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2018年10月9日読了。
●第4回新井賞「坂の途中の家」角田光代
●柚木麻子「名作なんか、こわくない」
モーパッサン、スタンダール
●樋口毅宏「アクシデント・レポート」
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本屋で働く著者が日々感じていることを綴ったエッセイ集。
「本好きあるある」や「本屋の豆知識」が満載で楽しい。
例えば、図書カードの利益率は5パーセント。でも図書カードで買ってもらった時には、手数料が5%かかってしまう。だから図書カードを買ってもらって、それを自店で使ってもらってもプラスマイナスで儲けゼロ。
本屋で入れてくれるビニール袋も紙袋もそれなりの価格がする。カバーにしてもしかり。
そんな様々な本話の詰まった、何気無いほっこりエッセイ集。
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書店あるあるというか共感できる点は多々ある。
新井賞は売れると聞いていたので内容に期待しすぎていたのがある分、そうだよねにとどまる感じ。
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2018.11.18
面白かったー!前作より読みやすかった。
エッジが効いた部分が少しなくなったからかな?
電子書籍と紙袋の話が印象的。
「小脇に抱えて様になるのは、断然、水菜より本である。」いや〜〜その通り。
「袋は2円」システム、導入してくれて構わない。それで本屋さんが生き延びられるのなら。
杏ちゃんのお話、私も好きだ〜〜。
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前作みたいな脱線はないけれど(あの脱線好きでした笑)
日常の出来事とかに本を絡めてちょいちょい薦めてくる!!笑
読みながらも本文に出てきて知った本が気になる…
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本屋新井さんのエッセイ。今回もたまに本の話が出ますがあとは日常なので本屋さん本屋さんしたエッセイかと思う人はちょっと違いますかね。本人も新井家のカレー出すけどお店のカレーは出ないと前書きされてます。
本屋という職業が神聖というわけではないけど、やっぱり独特かなとは思います。本が好きなので興味ある職業ですが物を売る仕事としては、みな独自ルールあるのでその点では一緒ですかね。日常エッセイだけど本屋の話もあるよ、って感じ。ひとつのネタが短めで横文字なのも読みやすいです。
日常とはいうものの、やっぱりこの方面白い人ですね。変わっていらっしゃる(笑)
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2冊目も面白かった。火星の本屋・棚整理・ゆる自炊ブックが面白かったかな。新井賞の「坂の途中の家」を読みたくなった。
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図書館で借りたもの。
本は日用品。だから毎日売ってます――。
型破り書店員・新井見枝香による”本屋にまつわる”エッセイ集。
面白いところもあったけど好きな文章ではなかった。
「書店はいつまで、無料で紙袋を提供できるだろうか」というのは響いたな~。
カバーも袋もなるべく断るけど、多めにもらう人がいるなんて!
「袋は2円」制度導入してくれて構わない!
それで書店が潰れないならば。
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前作は書店員である必要がない、必要以上にエンタメ要素を盛り込もうとしたアホエッセイだったので評価できませんでしたが、今作は落ち着きを見せて、面白いエッセイとしてスッと読むことができました。
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本当は新井さんの出された前作を読みたかったのだが、
図書館にはこの新作しかなかった。で借りてみた。
文章が独特で、よくわからないようでいて面白かった。
本当に本を直接売る現場が大好きな方なんだなと。
さりげなく紹介されてる本。どれも読みたくなった。
まずは「チョコレートで朝食を」を探さねば。
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前作は本屋のエピソードが少ないと聞いていたので読んでないのだけれど、今作は本屋のエピソードが多くてとても楽しかった。
本屋のお話が綴られる中に、さらっと本のレビューが挟まれる。どれも面白そうで次はそれを探してみようかなーという気になった。
それにしても寄藤さんの極力簡潔に太い線で描かれる絵は本当にすてき。書き文字もトメ・ハネ・ハライに重きを置いていないのにバランスが良くてとてもきれいな文字。
寄藤さんにこんなに絵を描いてもらえて新井さんうらやましい。
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現役書店員の本への愛情が伝わってくる。そして短い中にクスリとさせる文章がうまい。
時折紹介されている本も思わず検索してみたりして、まんまと乗せられてしまっている。新井賞、初めて知りましたがこれから注目したいと思います。
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現役書店員の日々の出来事&感じたことのエッセイ。
2~4ページのエッセイがたっぷりと。装幀が実に良い(^^♪
短い文章でありながら、書店員の目線たっぷりのエピソードが
ぎゅっと詰まっていて、楽しくさらっと読めました。
レジ袋に紙袋、図書カードの話は本屋の実情。
「仕入れ」という特殊部隊、時間がかかる果てしなき棚整理という、
仕事の数々。あ~同じ本の仕事でも、学校司書は本の修理が
果てしなかったなぁと、つい自分に重ねてしまいました。
さりげなく紹介している本も読みたくなります。
「オススメです!と言いふらしたくなる本に出会えると
本屋の仕事は楽しい」の言葉、すっごくいいね(^^♪
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2018.12月読了。
本屋の新井さんは文章が洒脱。
ユーモア溢れる書店員の生活と日常とささやかな矜持。
本を売ることと日用品を売ることは、同じはずはないと思うので(じゃないと焚書なんておきない)、そこに関してはつっこみたい。謙遜なんだろうが。
「棚整理が終わったことは、一度もない。」は至言では。
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前作のエッセイより、こちらの方が私は好きでした。
著者独自の書店員の仕事への愛が感じられます。
中にはものすごく共感したり、初めて知ることも。書店の紙袋やビニール袋の経費…なるほど!と思いました。