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すごい内容だった。
小説ではないのに一気読みした。
いじめ、学校、保護者。
考えさせれる。
教師、学校の責任の重さ。
一貫して保護者目線で書かれているので、
普段保護者はこういうことを考えているのか。
こういう風に見えるのか、と
とても勉強になった。
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私の読解力のなさか、たまに著者は母親の方だったっけ?と思うところあり。
ま、そんなことは些細なことです。
息子さんの、いじめを受けての不登校から立ち直るまで、のお話でした。
家族の、特に母親の支えがあって
息子の成長を促しつつ、環境も整えつつ、立ち直ったのは素晴らしいことだと思いました。
ただ、息子さんの繊細さが、人からの言動に傷つきやすく、
事が大きく捉えられたという感じもしましたが。
いじめたとされる子側の認識も気になります。
あとは長女も自身の環境を変えざるをえなかったのですが、
彼女へはどれくらいサポートできたのか、も気になりました。
本書の主役(?)は息子さんなので書かれていないだけだとは思いますが。
親になったこともなく、の立場だとひねくれた見方しかできなかったのかもしれません。
個人的にはちょっとうーん、と思うところあり。
キレイな成長物語としてはあまり捉えられませんでした。
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いじめを受け、不登校となり、転校するといういじめの重大事件の被害者の父親が150日間の記録を出版した。いかなる理由があろうといじめられた子の人権を一番に守ることが学校の役割であるが、できていない。いじめを早期発見し、保護者と連携を図りながら解決していくことの大事さを感じた。それにしても、この場合、一番の原因は教員の資質だ。教員採用までに、生徒指導と児童理解に関する技術をある程度身につけさせること、あるいは、採用後、いきなり学級担任をさせない仕組み作りが必要であることをつくづく感じた。