぽこ詩人で、スズメのリルに一目ぼれした地下鉄サムをはじめ、本当に動物たちの個性が豊か。
その中でも、アルコールの禁断症状にさいなまれるネズミのマルコは、すこし異色で心に残る。
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上からさらに色々な危機がありながら、えっ!?えっ!?と思う展開であったり、救出劇も映画さながら(笑)
生きることそれ自体が途方もなく素敵な大冒険にしかほかならない。
これは、この本の名句です!!
途中の挿絵もサイコーでした〜