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『けいさつのおにーさん』は、どの巻も面白いってのは、ファンにとっちゃ、ごく当たり前の事
それでも、やっぱり、この(6)は一味違う、と感じたのは私だけじゃないはずだ
この(6)の最初は、穂刈くん達、若手サイドの警察学校時代のお話になっている
今でも、十分に若い穂刈くん達のフレッシュな学生時代は、実に好い
現在は、手塚さんのような尊敬できる先輩警察官らから、多くの事を学んでいる訳だが、その姿勢は、学生時代に信頼できる教官たちに、みっちりと鍛え込まれたからなんだな
可能なら、今後も、学生時代のエピソードは、ちょいちょい出してほしいトコ
また、穂刈くんが、自分が進むべき道を、これまで以上に真剣に取り組み出しているってのも大きい
悩める若さがある穂刈くんを優しく見守る手塚さんの大らかさ、これは、ヤバいな、うん
百瀬さんに、恋の風が吹き始めたのも、見所の一つ
しかし、自分が織井さんに特別な気持ちを持ち始めているのに自覚があるってのに、織井さんからのアピールには気付かない鈍感さよ。まぁ、そこも魅力か
穂刈くんも、これから、好い人と巡り合うんだろう
ただ、問題は、穂刈くんが手塚さんの料理で舌が肥え、胃が掴まれてしまっているトコ
愛している人からの愛情が入った料理は特別にしろ、手塚さんの味に並ぶ、いや、超えるのは、そう簡単じゃないだろう
そのほかにも、警察官のリアルな日常が、これまでのように描かれている(6)だが、やはり、一番の眼玉は、手塚さんの抱えている傷、そして、その傷を癒した少年の存在だろう
やっぱり、手塚さんと穂刈くんの間には、特別な絆があるのかもしれない
どの回も、からけみ先生へのリスペクトが高まるものばかり
中でも、泥棒対策の知識が満載で、なおかつ、手塚さんの絵が決め手で、犯人逮捕に成功した、第三話と第四話は印象的だった
この『けいさつのおにーさん』の魅力の一つには、登場人物がそれぞれに一つずつ、ちょっとした弱点を持っているトコがある
こういう弱点の存在があると、キャラに親近感が持てるもんだ
この(6)では、穂刈くんと手塚さんのキーホルダーのプレゼントに応募できた
もしも、可能なら、(7)では、手塚さんに似顔絵を描いてもらえるチャンスが欲しい
この台詞を引用に選んだのは、穂刈くん達が、ちょっと羨ましくなったので
学生時代に、こんな風に、カッコイイ、と思える先生に出会えるってのは、人生の財産になるように思う
きっと、からけみ先生にもいるんだろうな、大きな影響を受けた先生が
まだまだ先の話だとは思うが、『けいさつのおにーさん』が円満に連載終了したら、今度は学校ものを描いて欲しいトコだ
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穂刈君、手塚さんに進路相談…!?
穂刈君の警察学校時代編や近藤君の白バイ
大会編に百瀬さんの恋バナ?
…他、内容盛りだくさんの第6巻!
ずっと憧れていた算額高原パトロール隊に
参加した穂苅君は、真剣に今後の進路を
考え始めて…。
日々成長していく穂刈君を手塚さんは
今日も温かく見守ります。
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書籍紹介情報より
穂苅君の警察学校時代編や近藤君の白バイ大会編に百瀬さんの恋バナ?…他、内容盛りだくさんの第6巻!ずっと憧れていた山岳高原パトロール隊に参加した穂苅君は、真剣に今後の進路を考え始めて…。日々成長していく穂苅君を手塚さんは今日も温かく見守ります。
どんな仕事でもご苦労はありますが、警察官のお仕事も大変ですね。幅広い知識や専門性が求められたり、何よりコミュニケーションやその反応のはやさに驚きます。
何か困ったときに相談してみよう、道に迷ったらとりあえず交番にと思えるのは、日本の警察官のお仕事の積み重ねですよね。(大きな組織になればなるほどいろいろ問題はあるのかもしれませんが、それはおいといて)
この6巻。人物紹介欄には「好きな信州の花畑」が。行ったことないけれど、いつか訪ねてみたいかも!と思いました。
そしてお話ですが、最後の最後が・・・。6巻までちゃんと読んで良かった。
お巡りさんはいつもヒーローなんですね。