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このシリーズは意外と内容が難しい。
科学や実験が好きな人には楽しめる本なんだろうな。 なので、興味本位で楽しめるようなものではない。
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『世界でもっとも美しい10の科学実験』と同じ著者による最近の本。訳者は異なる。「物理方程式」とあるが,数学の方程式も2つ(ピタゴラスの定理とオイラーの公式)入っている。ニュートンとアインシュタインはさすがに巨人だけあって,二人とも方程式2つが取り上げられている。ニュートンからは運動方程式と万有引力の法則,アインシュタインからは,質量とエネルギーの等価性と重力方程式だ。そのほかには,熱力学第二法則,マクスウェルの方程式,シュレディンガー方程式,不確定性原理が紹介されている。
マクスウェル方程式は電磁気の法則をひとそろいの方程式にまとめたもので,電磁波の発見に直結し,のちの相対性理論の不可避的登場にもつながった,とても重要なものだ。ただマクスウェルが導いたのは,ベクトルポテンシャルと静電ポテンシャルを用いた複雑な方程式で,これは彼の死後により簡潔な形に書きなおされた。現在使われているのはこの改良された方程式で,この仕事に貢献した物理学者の名前を冠して「ヘヴィサイドの方程式」と呼ばれることもあるらしい(聞いたことないが)。
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ちょっとタイトル負け。
ニュートンやアインシュタインの業績の背後に深い宗教的な思考や強い美意識があった。
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新しい物理学の発明で、社会は劇的に変化して行った。
その家庭は、研究者や学者達が力を合わせて導き出したものではなく、
嫉妬や怒り、憎しみや侮蔑、名誉欲にかられ、複雑に絡み合って築かれている。
どの学説が正しいのか、必死にその正当性を主張している。
そして、数学者は短命
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10の偉大かつ美しい方程式にまつわる旅が出来たこを大変うれしく思います。
それぞれの方程式に至る過程と感動を見事に再現していると感じました。例えば量子論であれば、式を導出するプロセスに主眼が置かれるが、本書は時代背景や、人間関係の側面から語っていてまるで時代劇を見ているような錯覚に陥りました。
この本は、哲学科の教授が書いたからこそ味わい深い内容になっているのだと思う。科学は理系のものではないし、そもそも理系文系と紋切り型に分けてしまう発想自体が寂しいものであるとさえ感じてしまう本でした。
間違いなく良書と呼べる本だと思います。大学の教養課程の講義として十分成立するのではないでしょうか。
何か道に迷い込んだ時、この本に立ち戻り再び旅をしたいと思います。
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The Great Equations:
Breakthroughs in Science from Pythagoras to Heisenberg
http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/P84240.html
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有名な物理方程式が作られた背景や歴史や影響を述べる。方程式自体の説明は簡単にしか書かれていないことの方が多い。ちょっと予想と違っていた。ピタゴラスの定理、運動の第二法則、万有引力の法則、熱力学第二法則、電磁気の法則、一般相対性理論、量子論の基本方程式、不確定性原理。