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いい作品だった。
どんでん返しとか騙されたとか言う感じで言えば、才羽さんの前回の作品の方がいい感じだけど、明日以降未来を描く作品としてはいい感じでした。
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才羽楽の2作目。
カササギの計略には劣る。
設定も展開も面白いが何だろう、ハートフル過ぎるのかもしれない。
この作家はどちらかというと運命的な出会いに憧れがあるのかもしれない。
私はこの感じ好きだけど。
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タイムトラベルを題材にした恋愛物語というのが
「時をかける少女」や「君の名は」に似ているが
思い出の代わりに寿命を伸ばすというのは面白かった。
ヒロインの正体は途中からなんとなく気づいていたが
なんで主人公の過去を知ってんだろなーと不思議だった。
最後の種明かしで"なるほどねー"となるんだけど
そこから先がなんか盛り上がりに欠ける感じがあって残念。
過去に遡る前のストーリーをもう少し膨らませてほしかった。
エピローグも簡単に出会いすぎだろっ!って突っ込んでしまった。
全体としてはストーリーも面白く、文章も表現力豊かで
表紙とは違って文学的な印象を受けました。
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タイムスリップものを読んでいる気分になりました。
一作目と同様、どんでん返しと切ない結末ながら最後の最後に希望の持てる終わり方をしていて、また読みたいと思える本です。
兄や母、友達との誤解が解けていく過程で何度も心にぐさっと刺さるようなセリフがあって、大切なものを学んだ気がします。
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想いは大きな力となる。自分でも青臭いと思うが,そう想いたいのだ。才羽作品はカササギの計略に続き2回目。この人の作風大好きだと再認識。
あらすじ(背表紙より)
遠藤のもとに現れた“思い出コーディネーター”を名乗る見知らぬ女性。彼女は、寿命を思い出と引き換えにしなければ、遠藤は一か月後の八月三十一日に死んでしまうという。寿命と交換できる良い思い出がない遠藤に対して、彼女は自分と友達になり、今から良い思い出を作ればいいと提案する。思い出を作る過程で距離を縮めていく二人だったが、彼女には大きな隠し事があった―。
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ファンタジーというか、死後別の世界からパラレルワールドに進むという物語でしょうか。
記憶の一部を失くして次の人生へと進む。ゲームみたいな感じ。
内容は人生に絶望した男女が励ましあいながら、いい思い出を作っていくもの。
辛い過去を乗り越え希望へと進む展開だけど。
自分的にはあまり響かなかった作品でした。
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思い出そのものが消えたとしても一緒に過ごして得た対象の物事・人に対する感情や気持ちというのが無になるわけではない。
だから、人間の人数比上、人と人が出会う確率は万分の一なのに対し、運命の人とは出会えるか出会えないかの二分の一であるといえる。そして、意識的にしろ無意識的にしろ「会いたい」というアンテナが人との出会いを細かくキャッチし、周囲の環境や人もまきこみ、必ず出会う。
ということかー。
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彼女の正体はなんとなく分かりましたが、どのような存在なのか? というところは謎でした。やはり最後で現実ではなくファンタジー要素が展開しましたが、ミステリー要素があり、伏線回収があり、読後感は良かったです。
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まさに輪廻転生だった。ファンタジーに近いからかえって主人公が現実にいるかの如く設定して欲しかったが、ダメダメな設定で、なぜヒロインを惹きつけるのかよくわからなかった。
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最高にキュンキュンしちゃうファンタジー - 才羽楽「君の思い出が消えたとしても」 ★★★★☆
きゅんきゅんきます!
凄く美しいです。日本語の美しさを感じられる作品です。文字がそのまま映像に重なっていきます。
タイトル的に結末は想定できちゃいますが、それでも感動しました。
ぜひ、映画化してほしいものです。(余計な改定はなしで、このままで!)「カワイイは正義」って感じの人選でお願いします。
「なんでそんなにいきなり詳しいんだ」っていう点まで伏線としてきっちり回収していてやられました。
唯一気になったのは、お金に困窮している設定なのにお金を使いすぎな点でしょうか。(残高100万みたいな設定を入れたほうがよかったと思う)
#引用
・“あいたい”、こんなに率直に人を想っていることを意味する、切なさの悲鳴のような言葉は、この四文字以外にこのよに存在しない気がした。