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メモ 島津氏は鎌倉~幕末まで一貫した家系ではない。義久と義弘の関係。幕府との関係。琉球との関係。朝鮮出兵。薩摩藩の操作はある。
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新書ブームのありがたさは、このような研究のまとめが学会誌などではなく広く一般人の目に触れやすくなったこと。
12名の研究者が出稿しており、さまざまな視点から中世島津氏のあれこれを伺い知れる。編者は宮崎の生んだ新進気鋭の中世研究者、@tabenomurajiこと、新名一仁さん。島津ファン、中世九州ファンは必携の書。
今後もできれば、5年とかのスパンでシリーズ化して欲しいなあ。
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中世とあるけど室町・戦国期に関する内容が中心。島津氏に関して統治形式から外交関係・宗教関係に至るまで幅広く扱われている。島津本宗家の家系の変遷といった基本的なことも知らなかったので色々と勉強になりました。
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島津に対して無知に等しい自分が読むには、人名、用語、土地名が頭に入ってこなさすぎて厳しかった。
ただ、これは自分が無知なせいであって、島津に対して基礎知識がある人なら、本のタイトル通り、各テーマにおける現段階の研究成果の状況がわかってよいのではないかと思う。
自分のようなものでも理解できてのは、琉球との関係の変遷、朝鮮出兵の流れ、三殿体制ぐらい。
理解できることが少なすぎて、本文の内容には影響を及ぼさない武将の生年が誤ってことに目がいく始末だった。
島津について、もう少し知識をつけたらもう一度読み直そうと思う。