紙の本
求められない読者なのでしょうね
2019/01/01 21:03
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：栗太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
羽海野先生はかつて、（川本家のことを描くと将棋パートを読みたい人から文句を言われ、将棋のことを描くと川本家パートを読みたい人から文句を言われる。私にどうしろって言うんだ）という意味のことをツイッターで呟いていらっしゃいました。その時は「二つのパートがバラバラで、作品として纏まっていないから、そう言われちゃうんでしょう」と思ったものですが、１４巻を読んで確信しました。先生は将棋パートの読者を捨てたのですね。
あったかい日々を描いて、優しい読者からきゃっきゃと喜ばれれば楽ちんですものね。描き手の自由と言われてしまえばそれまでですが、ここまで描かれてきた棋士たちの人生まで軽んじられた気持ちで、残念です。零君は三日月堂の若旦那になって、近所の子どもに将棋を教えたり、のほほんと暮らして「あの人、昔はプロ棋士だったんだよ」「凄―い」と人から言われる大人になるのでしょうね。
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なんといっても見どころは懐かしい面々（彼らは今後も登場してくれるのか？）、そして零とひなの動き出す関係性。
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辛いことも怖いこともなくて幸せな14巻。あれ、山崎…？えっマリオとルイージ？藤原デザイン！？そして奥さんと彼女たち…！！とサプライズ展開。先生素敵なお話をありがとうございます
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新刊を毎号待ち続けて読みます。いつも期待を裏切らない、いや、期待以上の内容で本当に羽海野先生はすごいなあと思います。
台詞の言葉に救われることもよくあります。
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・炊き込みご飯って炊飯器じゃなくて何で作るの？？←そこ？
・島田さん好きすぎてつらい。←
・先生が（或る意味）告って吹く。
・リボーンの棋士が面白いと思ってたとこだったから先崎さんのアマの話よかった。
・もう一人の先生がおっさんになった。
・結局進展なかったな。
あとなんかあったっけ。
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最初どこかで聞いた名前だなぁって思ってたらハチクロのメンバーが出てる！すごいほっこりして面白かったけど
れいちゃんがふびんです笑
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コミックスの特典はミニポスター？かな。可愛い。
林田先生の妄想がリアルでとても面白いですｗ
豆花って癖があるけどおいしいよねえ。
島田八段･･･いいなあ格好いい。
そして桐山君の想いはいつ届くのか！大人達は見守るのかなｗ
あとがきを読んだ感想。ハチクロ未履修なのが惜しまれる。
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うーん、どんどん甘くなって体がむずがゆい笑
小ぐしてる姿がほとんどないような印象巻で、ちょっと残念な気も。
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「天国と地獄」って曲あるけど
タイトルが「天国と地獄」なのに
なんであんなゴキゲンで
トンチキなメロディなんだ？
まるでコメディみたいじゃないか
ーーーいや、
っていうかコメディなのかもな
天国とか人生とか
恋とか人生とか
もう全部！！
幸せを 誰かに
ねだれない 彼女たちと そして彼の
未来を見つめる 一歩一歩
天国も地獄も 本当は
全部 その先にあるのに
ーーー何がコメディだ
俺はバカだ 1人で上ったり、下ったり
自分の人生を コメディなのかと嘆く者もいれば
その姿に 胸をあっためる者もいる
ーーー天国とか地獄とか言うけれど
そこがゴールかどうかだって
ホントの所は誰にも解りゃしないんだ
僕は 今も人が苦手だ
無理して 人と一緒に居たいとか思わない
ーーーでも
君が そうつぶやくと僕は
世界って もっと
思ったよりもずっと
やさしいんじゃないかって
思えてきたりするんだ
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そう、たった一年のことだった。
辛いこと、苦しいこと、心が折れそうなこと･･･たくさんあった。
でも、ちほちゃんは笑顔になり、
あかりさんの前には林田先生、島田八段が現れ、
この先のこと･･･未来を考えられるようになった。
奇天烈怪奇な職団戦から抜け出して、文化祭に間に合った零に、
ひなちゃんは心の底から「うれしい！」と叫んだ。
零も、笑えるようになり、人に気遣い考えるようになり、
そして高校生活最後の文化祭、話せるクラスメイトもできた。
あぁ世界は黄金に輝いている･･･良かったなぁ！
コミカルでギャグな展開多めの内容･･･釣り(イソメｗ)とか、
職団戦(先生たちはBクラス目標で必死なのですがｗ)とか、
ありますが、その合間に挟まれる台詞の言葉に胸を打たれました。
･･･と、職団戦。まさかのハチクロ！ここで回収とは！
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ここのところ重苦しい内容が多めだったので、今回は割とほんわりした気分で読める一冊
とはいえ、この作者特有の「底に流れる重いものが不意に差し挟まれる演出」は健在でそれも含めてこの作者のこのシリーズ、という印象
ハチクロの「その後」コラボ編も、あーうん、うん。みたいな
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ネタバレありー！
って、
いっつもネタバレありですが、
今回は最初に宣言！
chapter１４０・ふわふわの宝物
なにそれマニーちゃん欲しい！
ちなみに、
とうもろこしの天ぷらはマジで最高！
本当に美味しいやつ！
chapter１４１・なつかしい味１
ピーナッツの甘煮？！
美味しいの？
つか、
ちほちゃん元気そうでなによりじゃよ！
食べてみて、
美味しいと思ったものを家で再現できないかなって試すところが凄い！
それは、
料理の腕があってこそできるもので、
そうやって培ってきたこその腕前が履歴書に書けない能力の凄さよね！
chapter１４２・なつかしい味２
学校の先生とプロ棋士を呼んだら学校の先生がやってきた！
棋士様はお仕事じゃ！
出し抜け先生！
つか、
野口先輩ステキな！
chapter１４３・赤い橋のほとりで１
ハゼが釣れる？
先生と棋士様連れて釣具店に！
地元密着の個人店の凄さですが、
こういうお店には本当に頑張っていただきたい！
飲食店は特に！
チェーン店はつまらん！
chapter１４４・赤い橋のほとりで２
虫なぁ。。。
小さい頃はまだ平気な子もいますが、
モモちゃん無理かぁ。。。
で、
ひなちゃんも凄いなぁ。。。
と、
桐山君。。。
わかるけどね！
と、
先生と棋士様の話も分かるけど、
２０倍どころか１００倍くらいですけど、
ぶっちゃけたね！
chapter１４５・赤い橋のほとりで３
棋士様のプロ道はよくわかる！
かぐりんも同じなんで。。。
で、
野口先輩、それどうやら桐山君みたいですよ。。。
chapter１４６・赤い橋のほとりで４
イソメ。。。
さすが棋士様田舎っ子ですな！
と、
あかりさん流石です！
chapter１４７・赤い橋のほとりで５
ひなちゃん。。。
あかりｘ桐山君？？？
ひなちゃん。。。
chapter１４８・秋の風景１
学園祭ねぇ。。。
本気になって参加すればおもしろいよ！
しかし、
当時はそんなことも気にせず遊んでたな。
で、
ようかいカフェですか！？
行きたい！
chapter１４９・秋の風景２
あー
あー
あー
あー山崎さんですよね！
なんで？
なんで居るのぉー！
つか、
毬男と類ジのジってどんな漢字だっけ？
つか、
なんで？
なんで？
なんで？
あー
真山！
しゅうちゃん！
野宮さん！
chapter１５０・秋の風景３
いやぁー！
桐山君の学校の先生たちと、
真山にしゅうちゃんに野宮さんが対局？！
このコラボ無敵！
つか、
先生達の本音。。。
教育者としてどうなの笑
chapter１５１・秋の風景４
無理しないでねは、
無理してくれたら嬉しいぞってことですもんね！
chapter１５２・秋の風景５
なぁー！
真山とまだ付き合ってるのー！
つか、
野宮さんと結婚したのー！
ごはん大丈夫？
あぁー、
毎日お酒かぁー！
つか、
右手ー！
治ったの？
違うでしょう！
絵は？
絵は描けるようになったのぉー？
馬なの？
ユニコーンなの？
粘土じゃなくって絵わぁー？
ちゃんと、
最後の４ページは現役ヒロインが持ってってくれてよかったよ。
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言うまでもないとは思うのだけど、表紙の猫耳ひなちゃんが可愛い(*´ー｀*)猫と言えば川本家のニャンコたちですが、この14巻ではマニーちゃんという招き猫と同じ柄のニャンコが登場し、私の心をメロメロにさせるのです。
幸せな気持ちになる14巻ですが、ところどころ過去の出来事が思い出され、登場人物たちの辛さが身にしみているからこそ、心からこの14巻が良かった。ありがとう。と思えるのです。
それにしても、ひなちゃんはいつになったら自分の気持ちに気づくのでしょう。ハチクロの伏線回収にはびっくりでした。懐かしい。そして笑っちゃう(((*≧艸≦)ﾌﾟﾌﾟｯ
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今巻は最後までホッコリした。
前半、島田八段vs林田先生。桐島の思惑を見通した上で釣りに来るとかやっぱ優しいな。
後半、懐かしの人たちの登場。将棋盤が似合うなと思ってたけど、まさかの伏線！みんな幸せそうでなにより。
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零ちゃんプロデュースによる林田先生と島田さんのトンチキな恋の鞘当てがなんか意外な方向にいっちゃって笑い、零ちゃんが指導した駒高の職員たちが挑む職団戦に登場した面々に「ハチクロつながったー！」と驚くなど、陽気な展開に頬が緩む。でも、ヒナちゃんの受けた傷は零ちゃんじゃなくても痛いほど感じ取れる。そんな中でも、彼女もあかりおねいちゃんも前を向く。この世界のみんなに明るい未来がありますように。
