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上巻は文句なく面白かった。特にこの作者は人物を書くのがうまいと思う。日本のミステリーものは人物描写がステレオタイプになりがち。医者は無口で真面目だったり、教師は学校のことしか頭になかったり。またストーリーラインに沿って人物にセリフを当てはめているかのようで味気ない。それとは違い、カササギ殺人事件では人物の内面が描かれており日本人には覚えづらいカタカナの人名もスッと頭に入ってきた。
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「カササギ殺人事件」(アンソニー・ホロヴィッツ著)読了。小説の中に小説があるという二重構造に謎解き、伏線が散りばめられていてわくわくしながら読みました、これこそまさにミステリーの醍醐味!本当に面白かったです、このミス1位も納得。
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むはー!!
なんなのこれ?
こんなところで終わっちゃうのか、上巻!!
てことで、下巻に突入します~!!
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映画キャッチコピー的にいうと「全員怪しい」。いやー、のめりこめました。アガサクリスティーを思わせるゴシックな雰囲気もたいへん好みです。このまま下巻に突入。作中作とは思えない重厚さ。
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作中作だった為か、出だしが読みづらく、なかなか波に乗れなかったのですが、中盤辺りから徐々に読むペースがアップ!
誰もかれもが怪しく感じ、まんまと作者の罠にハマってしまってる気がした中での最後のセリフ。
えぇーーっ!ここで切る⁉︎
気になるので、すぐさま下巻を読みたいと思います。
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うん??
編集者が読んでいるのがアラン・コンウェイ作、カササギ殺人事件??
最後のこの1行で どこへ続くの??
名探偵のアティカス・ピュントさん。
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クラシックな作風の中にも現代的な要素も
盛り込まれ品のある作品になっている。
小さな村のお屋敷で起きた、殺人事件
村の小さなコミニティーを取り囲こむ
住人達は胸の奥深くに秘密を抱え、誰しもが
怪しく見える。
名探偵が下巻で繰り出す名推理がどうなって
行くのか?また村の住人達の動向も気になる。
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背表紙の作品あらすじを読んで興味を持ち、本を開いて冒頭を読み、おやと思ってそのまま数ページ読んでしまった方は、絶対に最後まで読んだ方が良いと思いました。
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帯に書いてある、上巻のラスト一行で衝撃が走る。
まさにその通りだったなと。
一気に下巻も読み終えてしまった。
伝統的なイギリスの探偵ものという感じで読み始めるのだが
ところがどっこい、これは全く新しいミステリーではないだろうか。
読み終えた時に残る衝撃といったら、何と説明したらいいか。
上巻は純粋に王道のミステリーものとして、
アティカス・ピュントの物語を楽しめる。
ここがこの作品のミソであろうことは確か。
この構成は見事と言うしかない。
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早く下巻を読みたくなる。あれもこれもが伏線っぽくって、もう考えるのを諦めた。クリスティ要素はあるのかなあ。
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イギリスの片田舎を舞台に、繰り返される悲劇。
溺死した少年、転落死した家政婦、首をはねられた准男爵。
殺された犬の首輪、謎の手紙、奪われた銀細工、燃やされた肖像画、不審な男。
村の住人達にはそれぞれ少しずつ他人には明かせない秘密と悪意が見え隠れする。
余命僅かと診断された名探偵アティカス・ピュントは助手であるジェイムズ・フレイザーと共にこのサクスビー・オン・エイヴォンに赴き、真相を追い始める…。
「カササギ殺人事件」はあくまで作中作。
けれど本編中に挟まれる書評の通り、雰囲気といい展開といい、クリスティ好きにはたまらない古典ミステリのオマージュとして成立している。
上巻はこの事件についてピュントが謎は解けたと宣言する所で閉じられる。
ここで下巻に続く事にも大きな意味があるけれど、とにかく早く続きを読みたくなること請け合い。
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2019.01.20読了
読みましたよ、読みました。評価が良かったので期待大で読んでしまいました。
ところが正直がっかりです。
なんか一生懸命無駄をかき集めて大作に仕立てた感が否めません。
だるかったです。
アランコンウェイの死の真相(アナグラム)にもあららこんな風に仕上げちゃったの?って思いましたし
サクスヴィオンエイヴォンの殺人事件も、たしかに私もそこが変だと思ってた!と感じていた箇所が重要なヒントだったわけですが、結果としてみるとそんなこと急に持ち出されても想像できるわけないじゃん!といったところです。
アティカスピュントもなんでそんなことまでわかったのよ?って感じでしたし。。。
私的には、ピェールルメートルのヴェルーヴェン警部シリーズの方が格段に面白くおもいました。構成も上手くて無駄がなく物語に吸い込まれてしまいました。
好き好きとは思いますが、チャラっと読むことをオススメします。期待大は危険です
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まさに一気読み必至の本格海外ミステリ。個人的に海外小説は登場人物の名前を一致させながら読むのにいつも苦労するが、本作は読み終わる頃には完全にそれぞれのキャラを把握できていた。読ませる力がある文体だった。
上巻はひたすら、サクスビー・オン・エイヴォンで起きた事件の捜査の様子が描写される。アティカス・ピュントという作中作探偵のキャラも、作中作であることを忘れるくらいによく描かれている。小刻みに読むと、本当に作中作であることを忘れてしまう。それくらいに戦後すぐの英国の様子がみずみずしく現代に蘇ってきている(と、レビューできるくらい英国文学には明るくないのだが、最大限の賛辞として)。
たしかに、他のレビューにあるように、一刻も早く下巻を手に取りたい。ああ、いま手元にないのが本当に悔しい。
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いや、まじか?!ここで終わる?!と、下巻を買っていない自分を忌々しく思っている最中である。これから読む人は上下巻、一緒に買った方がいい。本当に、まじで。
苦手なカタカナをノートに書き取りながらコツコツと読み進めていたのだが、伏線めちゃくちゃ多い。最初から読みやすく、あっという間に本の世界に連れ込まれていた。
登場人物、全員が怪しく何かしらの理由を孕んでいる。でも何がどういう理由でそこにたどり着くのかはまだわからない。ひとつ言えるのは、私が明日の仕事終わりに下巻を手に取ることだけ、唯一それだけわかっている。
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いつも上下巻ものは,下巻を読み終えた時点でまとめて感想を書くことにしているのだが,本書はどうやら本当にそうした方が良さそうだ.