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全体的に軽めの内容ですぐ読めた。これからの日本について考えいこうとする導入部としては良かったです。更に深い議論を重ねたものを知りたい。自分自身が当事者意識を持って考えたい。
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おわりに にある
落合陽一さんのお父様がウォズニアックにインタビューしたのくだり
(引用)
「日本のハードウェアは最高だ。でも、ソフトウェアはいまいちだ」と言われた父は、彼に打開策を問いました。すると、ウォズはこう答えたのです。
「そんなの簡単だ。若者を自由にすればいい」
(引用終わり)
これに尽きると思う。
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この正月休みはツイッターに時間を費やしてしまった。時代の大きなうねりに直面している気分だった。そんなに力を込めなくても、少し掘り起こすと、読み応えのある文章や動画にすぐ出会える。1,2時間あっという間に過ぎてしまう。そんな中、出会ったのが、「平成最後の夏期講習」。そして、「ポリテック」ということば。いやあ、おもしろい。個人的には教育や子育て高齢社会などに強い関心がある。「ゼロヒャク」でも取り上げられていたがオンライン教育。「学問のファンクラブ」会長(自称)としては、これは見逃せない。テクノロジーをつかえば、ひとりひとりのニーズに合った教育ができることだろう。もっと前へ進まなければ。(一方で見栄を張って自分には難しすぎるような本を読むことや、「わからなさ」への耐性も必要だと思うが。)介護もテックが大きく変える可能性がある。認知症の患者にiPadを持たせるというのはどういう取り組みだろう。父は現在かなり意識レベルが落ち込んでいるが、大きな声で話しかければ反応はしている。母は年末から少し持ち直し、人工透析をしながらも意識ははっきりしている。毎日会いに行くことはできないが、タブレットなど使えば顔を見て話をすることなどすぐできそうだ。けれど、病室でそういうシーンを目にすることは、今のところまだない。前へ進まなければ。この本がどんどん売れているようだ。世の中捨てたもんじゃない。
ところで、第1刷を持っているが、市立小学校が年間150万とか書いてあるのを見て、一瞬、ほんの一瞬ひっくり返りそうになった。なおっていればいいが。
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2019-001『日本進化論』(落合陽一)
2019年1冊目。内容は今、色々議論されている社会課題 (少子高齢化に伴う社会保障費の逼迫など)に対するテクノロジーの観点からの解決策の提案であったが、きちんと成型されたデータを引用しながら議論を進めているので納得感があった。また、解決策の内容も妥当性がある。というか、今の日本はテクノロジーに疎すぎるという現状が皮肉にもテクノロジーによって課題解決をすることができるポテンシャルを増幅させているという側面もあると思う。
特に印象に残っているのは、自治体運営のために支給される公費は地域によって格差があり、その金額はもはやBI級になっている (p.61-62)ということ、核家族化以前の家族は約3世代に渡って一緒に生活していただけでなく、それぞれがレイヤー構造のようにそれぞれの年代の人とのつながりを持っていたので、地域交流が密であった (p.133)ということ、工業化社会時代の教育、つまり「社会のルールに適応することが大人になることだ」的メッセージを含んだ"教育"は「汎用性のないリコーダーを教える」という側面で切り取れる (p.165)(これは純粋に面白い表現だなあと思っただけ)ということ。以上の4点。
とは言え、これらは将来のあるべきビジョンを描いたものであり、これらの解決策を実行するには多くの困難があることは容易に想像ができる。それはテクノロジーに拒否反応を起こす政治家だけでなく、限界集落のような地域に住むご老人なども含まれる。なぜなら、彼らには現状を変えるインセンティブが存在しないから。もちろん、中には長期的な視点でこれからの日本を憂い、滅私の精神でこれらの解決策を受け入れる人もいると思うが、それが限りなく少数であると思う。
であるならば、長期的な視点で持って、現状を変えられる人を育てていくしかない。その素地はここ数年で着実に仕上がって行っていると思うので、1人の人間がビジョンを描き、かつ手を動かしながらそれを実装していかなければならないのだと思う。
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旬な話題を独自の目線で問題を浮き彫りにし、この問題に対して個人、企業、国がどう対応していくべきかが述べられています。
本当に素晴らしい対策法が盛りだくさんで
新書とは思えない知識を吸収できました。
私はあまり読み直しをしませんが、この本は何度も読み直してみたいと思いました。
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「オリジンを知ることなしに、オリジナルは作れない」
これからの日本だけでなく、いろいろな分野に活かせそうなフレーズです。
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【平成から次の時代へは受身ではなく、能動的に歴史を変えられる】
ポリテックという政治とテクノロジーでの社会問題解決に挑む1冊。
個々の属性値の差をテクノロジーで埋めるというアプローチが良い。フィジカル的にしょう害がある人や病気になったことで属性値に差が生まれたものをテクノロジーで埋めることはもちろん、職場でも経験の差からくる個々の能力値の差をテクノロジーで埋めるアプローチをしていく必要があると感じた。
テクノロジーを社会に実装するには様々な障壁があるが、最も重要なのは1人1人の考え方を変えていくことだと思う。パラダイムシフトとも言えよう。落合陽一さんはそれをアップデートと呼んでいるが、ポジティブに捉える天才である。
・高齢者は若者が支えなければ!
→ 高齢者活用して子育て!
・人口減少時代はピンチ
→ ピンチではなくチャンス。テクノロジーを導入しやすい(産業革命時のラッダイト運動は起こりづらい)
・病気になってから治す。お世話介護。
→ 予防・悪化防止。自立支援。
1人1人が現場感を持ってチャレンジすることこそアップデートの第一歩。自分としてはまずこの感想を上げるところから。NewsPicksでインプットアウトプットを繰り返し、現場で実装していきたい。
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冒頭の小泉進次郎氏との対談を読むと、政治の世界ではまだ昭和が続いていて、小泉進次郎氏がとても苦労して政治活動をしているのがよくわかります。その後はテクノロジーでの日本の課題解決を進めるとして、働く、超高齢化社会、子育て、教育、財政、スポーツについて考察します。小泉進次郎氏が首相になって、落合陽一氏が補佐官的な役割を務めると日本の未来も明るくなりそうです。
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平成が残した課題の解決方針を考える一冊。
現状では無理難題と思えるような問題をテクノロジーの利用で解決の可能性を考案していた。
明快な道筋でわかりやすかったが、やはりまだまだ現実的には難しいところがあるだろう。
落合さんの改革に近づくためにはテクノフォビアの克服や積極的に技術への接近を試みることが重要であるように感じた。
ポリテックの開始や制度改正に着手する前にこの問題が鬼門だろう。
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2019/12/31読了
テクノロジーをどう取り入れていくのか。苦手意識を持つ人も多い(私もどちらかというと苦手意識がある)が、今後テクノロジーなしでは日本社会を維持発展させることはできない。
単純作業や力仕事はテクノロジーを活用して、人は創造的な仕事をしていくべきだと思う。
職場でもその話題はでているけど、まだまだできてないのが現状。
人は考える力、感じる力ががますます必要になってくるんだろうな。
新年を迎えるにあたり、仕事のあり方を考えるきっかけになりました。
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ポリテク、政治とテクノロジーで変えていく。
少子化、高齢者などの問題はテクノロジーで解決出来ると作者はいう。
テクノロジーでこれから先はいろんなことが変わると思う。
若い人の発想も大事、この本は若い人こそ読んでほしいと思う。
印象に残った文章
⒈ 限界費用ゼロ化
⒉ 自ら問題を設定し、その解決を考えていく
⒊ Well-being(幸福で健康)という考え方
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数々の問題の核心と解決方針に触れながら、限界費用ゼロ的世界における仕事人の生き方「マタギドライブ!」へと誘う一冊。
「テクノロジーという猟銃」によって、「課題というクマ」を「狩る(解決する)」
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日本の問題を述べながら、
テクノロジーと政治の観点でどのように解決していくか、どんな思考をすればいいかをまとめた本。いままで読んだ落合さんの本の内容とかぶっていたが、日本の問題に関しては知らない点があったので良きだった。
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現在、世にときめいている人々の合宿ブレストを、落合氏がファシリテート、エディティングしたという体裁。多彩な論点が煌めいており、ヒントは多いが、これを実アクションに落とし込むのは、誰の役割?
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Politics(政治)×Technology(技術)=ポリテックが適用されれば、日本の超高齢化社会も乗り切れる。現在は過疎地のところではインフラの整備にベーシックインカムを導入できるほどのお金をかけているらしいし、日本と同じように高齢化が進むデンマークは技術を活用することによりGDPは増加し続けているらしい。日本も既得権益を取っ払い、ポリテックが上手く適用されれば、超高齢化社会も乗り切れるのかもしれないと感じた。