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これで、完結編なのだと、思うと、、、まだまだ続いて欲しかった気持ちが、むくむくと、、、湧き上がって来る。
秋刀魚飯に、鯖の煮つけ、、、、何処の誰かともわからないのに、食の話で、思い出す人が居るなんて、、、とても、幸せな気分で、食事をすることが出来る。
人の外見や条件で、皆、色んな顔を持ち、色んな性格があることに、、、
子どもって、天使と悪魔もごっちゃ混ぜと、、、と、作者は書かれているけど、、、我が子はやはり、天使である。
作者の母親の口紅を塗る所、指で、そーっと紅を引く姿に、作者も、憧れと、興味深さとがあったのだろう。
昔は、紅筆でなく、指で、伸ばして、紅を注していたのだと、、、
大人は、最初から、大人と、子供時代は、当然のように思っていた。
20歳になったら大人になると、思っていたのだが、、、20歳になっても、やはり、自分は大人になれず、子供を授かったら、母親にと、、、思ったけど、、、やはり、しっかりした母親になれず、、、
年を重ねたら、おばあちゃんんのように、落ち着いた人物になると、思ったのに、、、、
子供へ、小さかった時に感じた話をしておかなくては、、、、
作者が貰ったラブレター、ただ、「東京へは行きません!」の言葉だけなのに、芹沢君の気持ちが、わかるのは、、、
作者の表現力が、凄い!
時間にあくせくしていた時代を思い出す。
あれもこれも、、、しなくては、、、と、頭の中だけ空回り、、、人への思いやりには、やはり、心の余裕が無いと出来ない。
物忘れのトラブル、、、最近時間があるのに、冷蔵庫を開けてみて、、、さてさて、何を出すつもりだったのか?と、思いながら、閉めてみて、そうそう、、、と、又開けて、一品を取り出し、、、又、開けて、二品目を取り出す、、、、
作者も、トンチンカンな事をした出したけど、本を読んでも、どうなることも出来ない。
自然に任せるしかないのでは、、、と、、、、
バカな友人と付き合って、時間の無駄を過ごしてきたかと、思っていた作者が、ふと、友人も、自分に付き合ってくれていたのだと、、、
お金になるわけでもなく、社会的地位向上に役立たなくても、、、、目に見えない物であっても、、、、無駄と、言われても、、、、大切なものがある。
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佐野洋子(1938~2010 享年72)文&北村裕花・絵「ヨーコさんの言葉 じゃ、どうする」、2018.8発行。「先入観」が特に好きです。男に対して偏見がある。ハンサムで姿がいいのはバカである。見ただけでバカ、と思ってしまう悪い癖がある。一流大学出は、大人になりそこなうという強い思い込み。金持のボンは腰抜けという先入観。(中略)でも、外側や条件で人はわからない。一個一個調べないとわからない。(^-^)
佐野洋子・文&北村裕花・絵「ヨーコさんの言葉 じゃ、どうする」、2018.8発行、再読。文も勿論いいけど絵が素晴らしいですw。8話とあとがき。私は第2話(男への偏見)とあとがきの第9話(私は無駄なものが好きだった)が好きです。
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おもしろい。かわいい。
一行に対して、一つの絵というのは、斬新なのではないか。そうでもないのか。こういい絵本いいね。
前に、たまたまテレビをつけたら、この番組がやっていた。それの書籍化みたいね。
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エッセイ。漫画。Eテレ。シリーズ。第5弾。
印象的なものばかり。
最後の友達との話、突き刺さる……。
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図書館で。
佐野さんの絵じゃないんだ~ でもなんか雰囲気があってる。
でもこういう人とお友達になるのは大変そうだなぁなんて思いました。なんとなく。
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友達の話が心に響いた♪
私には友達と呼べる人がおらんから、友達の定義もよくわからんけど佐野さんの考える友達像が全くキラキラしたものじゃなくて「入院費貸して」とか病院から電話かけれる間柄な事が微笑ましく思えた!
ヨーコさんの"言葉"はこれで4冊目。
本も手元に長く置かないようにしてるけど、このシリーズはちょっとした時にパラパラとめくりたくなる♪
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175ページ
1300円
6月1日〜6月1日
失恋した友人が泣きつかれた後にはとことん食べた話。息子の家庭教師の話。息子を叱るために家をでたけど、母を見すかしている6歳の息子の話。母のことを思い出す話。下宿人の芹沢くんの話。親切にすることの話。もの忘れがひどくなってきた話。大切に思っていない友達の話。
最初の話の友達と、最後の話の友達が同一人物とわかった時には、なんだか嬉しかった。大切に思っていないなんてタイトルをつけながらも大切にしていることが伝わってきて、ほっこりした気持ちになった。テレビが壊れたと思ったら、電話をリモコンと間違えて使っていたり、人にもらったものを誰にもらったかわからなくなり、本人にあげてしまっていたりと、クスリと笑ってしまうようなところは、ちょっと悲しいけどおもしろかった。猫の話は一つもないのに、扉絵や所々に登場するその姿に癒やされる。