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「海街diary」シリーズ完結編
素直に星五つに出来ないのは心が汚れちゃってるからか…逝ってくるわ
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完結したけれど、良い意味で完結という感じがしない。それは多分描写がここまででも、四姉妹をはじめこの物語に出てくる人達が海街で生き続けているだろうなあという確信があるから(最後の番外編で時間を進めていたけど)。
吉田さんの作品は名作バナナフィッシュみたいな現実から離れたような設定でも、その世界がきちんと成立している所、人と人との関係の恐いくらいのリアリティを感じされてくれる所がある。海街ダイアリーは多分日常に近い世界で、それだからか、それだけでもないけれど人と人との繋がりの温かさと同時にちょっとした歯車のズレでどうとでも狂っていってしまう怖さ、人生というものを感じられる漫画だった。
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番外編「通り雨の後に」に登場した、大人になったすずちゃん。帽子の陰で表情は見えなかったけれど、きっと、美人さんに成長したんだろうなあ。
河鹿川のすぐそばを流れている小さな詩歌川。二つの川は決して交わらないそうだけど、いつか、見てみたいな。
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最後ちかちゃんに泣かされるとは。
勢いで、仕方なく、自分から…色んな選択を重ねてここに着いたんだなと。
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ついに完結!
姉妹たちは勿論、各キャラの人生が区切りのいいところで終わった感じ。まだまだ人生が続いていく様子も感じられて、良い終わり方だと思います。
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「喜望峰の風に乗せてThe Mercy」という映画を観終わって、町を歩いていて、このマンガを思いだした。 吉田の「行ってくる」という題の付け方にとても感心して、マンガの内容は端折るけれど、「行ってくる」に対して、「待っている」人や場所がある。マンガはそこがいい。それで覚えていたのだけれど、この映画では「待っている」けれど、「帰れない」。そこが辛い。どっちもあるよな。
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「細雪」みたいに、長く長く続く四姉妹の話かと思っていた。そう思った途端に終わってしまった。永遠に続く物語というのは無いんですね。
「人の幸不幸は、本人にしかわからへん」(73p)
「あーウマ。腹がへって、めしが食えるって、すげーことだ。幸せって、コレでいいんだよな。生きてるって、それだけで超ラッキーだ」(113p)
「お姉ちゃんも、もうどこにも行けるでしょ」
「は?」
「『うちでいっしょに暮らさない?』あの時すずにそう言った時から、責任があるって、思ってたんでしょ?もうすずは大丈夫よ。子育て終了!婚活上等よ」(156p)
あゝもう一度、広瀬すずが浅野すずになって、スクリーンに帰って来て欲しい。
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『海街ダイアリー』は、鎌倉で暮らす4人姉妹を中心に繰り広げられる人間ドラマ。
この漫画には、あらゆる年代の人が登場します。
この漫画を読んで思うのは、
「人にはそれぞれ特徴がある」ということ。
そりゃそうだろう、というツッコミは承知の上。
だけどやはり思ってしまうのです。
アイドルにいそうなかわいい顔の女子がいたり、
ある人から見たらブスと言われるような顔の子がいたり、
しっかり者のおねえさんがいたり、
大酒飲みのおねえさんがいたり。
金持ちの子で、さらにイケメンでもある男子がいたり、
ワアワアうるさくてどうしようもない関西男子がいたり、
心を表に出すのが苦手な鎌倉男子がいたり。
その子供たちを守るように存在する、
父親、母親、おばあちゃん。
近所のおじちゃん、おばちゃんたち。
海と山、寺のある街、鎌倉。
ああ、世の中にはいろんな人がいるなあ。
みんなそれぞれ、特徴があるなあ。
ああ、この人はあの人が好きなんだな。
このおじさんはおばちゃんのことが好きなんだな。
誰かが誰かを思う気持ちが、
物語のそこかしこにあふれている。
その気持ちにふれるたび、
読者の心は震える。
なんでもない人たちの、
なんでもない日常。
「すごくなくていいの」
「無事に帰ってきてくれれば」
作中のある人物が言ったセリフが、
この漫画のすべてを物語っている気がしました。
すごくなくていい。
ただそばにいてほしい。
そばにいてくれるだけ、
ただそれだけで幸せなの。
そんな彼女の思いが、
私の胸を熱くさせる。
『海街ダイアリー』は、
そんな物語でした。
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4姉妹それぞれが良縁に恵まれる大団円。
現実の鬱屈を忘れたくてフィクションを読むわけだから、この爽やかな読後感で良いのだけれど。
でも今は少し精神状態が悪いので、良いパートナーが見つからないと幸せになれんのかと捻くれたくなる…。
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終わってしまった…寂しいなぁ。
四姉妹みんな幸せな感じになって良かった。
あと最後の番外編が、意外だけど結構よかった。
陽子さん本当ダメだね…ってのは別に意外ではなく。
彼を主人公にしたのが意外だった。
陽子さんについていった方がグレてしまって、おじさん夫婦のところに残った方がまともに育った…そうだろうそうだろう。実の母親と居ることが万能なわけではないよね。
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とうとう終了。結末まで描き切ったのは三女くらいで、他の姉妹たちについては、未来をある程度示して、みたいなところで完結。なかなか味わい深い最後でした。
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白や余白を生かした、シンプルな美しさ。
説明のいらない、完璧にキャラが立った多彩な登場人物。
時折見せるユニークな表情と真剣な表情。
日本のマンガの最高技術を見る。
映画化もされたけど、マンガとしての表現力こそやはり味わうべき。
構図、見せ方、セリフなど、マンガの構成要素の全てが魅力的です。
2018年12月にいつのまにか刊行されていた最終巻。
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1巻から時間をあけながらちょこちょこ読んできたので、番外編で出てきた人達、誰だっけ?と思ってしまった。登場人物けっこう多い上に、再再婚とか、家庭事情が複雑だよな。でもなんだかんだ前向き。
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何か小難しいというか、常識の範囲内に話に最後は落ち着いてしまったかな、まぁしゃあないかなという気がしますが、少々物足りなさを覚えるのも確か。
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読了:2020/1/3
最終巻も淡々と。は〜、終わっちゃった…
なんとなく、「Papa told me」みたいな感じで日常が変わらずずーっと続いていくような気がしてたので、さみしいなぁ。
最終巻だけあって、以前にも増して人の感情や行動がストーリーに都合よい筋をなぞってくれる感じだけど、仕方がないか。