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ガッツーン、と来ました
うおやま先生が嫌がっても、私は遠慮も容赦もせずに、この『ヤンキー君と白杖ガール』を殿堂入りにしますよ
最高すぎて、こう、体中の毛穴から変な液が出てきそうになります
こういう書き方をしちゃうと、未読の漫画読みに、「え、面白いの、本当に?」と敬遠されちゃうかもしれないと判っちゃいるんですけど、冗談抜きで、読んだら、少なくとも、歓喜で涙ぐめます
何で、こんなに、読み手の心にぶつかっていける、凄い漫画を描けるんでしょうか、このうおやま先生は
それなりの数の漫画を読んで、感想書きとしての地力を上げたつもりでいたんんですけど、やはり、未熟です、私は
悔しさで血涙が出そうです
この『ヤンキー君と白杖ガール』の良さを伝えたいのに、どう伝えていいのか、まるで掴めません
時間をおけば、もしかしたら、書けたかもしれません
けれど、読んで、すぐに書きたい、と思える作品なんです
タイトルや表紙から察した方もいるでしょうが、主人公は顔が怖いけどピュアな不良、ヒロインは弱視であるけれど、自分の人生をさほど、悲観していない強い娘です
そんな二人が出逢い、次第に恋惹かれていく、そんなキュンキュンしかないラブコメです、この作品は
断言しちゃいますが、好い人しか出てきません
この世界は、まだ捨てた物じゃない、そんな、どこ目線だよ、と突っ込まれそうですが、そう思えるほどに心が浄化されます、この二人が織りなす、穢れの無い恋物語を読むと
次の「マンガ大賞」に、この『ヤンキー君と白杖ガール』がノミネートしても驚かない漫画読みがほとんどでしょう
むしろ、ノミネートしなかったら、ふざけんな、とキレちゃうでしょうね、私
重松成美先生の『ブレードガール 片脚のランナー』、鈴木望先生の『青に、触れる』も、身体障がい者の日常に焦点が当たっている作品で、心に刺さり、良い作品だ、と推薦できます
けれど、この『ヤンキー君と白杖ガール』は、ぶっちぎりです
この(1)は出たばっかりだってのに、もう、(2)が読みたくてしょうがないです
きっと、そんな気持ちでいるのは、私だけじゃないでしょう
けど、すぐに出ないのは百も承知なので、それまで、この(1)を何度も読み返そうと思っています
色々と得る事の多いストーリーであるのも、この作品が高い評価を正しく受けている理由でしょう
単に、健常者と障がい者のラブコメを描いているだけじゃ、ここまで人気が出ません
もしかしたら、うおやま先生に対し、何様だよ、お前、と罵倒の声を浴びせる者もいるかも知れません
障がい者の事を馬鹿にしているのか、自分達に優しくない世界で懸命に生きる彼らの人権を守りたがる団体から、そんなクレームも来る可能性もあります
でも、うおやま先生が、森生とユキコのような関係になれる男女が増えて欲しい、と願うのであれば、その手の中身がない、自己満足だけの罵詈雑言は気にせず、自分が信じる光、世界を少しでも変える為の努力を信じて、この最高の漫画を描き続けて欲しいです
何の力もない私に出来る事と言ったら、精々が、この『ヤン���ー君と白杖ガール』(1)の感想を書く事くらいで、自分の力不足が歯痒くて仕方ありません
けど、何もしないよりはマシなので、拙くとも、精一杯を感想に詰め込まさせて貰いました
どうか、この(1)を読んだ人が、明日から、困っている誰かに、自分が出来る良い事を出来ますように
この台詞を引用に選んだのは、ユキコが良い子すぎる、と震えてしまったので
確かに、見た目は大事だ。自分に、良い印象を持って貰うために、外見を整える事は、社会で働く上では必須だ
しかし、外見に、誰でもない、自分が惑わされて、自分らしさが見えなくなってしまったら、本末転倒でしかないです
視るべき物をしっかりと視て、自分らしい見た目で、堂々と生きていきたいですね
「そういうわけだから、視覚優位で生きている者が、人の外見に振り回されてしまうのは、しかたがないことかもしれない。でも、黒川、自分まで、自分の見た目に振り回されるな!!顔にキズがあるからって、オマエはダメなんかじゃない!オマエのいいところは、私が、よく、知ってるし・・・・・・」(by赤座ユキコ)
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出会えて良かった本です
『ヤンキー君と白杖ガール』
人生で素晴らしい本に出会えることは多くはないと思う。
社会問題とラブコメのバランスがいいですね。
勉強になりました。
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めっちゃ良かったです。
顔に傷のあるヤンキー、黒川君と弱視の白杖ガール、ユキコのボーイミーツガールな物語。
基本、黒川君とユキコの甘酸っぱい、ムフフな恋模様を重苦しくなく描いていてデレデレしながら読むことができるのですが、決して“軽く”ないんです。
黒川君もユキコもいわば現代社会のアウトサイダー。
友も家族もいるけれどいわゆる“フツー”からはみ出ていると感じているところもある。
そんな二人が出会ってお互いを知り、もっと知りたいと願う。
そんな“フツー”のことが“社会”とつながる糸口となり、どんどんどんどん“世界”を広げていく。
すごいのがこの題材を力みなくサラリと描いているように見えてしまうこと。
さりげないけど心にズンとくるセリフに何度も泣かされました。
最初は絵がちょっと苦手かなと思っていたんですが、読み終わる頃には皆かわいくてかわいくて・・・。
読む人の世界も広げてくれるかもしれないマンガです。
音声ガイド付きのアニメとかにならないかな~。
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アトロク1月9日「ヤンキーこそが丁寧な人生を歩んでいる気がする漫画 3選」より。
登場人物がみんな根がいいやつばかりで、気持ちが温かい。金沢獅子王いいやつ。
感情の機微の描き方は細やかではないけど、その優しさに目頭が熱くなることが何度かあった。
読んでほっこりするし、視覚障害者とその周辺への学びもあってよい。
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物凄くタイトル買い!知らなかったのが悔しい!出会えて良かった♪
なんだろ、この優しさと愛しさと厳しい(悪い意味でない)現実が溢れる世界は♪
視覚障害のユキコとヤンキーであるが故にやさぐれていた森生の出会いから始まるラブコメ。
白杖ガールとありますから、障害をもつ女の子のお話。
周りと当事者の「フツウ」とか余計な事を文字にすると、この読んだ気持ちは、伝わらない気がする。
ユキコが姉に言った「ちゃんと私を見てて」は、前に進む、幸せに生きる決意。
黒ヒョウが変えるユキコの世界、ユキコが変える森生の生き方が輝いてます。
ユキコに宛てた黒地に白文字の手紙が、森生の優しさと成長の印。
孤独だった姉にも幸せの兆しも♪
医療福祉に身を置くものとして知らなかったのは不覚です!
#ヤンキー君と白杖ガール
#漫画倶楽部
#漫画好きな人と繋がりたい
#漫画好き
#漫画
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元ヤン青年と弱視の女子高生の
シチュエーションコメディ。
読む前は、笑っていいのかな
…という意識がちょっとあったけど
ぜんぜん、素直にラブコメだった!
むしろ王道かも。
黒川の初恋のとまどいと
ユキコの乙女心にキュンキュンきたわ。
とはいえ、学校の友達とのやりとりや
ユキコと同居しているお姉ちゃんの話は
現実が見えて、せつなくもあるなぁ。
続きも読んでみよう。
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この巻の感動フレーズ
私は私の『フツウ』を生きている
でもこの街は
私向きには作られてはいないから
一巻め冒頭で、このパンチライン。最高だ。
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ドラマが良かったので、マンガも買ってみました!
登場人物から、勇気ときゅんきゅんをもらえます。視覚障がいの世界も学べてよかったです!町で目の見えない人に会ったときの手助けの仕方も学べ、とっても勉強になります(^∇^)
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ヤンキー君と白杖ガール 1(MFC)
著作者:うおやま
発行者:KADOKAWA
タイムライン
http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
Web漫画の話題作が杉咲花さん主演でドラマ化
日本テレビ:22時:00分〜
放送開始日:2021年10月6日
水曜日放送スタート
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障害を持った人や高齢者、性的マイノリティの方や生きづらさを感じている人たちが抱えている気持ちや
目が不自由な人をサポートするときの注意点などを知ることが出来てよかった。
続きも楽しみ。
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バリアフリーについて考えさせられる漫画、ではあるものの、ラブコメとしても素敵。ときめきと真面目のバランスがすごくちょうどいい。
障害があってもなくても、生きづらい人は生きづらいし、健常者で食うに困らない生活をしてても、自分を不幸だと思ってる人はたくさんいる。
そんな中、人より乗り越えないといけないものが多いはずのユキコさんが見せた強さに心が震えた。
"幸せに生きるって決めてる"という言葉の力強さ。
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【あらすじ】
街を牛耳る最恐ヤンキー・黒川森生(18)と盲学校高等部に通う「弱視」の赤座ユキコ(16)。出会ってしまった運命のふたり――!WEBの話題作、待望の書籍化!
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感想は最終巻にまとめて記載予定です。