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ついこの間でた短編集より、僕はこっちのが好みです!
コミカルでありながら、急に真理をついてくる台詞をぶっこんでくる感じがたまらんかったです。
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凄く完成度の高い作品だと思った。
善悪などを含めた人間の本質をあぶり出すことが本当に上手な作家さんだと思う。
感心しちゃいました。
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2018.11.29
いにおさんの漫画は知性が走りすぎていて少々、僕には疲れます。
知性じゃないところが見たいです。
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浅野いにおは「うみべの女の子」(大好き)以来だけどやっぱり大好き…今回はシニカルなのが殊更刺さって、私性格曲がってるのでこういうのすっごい面白くなっちゃう。三杯酢が死んでみんなが仕方ないよって言うとことかあのギターのイン…ィライミみたいな人うわー苦手〜クスクス〜ってなった。で、最後のウサ公(だっけ)の憎悪に集約されていくこの流れ見事だよね…社会派?なんていうんでしょう、でも漫画でしかできない表現ちょー痺れました素人なりに。あとややワニ可愛い。あ、やばいのが変身するとこもな〜あー好き〜キャラ立ちがすごい!
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浅野いにお氏の作品『勇者たち(2018)』を読んでみた。ようやく読了。そして・・・まさしく、傑作。 このファンタジーのようでシュールな笑いもあって面白かった・・・ゆめちゃんとネコUFOが大好きなキャラクターです!!
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全部で14人の勇者。
ゆめちゃん、ウサ公、プリンセス・ズベタ、三杯酢、ややわに
チュニーキン、文・春、ハエの王、ブラパンダ、ヤンツンメン
ネコUFO、山本、やばいの、J・スットコビッチ卿が
悪を倒しに行くのではなく
その過程は全て省略し、悪を倒した後の帰路を描いた平成最後の怪作。
いきなりエンドロールから始まります。
善と悪とは表裏一体。
ハエの王が最初に暗黒の心に染まり、彼を倒し
また誰かが悪に堕ち、倒すことを繰り返していき
誰が最後まで平静を保ったままでいられるのか
そして最後まで残った者は何を考え、どう行動するのか
序盤はコメディチックなサバイバルホラーだけど
終盤は狂気を孕んだヒューマンドラマ。
善と悪の差、善と悪が生まれる瞬間をこんなにも解りやすく
恐ろしく、悲しく的確に描けている作品は他にないのでは?
特に最終話で描かれる悪が生まれる瞬間とその理由。
これは一見の価値あり。
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浅野いにおの絵が好きなので、表紙に惹かれてふと手に取り、全ページカラーの可愛らしい絵とは正反対のどぎつい内容で購入を決意。
絵の上手さがあいまって、ページをめくると出てくるやばいカットの迫力にもはや笑ってしまう。あーあーあーあー、そうなっちゃうかーって声が出ちゃう感じ。キッツいブラックユーモアを可愛い絵で刺してくるこの感覚にハマると抜け出せなくて一気読みしちゃう案件
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「僕のお父さんは桃太郎に殺されました」
みたいな広告コピーを思い出した。そんな作品。
でも浅野いにおはキャラのかわいさとか、反対に(可愛いからこそ?)えぐい描写が際立ち、話させるセリフもいちいち皮肉っぽいことを浴びせるからうわーと思いながら読んでしまう。
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浅野いにお臭が満載のてんやこんやの物語、突き詰めて言えば善と悪の話で、それはコインの裏表だから、いつまでも例えば永遠に善や平和が訪れたようであっても、悪は不滅。それでいて悪は善であって、反対でもある、ということ。