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投稿者:とも - この投稿者のレビュー一覧を見る
柘植文さんの最後の作品が雑誌掲載時に面白くて、手元に置いておきたくて、買いました!
海野つなみ先生も大好きなので、とても面白かったです。
柘植先生の描く異星人はさすがです。
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前から気になっていたつなみん原作、10人の作家さんが紡ぐオムニバスエピソード。
どれも人間の業の深さが描かれているなかなかにパンチの効いた作品たち。
第10話、世界が終わってから35億年後の世界で新しい生命が生まれている話が、1~9話までの総括にもなっていてとても良かった。
確かにこの話は描ける人を選ぶ!
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紙の本も欲しくて買ってしまいました!!
海野つなみ先生の向こうに【藤子・F・不二雄先生】の大人マンガを感じるのは俺だけなのか?
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全部海野先生が各漫画家さんに当て書きした「世界の終末」をテーマにした原作ネームを基に描かれた作品。ジャンル幅広いな。カバー裏のネームと各作品との違いを見るのも楽しい。「幸福な王妃」の王妃と従者の恋、好きだわ。「スピリチュアル」の続きが読めるの楽しみ。
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もし、世界が終わる日が来たとしたら、わたしはどうしているのだろう。
どこで、誰といて、何をし、何を思っているのだろう。
ドラマも社会現象となった大ヒット漫画、通称『逃げ恥』の海野つなみさんが原案を担当し、交流のある漫画家10人に‘あてがき’。【世界の終わり】をテーマにしたアンソロジー。
各漫画家さんのリクエストを元に海野さんがネームまでを描いたそうだ。
栗原まもるさんの『女神のよりしろ』は重いお話ながら、可愛らしい絵と希望の見えるラストが清々しい。
ひうらさとるさんの『Fly me to the moon』は「16ページほとんどベッドシーン」(海野さん)という異色作。
飛鳥あるとさんの『リップ・ヴァン・ウィンクル』はシブいハリウッド映画のよう。
『空降(カラフル)』の樋口橘さんのリクエストは「ときめき、痛み、かわいい、せつない、歪み、倒錯的なもの、ヴァンパイア、天才、、、」(海野さん)。
小原慎司さん(漫画)岩永尚子さん(監修)の『聖地巡礼』はインドネシアの少女が主人公。青春☆
上田倫子さんの『幸福な王妃』はアジアンチックな雰囲気。時代物の韓流ドラマのよう。
TOMOさんの『老嬢の一日』は日本が舞台。素朴な絵が『この世界の片隅に』を思い出した。
なかはら・ももたさんの『スピリチュアル』は南米・ボリビアをモデル国とした少年呪医と青年学者の出会いのお話。
おかざき真里さんの『村で一番の美女』は華やかで情熱的なおかざきさんの絵にピッタリの作品。おかざきさんは「感情の放出」が描きたいとリクエストしたそうだ。
柘植文さんの『さよなら人類』は、ほのぼの~としつつも俗っぽい。でもラストはニーチェの言葉で締める(笑)
この作品は最後に読んだ方が楽しめるかも。
おまけに海野つなみと10人の漫画家座談会付き。
ー「だけど ねえ わたしたち ちゃんと生きたわ」『村で一番の美女』
果たして自分は【その日】に「ちゃんと生きたわ」と、思えるだろうか。
読みごたえのあるアンソロジーだった。