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朝井さん版世にも。私も世にもは子供の頃から大好きですが、ほんとに「あ〜〜これこれこういうの〜〜」ってなぜか広がる安心感とともに読みました。世にもの持つ世界観の共通認識みたいなやつだろうねぇ。まぁ、だから、ラストに何かしらが待ってるだろうなという展開の予想はできるんですけども、差し引いてもやっぱり朝井さんは面白いなあー。
ラストめちゃ笑ってしまった。これ俳優さん側の許可あるんでしょうか?ww ドラマで見たいな〜。
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朝井さんのことだから奇妙なをもじっているあたり、終りは笑えるものかと思って手に取ったのですが、1話目から怖い~。ホントに大きな勘違いでした。でも、何となくあり得るよな・・・と思わせるところがさすがです。
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おもしろーい!! 五話それぞれが、ぜんぜん違う味わいの恐怖だったり、毒気だったり、ユーモアだったり。いまの社会で問題になってることを上手くからませて興味をかきたて、ええっ、そうくるか〜という展開で、先もオチも読めない。
とくに最終話は毒気とユーモア満載で、笑った笑った。第4話とのつながりも、見事なしかけ。第1話がややダークだったので、最終話の明るいユーモアに救われ、読後感が良かったです。
筒井康隆の世界を、思い出しました。社会批判をユーモアでくるむセンスが似ている。
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まさに『世にも奇妙な物語』の世界観溢れる短編集でした。
(ドラマの原作かと思ったらそうではなかったのですね)
『これは世にも奇妙な物語である』と最初に宣言してしまうことにより、様々な約束事が取っ払われて
物語は自由で奇想天外な翼を手にすることができるらしい。
物語に現実味を与え辻褄を合わせることが、
小説には欠かせない作業ではあるけれど
たまにはこんな小説を書いてみたくなる朝井さんの気持ちもわかるし、
また時々はこんな小説が読みたいと私も思っている。
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タモリさんが司会者を務めていた、あの有名な番組をモチーフにした今回の作品は、全部で5章の物語に分かれています。どこか薄ら怖い独特の雰囲気が全編から感じられ、今にも例の番組のBGMが流れてきそうな物語に仕上がっていました。エンタメ要素のある小説が読みたい方にはおすすめの一冊です。
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世にも奇妙な物語好きな身として楽しんだ。小説ならではの仕掛けが面白かった。少々展開が強引な部分もあるか。
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ミステリーやSF、不思議なお話が好きなのであらすじに惹かれて買ってみました。
それぞれの話に、思いもよらない展開があるのは確かなんですが、個人的にはもう少し予想できなかった展開を期待してました。こう、どんでん返しがすごい!みたいな。あまりそんな風には感じられなかったので星は3つです。
テレビでも放送している「世にも〜」の類なので、世界観も普通でサラッと読みやすい作品です。
万人にオススメできると思います。
特にオススメしたいのは、ミステリー初心者、現実的な話が好きな人。
あまりオススメしないのは、凝ったミステリーが好きな人、変わった世界観の話を読みたい人です。
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とても読みやすいです。
ただ、最後の章は1行目でオチが分かってしまって少し残念でした。
皆さん書いていらっしゃる通り、帯の過剰な表現で損しているような気がします。
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人気作家の朝井リョウさんが愛するTVドラマ「世にも奇妙な物語」に挑んだ現代風刺連作短編集。『シェアハウさない』ゾッと戦慄する恐怖譚。ヒロインに再び襲い掛かる悪夢の記憶!『リア充裁判』救いのある結末ですが価値観の違いで友子と小百合が一生理解し合えないのが悲しい。『立て!金次郎』懐かしい「熱中時代」の幼稚園版ですね。金次郎はもし裏の真実を知っても真っ直ぐに進むでしょう。『13.5文字しか集中して読めな』「子は親を見て育つ」ので自業自得でしょう。『脇役バトルロワイアル』無神経な主役よりも人間らしい脇役がいいさ!
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シンプルにおもしろい。
話自体は繋がってないけど、5つの短編がピースみたいに合わさって「世にも奇妙な君物語」という作品を作ってるかんじがした。
世にも奇妙って良い。
あとがきは読むべき。
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ドラマ「世にも奇妙な物語」風の短編集。著者の朝井さんは子供の時からこのシリーズが大好きだったらしい。後味の悪い話もあるが、どれもテンポ良く読めて面白かった。特に、第3話目、4話目が好き。このままドラマ化してほしい。そしてまた次の短編集もあれば読みたい。著者のシリーズへの愛が伝わる一冊だった。
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それぞれの短編に見事に伏線を回収するオチがあり、最後の章では1冊の小説としてのオチが待っている。
全体的に皮肉が詰まっており、爽快感がある。
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今年10冊目。
世にも奇妙な物語風に
突然のシチュエーションから話が展開していく。
山田悠介しかり、
「現実にはあり得ない理不尽な謎の境遇」
からなる話、みんな好きなのだなーと思った。
異空間違和感ミステリーというか…、
世にも奇妙な物語はついつい見てしまうし、
こういうテイストの小説も読んでしまう。
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朝井リョウさんの作品は、私にはやはり肌に合わないようだ。
後書きでTVドラマ「世にも奇妙な物語」が大好きで前提なしの突然出現する話に憧れて書いたというような事を語っている。
なるほど、そのTVドラマを面白いと思えない私が本作品と肌が合わないのも仕方ないか。
私の読解力に問題有りか?
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子どもは、敏感だ。大人が思っているよりも、人のことを見ているし、空気も読むし気も遣う。大人が大人にそうするときよりも、もっと、ずっと高い解像度で。