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値段に振り回されない、自分ににとって価値あるものとは何か、確かな考え・思考を持つことが大切。お金なんて所詮道具にすぎないんだと冷静に割り切ることも必要。吝嗇も浪費もお金の正しい使い方ではなく「貯める・増やす・回す」ことが肝心。
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一生ついてまわるし、避けては通れないのに、何故かタブー視されるお金の話し。村上さんは、子供たちに向けてお金との付き合い方を話しているが、大人が読んでとてもためになると思う。
今からでも数字で物事を見る癖をつけたいと思います。
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著者はその昔世間を騒がせた村上ファンドの創業者であり、いわゆるヒルズ族の一人としてホリエモンらと一緒に語られることも多い人。中高生あたりの若者をターゲットに「お金」とは何か、その本質をわかりやすく語りかけていく内容。投資や経済に興味を持ち始めたばかりの人にはオススメできるが、この手の「お金」や「評価経済」に関する書籍をすでに読んでいる人にとっては目新しい話も無いため得るものは少ないかもしれない。本書のメインテーマではないが「31ゲーム」の攻略法の話が強く印象に残った。これ、めっちゃ使えそう!(笑)
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投資家にはなれないな。
借金に対する心構えって、ここまできちんとオシエテクレル人が身近にはいなかった。だから、多くの人に読んでほしいな
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読んだ。子ども向けとのことだけど、子どもにはちょっと難しいかも。教育ローンの話(支援機構の奨学金のことをちゃんと教育ローンと呼んでいるところはさすが)などはとてもよかった。
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この本は、著書が中高生ぐらいの子どもたちに向けて、お金と上手に付き合えるように、お金のマイナスなイメージを払拭してお金を好きになれるように、との願いを込めて書かれた本です。ですがもちろん大人が読んでも十分に勉強になるし、面白い。
著書は、この本の中で、お金との付き合いの中で一番やってはいけないことは、お金を借りること、だと述べられています。
お金は、借りたら絶対に返さなくてはいけない。しかも利息が乗って、借りた額よりも多くの額を返さないといけないのは無駄の極みであると。住宅ローンばりばり残っている僕には耳の痛い話でしたが、やはり大切なのは、自分の身の程を知り、自分の身の丈に合ったお金の使い方をしなくてはいけない、という事でした。
二番目にやってはいけないのは、お金を貯め込むこと。「お金を貯める」と「お金を貯め込む」には明確な違いが合って、前者は、目的と目標を持って貯めること(たとえば、車を買うために200万円貯める)、これはオッケーだけど、後者は、目的もなくただただ惰性で銀行に貯め込んで何もしないこと、これは最悪なことだと述べられていました。なぜ最悪かと言うと、お金は人体の血液と一緒で循環しなくちゃ人体は死んでいく(ここでいう人体とは日本の経済のこと)なのに、貯め込むというのはその循環を止める行為だからだそうです。
著書がこの本を書いた理由の一つに、日本ではこの貯め込むという行為がかなり美化されていて、逆に、お金を使ったり投資したりすることが悪、みたいな風潮があって、それを子どもたちの世代では払拭したいという願いもあるようです。
子どもを持つ親の一人として、お金との対し方の教育を僕も子どもにしないといけない。だけど、何をどう教えたらいいのか分からない、というのが正直なところだったので、この本は僕にとって非常に勉強になりました。
不漁の年の美味しくないサンマの値段が、大漁の年の美味しいサンマの値段よりも高い話なんかも面白かったです。
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子供向けのお金に関する本なのですが、これを読んだらお金に関するリテラシーが上がるかというとそうでもないような。ただし借金に関する著者の考え方は私も同意、大人にも読んでもらいたい部分。
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子供向けだけど大人にも大事な本質。勉強する意味を含めもっとメッセージが強烈だと良かったかもしれない。全体的に優しい。
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〈本から〉
「お金は寂しがりやなんだ」
「稼いで貯めて、回して増やす」
海外では、銀行に貯金するよりも、株式に投資するなどして自分の資産を運用する割合が高いのが一般的
「みんなが貯金と併せて資産の一部を当たり前のように「投資」する社会になれば、日本もより豊かになるでしょう」
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お金に対する考え方を見直すきっかけに!!
貯蓄から投資へと、お金を回す事の大切さがよく伝わってくる一冊。大人にも是非手にとってもらいたい!!
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子ども向けの金融教育のお話。
わかりやすく書いてあり、読みやすい。
もし将来こどもができたら一緒に読みたい。
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『いま君に伝えたいお金の話』(村上世彰著/幻冬舎)vol.474
https://shirayu.com/blog/topstory/economy/7380.html
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お金には「何かと交換できる」、高い安いがわかる「価値をはかる」、そしてお金のカタチでとっておける「貯める」という3つの機能があるのです。「お金」はこうした機能を持った便利な道具以上でも以下でもない、ということ。「お金」そのものは、悪いものでもいいものでもないのです。(p.20)
お金とは違う基準を自分のなかでつくることが大事です。お金以外の「ものさし」が自分の中にあれば、お金の魔力に惑わされることはなくなる。その「ものさし」とは、自分なりの「幸せ」の基準です。人生は、「幸せ」に生きることが一番大切。そしてその幸せの基準やカタチは、人によって異なります。お金がいっぱいあっても幸せじゃない人もたくさんいるし、お金がそんなになくても幸せな人もいっぱいいます。君の「幸せの基準」がしっかりしていれば、お金は君の「幸せ」をサポートしてくれます。(pp.39-40)
お金とうまく付き合うには、日々の暮らしのなかで、その金額が自分にとって意味と価値があるかどうかの判断が必要です。たとえば新幹線で東京から大阪に行くとき、僕はグリーン車のチケットを買います。普通車のチケットに比べると5000円くらい高いのですが、それは僕にとっては無駄遣いではありません。忙しい日々のなかで、仕事をするにしても考え事をするにしても寝るにしても、グリーン車の少しだけ広い席で過ごす2時間何十分かの移動時間に、僕にとっては5000円以上の価値があると判断するからです。でも、目的地に着く時間が変わるわけではないので、「移動できればいい」という人にとって、その5000円は無駄遣い以外の何ものでもないはずです。(p.60)
そんな場合は、好き勝手に旅行をするために、普段は別の仕事をするというのが一番いいのだと思います。年に数迂回、気ままに旅行をするためにはいくら必要なのか、まとまったお休みを取れるのかどうか、それにはどんな仕事があるのか、いくつかの選択肢のなかでもっとも自分の価値を発揮できる仕事は何か。好きなことと仕事が一緒ではなくても、ふたつのバランスを上手に取りながら自分の「幸せ」を実現していく。この本で伝えたいことは、「いかに自分の稼いだお金を上手に使って幸せな人生を生きるか」ということです。だから、好きなことを仕事にせず、好きなことのために仕事をするということも、立派な選択肢なのです。(p.76)
あえて僕が「学校の勉強はしっかりやるべき」と答える理由は、どんな方向に進むにせよ、それが土台となってくれるからです。人生の途中で急に方向転換したくなるかもしれないし、方向転換をしなくたって、広くいろいろな知識を持っていることは、人生において決して無駄にはならない。授業で読んだ教科書の一文が、君の人生を変えるかもしれない。突然何かにびっくりするほどの興味が湧いてくるかもしれない。そしてまだとくに「これだ!」という好きなことや得意なことが見つからない人にとっては、学校の授業はあらゆる世界への入り口です。(p.86)
物事の雲行きが怪しいとき、「これまでに投じたお金がもったいない」とか、「もしかしたらどうにかなるかもしれない」と、ずるずるしていては、ダメージは大きくなるばかりです。そこから急に回復したり大逆転したりするのは非常にまれなケース。雲行きが怪しくなったら、だいたいそのまま悪い方向に進み続けます。だったらダメージが少ないうちに、「これはもうダメ」とすっぱりあきらめる。あきらめる勇気を持つ。そしてそのダメージを回復することにエネルギーと時間を使ったほうがよっぽど生産的です。(p.136)
社会貢献の勉強をはじめると、考えが変わりました。国がすべての問題を解決することはできないし、国を頼るのではなく、自分たちでやれることもあるだろう。自分たちにしかできないこともある。そしてその活動を支援していくことは、僕の「日本におけるお金のめぐりを良くする」というミッション達成のためにも欠かせないと思うようになったのです。(p.178)
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村上世彰氏による子供?向けのお金教育の本という感じでスタートした。たしかに学校教育ではお金(為替とか金利とか信用とか)は教えないので、村上氏ならではの新鮮な見方が開陳されると期待していたのだ。
でも、すぐにお金は貯めて増やすとかリスクとか投資の話すなわちマネーの話になってしまった。それは村上氏らしくはあるが、他の本などで言っていることを子供?向けにやさしめの単語や大きいフォントで書き直しただけのようで、新しさを感じなかった。
最後の寄付の話で新しさを出しているのかもしれないが、宣伝臭というか自己弁護のようなニュアンスが感じられて、まだ振り切れていないと読んでて思った。がっかりだった。
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子どもの頃から投資をしてお金を増やし、通産官僚を経て投資家になった筆者。
値段の高さは質の良さだけで決まるのではない。希少性によっても決まるというのをサンマを例に語っている。