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ユヴァル・ノア・ハラリが言うように(@『21 Lessons』)
「過去数十年の間に、神経科学や行動経済学のような領域での研究のおかげで、科学者は人間のハッキングがはかどり、とくに、人間がどのように意思決定を行うかが、はるかによく理解できるようになった。」
その成果が、昨今、やたら目にする「行動経済学」に関する書籍。
ただ、ユヴァルは、「自慢の「人間の直感」も、実際には「パターン認識」にすぎなかったのだ。」と、それはいずれ脳内ニューロンの解析が進めば理路整然と予想がつくかのような書きぶりだ。
現状はまだ、そうではないのかな。
本書では、我々は「ホモ・エコノミカス(理想的な経済人)」ではない、として様々な予想外の行動をとることを指摘しいている。
それが、プロスペクト理論だ、ヒューリスティック評価だ、やれギャンブラーの誤謬だと、理論や定義が語られるが、取り立て目新しいことを言っているものではなく、むしろ「当たり前じゃん」と思えることばかり。 ナッヂ理論?! それって、隗より始めよ、ではないが、強制するよりさりげなく範を示して分からせろ的なもので、古来、賢人は行ってきたことだ。
ただ、それら無意識の行動を、知らず気づかずに行っている大衆が大半、大多数だというところが怖ろしいということか。
逆に、悪智恵が働くものは、それを利用して・・・と考えるだろう。が、それも昔から行われていること。 “人は見た目が9割”といった類の書籍、セミナーなどが人気なのも、悪意ある目で見れば、理論化、体系化された知識を駆使して、口八丁手八丁でもうけ話はいくらでもデッチあげられるだろう、ということだ。
本書も、なんなら、その周辺に位置する、お安い書籍ではあるのだが。
今後、人を動かす、リーダーとして管理する時には、それらの要素を知っている知らないでは大差が出そうなので、Take Noteはしておこうか。
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行動経済学の理論簡易版を抜粋して記載、理論ごとにわかりやすく書いてあるので一冊買って振り返りながら読むのに最適
短期の変化が行動経済学で長期的な変化が伝統的な経済学。長期的に考えたら人は合理的になっていく。
直感的に物事をざっくり大枠捉えていくことをヒューリスティックという。
プラセボ効果、初頭効果、バンドワゴン効果
行動経済学でも実践して発展させていくことが大事、政治でもナッジ、が多く使われている
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経済分野は苦手、行動経済学の本は初めての私でもすごく分かりやすく読めました。例もビジネス向けだけでなく、日常生活の中でのことも書かれていて、すごく勉強になりました。
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ナッジについて触れられていたので読んだ。
図が多く、文章は少ないので、比較的読みやすいと思う(「2時間で頭に入る」という謳い文句は、さすがに短すぎるのでは?という感じやけど)。
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元々心理学が好きで、経済学と心理学を合わせたような分野とされる行動経済学について学びたく本書を読みました。
まずこのシリーズ全般に言えるのではと思いますが、イラストの割合がほとんどなため気合を入れなくてもどんどん読み進められます。
本を読むのが苦手な人でもこの本なら大丈夫かと思いました。
各々の用語の説明はかなり薄めと感じました。
そのため、読み切ったものの行動経済学の基礎を理解したかと聞かれると微妙です。
ただ読み切ること自体の難易度はかなり低く設定されているため、本書は本格的な専門書を読む前の、この分野に興味が持てそうかどうか確かめるために読む本としてはおすすめできるかと思います。
個人的には、伝統的な経済学と行動経済学との違いについての説明が面白かったです。
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伝統的経済学と対比させて行動経済学の特徴が述べられておりわかりやすい。初頭効果より最初に伝えられた情報が意思決定に大きな影響を与えるので意識しようと思う。また物事を大雑把にとらえる単純化の手法を用いてプレゼンでは伝えたいことを一つに絞りシンプルな伝えたい。また直接伝えると反発を招くため、それとなく気づかせて相手を好ましい方向に誘導するナッジ理論を使っていきたい。
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初めて取りかかる本として、とてもわかりやすく、面白い。この後深掘りしてさらに勉強したくなる本でした。
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見開きのタイトル、キーセンテンス、イラストだけで、だいたいそのページの要旨を一瞬で把握できるので、読むのに負荷がなくスンナリ頭に入ってくる。入門書としてちょうどよさそう。
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人生に役立つかもと思って読み始めた行動経済学の本。
絵でも解説されててスラスラ読めるし内容も分かりやすい。
今までぼやっと分かってたことが言語化されていて「そう言うことだったんだ!」ってしっくりくる。
今から行動経済学を学びたいとお考えの行動経済学初心者にはかなりおすすめです。
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難しい用語が少なく読みやすかった。
わかりやすい行動経済学らしい話からナッジをはじめ今後の展望のページは興味深い内容
非合理な購買行動や意思決定はたまらない快感があったりするのも事実ですが、まんまと引っかかることのないように今後注意しようと思いました笑
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・感想
定期的に読み直したくなく行動経済学書籍。
とても面白かったです。そしてこのシリーズは本当にわかりやすい。
おすすめです。
・Todo
★権威への服従で、上司の言ってることが毎回正しいと思わず自分の頭でも考えてみること
★良い結果と悪い結果話す時はまず良い結果から。
★プレゼンは伝える情報を短く。
金額は小さな数字で表示した方が安く感じる。
時間よりも分の方が短く感じる
★行動経済学を定期的に学ぶこと。
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仕組みを知ることでより豊かに。
iPhoneを例に取っても、我々はその仕組みや機能を知ることで、それを使いこなし、暮らしを豊かにしている。
一方で、その仕組みや機能を理解できないと高いハードルを感じて現状維持に留まる。
本書では人間の行動や意思決定の仕組みにフォーカスしている。
人間の原理原則を知ることで、読了後の世界の見え方は間違いなく好転する。
行動経済学に初めて触れたが、その特徴でもある説明力の高さが気に入った。
一番お気に入りの理論を以下に示して本感想の締めとさせていただく。
ナッジ理論・・・強制せずに選択の余地を残しながら誘導することが効果的である。
ex. ×気をつけろ⇔⚪︎向こうから車が来ている
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行動経済学の本を最近は読み漁っていたので、ある程度、情報のインプットができたと思う。後は、インプットした情報を以下にアウトプットするかと思う。行動経済学の理論は聞くと、なんだそういうことかと思うが、それを言語化して意識して使いこなしていけば人生が変わる