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一気に読んだものの、わたしの好きなファンタジーとは少し違う雰囲気だったかも、と。(鹿の王や守り人みたいな世界観をイメージしてしまったのもある)でもそう言い切るのもまだ早いし、謎も気になる。とにかく見届けなければ。
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面白くはあるのだけど、児童書として刊行されているからなのか、物足りない感じもする。でもまだ一巻だし、児童書でも面白いものは抜群に面白いので、続きを期待してはいるけれど、どこを目指しているのか、いまいちテーマがわからない。これから描かれていくことを期待している。
ファンタジーなのでそこまで細かく突っ込みたくはないのだけど、戦争が終わって黒い森が世界を包んで〜と書かれると、どうしても現代より未来か、現代くらいの時代をイメージしてしまって、その時代に神が治める国と言われても…なんかちょっと違和感が大きくて、変な感じ。
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あったかもしれない人類の未来の1つ。
人間は何のために争って、何を護り遺すのか……考えさせられるお話しですね。
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世界観を楽しめる。
謎が多い。とくにこの世界の成り立ち自体が謎。
神と呼ばれる人、火を狩る人、木々人。何者かによって創造された世界。不思議が多いが、入り込みやすい。
灯子が田舎っぺなのもいい。
田舎っぺが実は救世主候補。児童文学の典型ではあるが。
ひかりの狩シーンが幻想的で、憧れる。
一閃。光が貴重な世の中。
ありふれた光の中で生きる現代人に光とは何なのか問われている気がする。
揺るる火が、人工衛星で、それを手にしたものが今の体制を崩す。それを手に入れるのは灯子か。
希望を求めて戦うが、それは結局、新たな絶望なのかな。
単純なハッピーエンドにはならなそう。
読む手が加速していく。
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・火に近づいただけで人が内部から発火して燃えてしまう世界。人が扱える火は危険な炎魔から取れた炎だけ。
・炎魔を倒して炎を手にいれることができるのは火狩りと呼ばれる者たちだけ。
・火狩りの男に救われその武器と犬を返しに首都に旅立った少女、灯子。
・父が残した危険な雷火とともに病気の妹を治すため腹に一物ありそうな金持ちの男の厄介になる、おそらく灯子を救った火狩りの息子、煌四は雷火の研究を進める。
・神々の戦いが起こるかもしれないという噂。それに巻き込まれるであろう人類は生き残ることができるか?
・二人の主人公はいつか出会うのだろうがいつ出会えるのだろう?
・山田章博さんの絵なのでどうしても「十二国記」あたりのイメージにひきずられてしまう。あっちが更新されない期間(十二国記ロス)の代替としてもいいかもしれない。
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和風SFのような趣が凄く好み。ポストアポカリプスな世界観がだんだんと明らかになっていくのも面白かった。続刊も読む。
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「千年彗星<揺るる火>を狩った火狩りは、火狩りの王と呼ばれるだろう」
まだまだ、物語の序盤。
2人の主人公が出会うのは、次の巻になるのかな?
どんな出会いになるのか楽しみ。
かなたの、健気さが個人的にはとってもツボ。
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小学生の息子が集中して読んでいたので、借りて読んでみた。設定は荒廃した未来の地球。世界は炎魔が跋扈する黒い森に覆われ、人々は点在する結界で守られた居住可能なエリアで細々と暮らしている。自然の火がそばにあると人体が発火するため、代替の「火」を使用している。
1巻を読んだ感想としては、可もなく不可もなく。どう面白くなるか、2巻以降に期待。
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たしか、いつぞやのダヴィンチプラチナ本。火狩りって、なるほどそういう意味ね。挿絵の影響力って凄くて、どうしても十二国記を思い浮かべてしまうけど、世界観もそう遠からず、って感じ。もちろん、これは自分的に誉め言葉。これからだんだん増えていくのかもしれないけど、とりあえず今のところ、主たる登場メンバーもそれなりに限られた数、ってのも好もしい。わちゃわちゃ出てこられても訳分からんしね。この先の展開も楽しみな第1巻。書きようによっては、それこそ、件の十二国記並みの長編にもなり得る素材と見た。
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おおお!すごいものに出会ってしまった。手を出してしまった!
児童文学でファンタジー、心踊ります。
人類最終戦争後のずっと先の世界、人間は火を扱えない体になってしまった。
人類に文明をもたらした火を…。
人間が扱えるのは、炎魔というモンスターを狩ったときに得られる火だけ。
世界は炎魔がはびこる黒い森に大部分を覆われ、人間は結界の中でしか暮らせない。
紙漉きの村で暮らす灯子は、ある日森で炎魔に襲われ、ある火狩りに助けられる。かわりにその火狩りは命を落とし、その遺品と相棒の犬を返すため灯子は旅立つ。
そして首都に住む煌四は母親を失い、生きていくために世界の秘密に関わる仕事をはじめ…
もじもじとした灯子に最初やきもきしたけど、徐々に覚醒するんだろうなという感じもよい!これから交差するであろう二人のストーリーが楽しみ!全4巻、ゆっくり楽しみます。
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物語が進めば進むほど、広い世界が広がっていてこのままどこに連れて行かれるんだろうかと、ワクワクしました。これぞファンタジーの醍醐味!
過去と未来が混ざったような独特の世界観は、神話物語のようだけど、SFのようでもありどんな真実が隠されているのか、2巻以降もとても楽しみです。
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これまでにない設定に興味が駆り立てられる。
文体は格調があって、描写はややくどく感じることもあるが、丁寧で表現に工夫があり、読書の楽しさを享受できる。
個人的には主人公の方言が可愛らしくて好きだ。
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物語の動き出し。これからおもしろくなるだろうなと思わせる終わり。
児童書なのに、設定がこまいかいし、神族といわれる神様や火のもとになる炎魔の描写も丁寧。途中途中にある、山田章博の挿絵も素敵。
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人類最終戦争後の世界。人体発火病原体に侵された人々は、神々の子孫であり長寿と異能を持つ神族により統治され、結界に守られた土地で細々と暮らしていた。そして、火は森に棲む炎魔と呼ばれる獣から火狩りたちが狩って入手するものとなっていた。
森で炎魔に襲われたところを火狩りに助けられ、代わりに死んだ火狩りの遺品を首都まで届けることになった灯子のパートと、裕福な商人に引き取られ、火の研究に没頭する、煌四のパートが交互に描かれる。
灯子のパートは戦闘シーンが多く、血なまぐさく落ち着かない印象がある。そして、全体に暗い。
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最初少し間延びする感があるけれど半分過ぎたあたりから物語がバタバタと動き出す感じがある。
面白くなってきた〜〜(º∀º*)
次巻が楽しみ!!