偽りの花嫁は貴公子の腕の中に落ちる みんなのレビュー

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全体的には、どんな展開になるのかワクワクしながら読み進めて楽しかったです。
腹黒系のキャラは、どんな策でうまいことやるのかと考えるのが好きです。
気になる点があるとすれば、白い結婚でも考え方によっては浮気では？と
思える点がなくもないというのが一つ。
あとは、すべてうまくいくように仕込みを終えたところでお話が終わってしまったこと。
せっかくの恋愛ものなのだから、計画が遂行されるところも見たかったなぁと。
ネット上の原作では、どうやらもう少し色々あるようなのですが本の終わり方だとちょっと不完全燃焼が否めないですね。

アルファポリスの方で続きを読んでみようかと思ったりしたのですが、
本の直接の続きではないようで、そちらで最初から読むか迷うところです。

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身代わりで結婚することになったジュリア。結婚式では相手まで身代わりで、そんなことある？と言いたくなる。でも最初から「大切な恋人がいるから」なんていうことを言ってくる人なんて夫とは思えないから、よかったのかも。とも思った。ちゃんと現実を見ていなかった夫が、ジュリアと関わるうちに自分の役目を自覚するのは見ていて楽しい。ちょっと遅いとは思うけれど、改善しないよりはいいと思うし。ジュリアとジョルジュの関係がどうなっていくのかも楽しみ。