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「ドーレア」、新刊で気になっていたので借りた。
ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ロシアなどの北欧に住む、「ラップ」(サーミ)のおはなし。
トナカイと共に移動して暮らし、子どもたちは春と秋に学校へ行く。
ラップをサーミに呼び名を変更するのは、エスキモーをイヌイットに、みたいなものでしょうか。
1935年の絵本で、古きよき絵本という感じです。
絵が芸術的ですてき、文章は多いので、小学校中学年からかな。
完全に異世界、文化や民族の多様性を感じます。
わかりやすいおもしろさはありません。
でも、クマの毛皮で驚かせたり、そりで滑ったり、サウナに入ったり、興味深いという意味で、じっくりおもしろいです。
「ある日、太陽が地平線の上におずおずと顔を出しました。」のところ、モノクロでよかったです。
光がどれほど美しく気持ちいいのか、想像したいのです。
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ノルウェーの北のはしっこに住むリーセとラッセの兄妹は、どんな暮らしをしているのでしょう。寒くて大変?いいえ、楽しいことがたくさんあるんですよ。なにより春のよろこびといったら!遠い遠い国の子どもたちの生活が、生き生きとした素晴らしい絵で紹介されています。
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ラップランドとよばれる北欧スカンジナビア半島に暮らす、トナカイ遊牧民サーミ族。その兄妹ラッセとリーセ家族の四季の暮らしが、ダイナミックな構図と詳細なイラストにより描かれています。
日照時間が少なく雪と氷に閉ざされた冬は、トナカイに食べさせるコケを求めて。太陽の沈まない夏は海岸で。千匹のトナカイを引き連れ、移動しながらのテント生活。あー、いいなぁ、羨望のため息。
そして春と秋には村へ下り、学校へ通う。村へ着く前に、迎えに来てくれた校長先生が連れてってくれるサウナのシーンがとっても好き。
そして子どもたちが学校で教わること……
_世界はひろく、まるいことをおしえました_
_それから、自分たちが、地球のてっぺんにすんでいることもしりました_
というところを読んで、
私は地球のたまたま日本に生まれたんだな。と気付き、北極圏で生まれていたらこんな暮らしをしていたのかな。などと想像するのは、とてもロマンティックなことでした。
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絵でイメージできる。
定住する家があって毎日通勤・通学することは普通じゃないんだなぁ。
ラップ(サーミ)の人、たのしそう。
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絵本で世界を学ぼう
で、紹介された本。
紹介された本としては、通算14冊目の絵本だ。
でどこの国だったか?
ノルウェーのお話だ。
紹介本では、ノルウェー王国と書かれている。
ノルウェーは自然豊かな国で、旅行するならオスロもさることながら、
ベルゲン、フィヨルドは、外せない。
緯度が高いところに位置する国で、夏は白夜の季節は、夜でも明るい。
しかし、冬場になると日の当たる期間が極端に短くなる。
ノルウェーも北極圏に入れば、オーロラも見ることが出来る。
そんな厳しい冬がある国でも、子供たちは元気に生きている。
子どもたちの生活ぶりを紹介する素敵な絵本だ。
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図書館本。私の選定本。北欧の民族のお話。5歳7ヶ月、北欧も遠い世界であれば、白夜、洗礼などイメージが難しい世界の話。それでも、最後まで集中力切らさず、分からないところは質問をしてきてよくよくついてきた。こういう読書が骨太にしてくれ、より深い本の世界へ導いてくれると信じます。分からなかった言葉・恋しい
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「絵本で世界を学ぼう」からチョイス
ノルウェー王国
そうこんな絵本
知らない世界を教えてくれるのが素敵です。
北のラップランド
トナカイと共に暮らすラップの人々
(この絵本が描かれた1935年から時代は移り
今は「サーミ」と呼ばれています)
独特な色彩タッチで描かれた絵は読み手を氷の世界へいざなってくれます。
文化、生活いろんなことを知りました。
著者の夫妻のノルウェーへの愛が溢れています。
現代の子どもたちにも伝えたいです。
≪ トナカイと はるかな旅も 胸躍る ≫