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恐竜に興味を持った小2の息子のために図書館で借りた。
まだ内容は難しかったようで、彼自身は読めなかった。しかし、地層や化石のことなど、恐竜に繋がる発見をした偉人達の本なので、いつか読んでくれるといいなと思う。
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〇エキサイティングな人物事典
地質学のイロハにも
〇そうか、人類の起源は現在はアフリカではないのか!教科書ではどうなっているのかな?
〇地質学の歴史が面白い。昔は地球は地面はどのように考えられていたか。
◎地質学の歴史を地質学者を紹介しながら見ていく
地質学の始まり
クセノファネス(前570~前480頃)
…岩石の中の貝殻 洪水?
アリストテレス(前384~前322)
…山の上の貝殻 海と陸が入れ替わった?
テオフラストス(前372~前287)
…岩石・鉱物の分類
沈活(1031~1095)
…山脈で貝殻の地層を発見。地形変化のあとを観察
ニコラウス・ステノ(1638~1686)
…サメの歯と石の一種と思われていた舌石の研究
地層の成り立ちを考え、地質学の基礎をつくる
アブラハム・ゴッドロープ・ウェルナー(1749~1817)
…岩石が海の中で出来たと考える(堆積)
水成論
ジョルジュ・キュビエ(1769~1832)
…化石から動物の全身を推測
ジェイムス・ハットン(1726~1798)
…岩石は地球内部の熱の力で出来上がった
火成論
堆積→地層形成→琉球表→浸食…このサイクルの繰り返し
それまで一般に浸食され続ける地球は将来無くなると考えられていた。
ウィリアム・スミス(1769~1839)
…イギリス地質学の父
化石で地層の年代を決定する。
素晴らしい地質図の作成
ウィリアム・バックランド(1784~1856)
…恐竜をはじめて研究対象とし、ストーンズフィールドで発見した化石にメガロサウルスと名付ける
メアリー・アニングは友人
妻メアリー・バックランドも化石収集家。イラストレーター。
チャールズ・ライエル(1797~1875)
…地質学の知識(鉱物・地層・古生物・地球の歴史)を1つにまとめる『地質学原理』
近代地質学の扉を開く
妻メアリー・ライエルは貝類学者で地質学者
メアリー・アニング(1799~1847)
…化石収集家!
たくさんの地質学者たちに知識と技術と化石を提供した。
ルイ・アガシ(1807~1873)
…氷河が地形を作り、氷河期があったことを主張した。
ロバット・マレット(1810~1881)
…地震学の基礎を作った。地震学の用語、データ作成。
オスニエル・チャールズ・マーシュ(1831~1899)
…親友と化石戦争。2人とも破産したけど、収集した化石のおかげで古生物学の研究が進んだ。
チャールズ・ウォルコット(1850~1927)
…バージェス頁岩の発見。カンブリア紀の地層。三葉虫、ハルゲニアなどを発掘。
アルフレート・ウェーゲナー(1880~1930)
…気象学の研究から大陸移動説を唱える
ダグラス・モーソン(1882~1958)
…南磁極の発見。南極観測船沿岸地図情報を作った。
アーサー・ホームズ(1890~1965)
…放射年代学の帰属築く
マントルが地球内部で動いている。
←プレートテクトニクス理論のもと。
大陸移動説の原動力の疑問解消。
チャールズ・リヒター(1900~1985)
…地震学者。マグニチュードの単位を考え、地震測定の基礎を作った
ベノ・グーテンベルクとともに世界中の地震を測定できるだけシステムを作った。
1959年、来日。東京大学地震研究所で研究を行う。
ルイス・リーキー(1903~1972)
メアリー・リーキー(1913~1996)
…アウストラロピテクス、ホモ・ハビリス!ケニアピテクスを発見。人間の起源がアフリカにあることを示す。
※最近の研究では、地中海東部で発生したと考えられている。
マリー・サープ(1920~2006)
…大西洋の海底地図をつくり、大陸移動説とプレートテクトニクス理論を証明した。
ウォルター・アルバレス(1940~)
…巨大隕石衝突による恐竜絶滅説。
KーPg絶滅
ロバート・バッカー(1945~)
…恐竜恒温動物説。
スーザン・ヘンドリクソン(1949~)
…最大のティラノサウルスの化石「スー」を発掘。
ボロルツェツェグ・ミンジン(~)
…モンゴルの古生物学
アヌスヤ・チンサミ=トゥラン(1962~)
…化石の歯と骨の微細構造から進化の実態をさぐる
宇宙飛行士として活躍する地質学者
キャサリン・サリバン
ハリソン・シュミット
エレン・ストーファン
ジェームズ・レイリー
徐星(1969~)
…羽毛恐竜の化石の発見。
鳥の起源が恐竜であることを証明した。
ウイグル自治区
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イラストや写真が多く、読みやすそう!
(☆科学読み物にくわしいおはなし会の方たちが選んだ「話題の科学読み物」。読んでみたい!)
「世界中の偉大な科学者をわかりやすく紹介するシリーズ。この巻では地質学者を中心に、キュビエ、アガシ、ウェーゲナー、ルイス・リーキーなどを紹介。高名な科学者たちは、どのようにしてその道へ進み、研究を深めていったのでしょうか。研究のいしずえを築いた紀元前から、さまざまな新発見をした現代までの研究者を、イラストと写真を多用して幅広く解説します。」
「各人物1〜2ページごとに、生い立ちから研究内容に至るまで簡潔にまとめられているので、コンパクトな伝記として読むことができます。また、分野ごとの巻構成になっているため、科学が過去からの積み重ねによって発展していることを感じることができる。」
目次
地質学のはじまり
アリストテレス
テオフラストス
レオナルド・ダ・ヴィンチ
ヒエロニムス・ボック
レオンハルト・フックス
コンラート・ゲスナー
マリア・シビラ・メーリアン
アントニー・レーウェンフック
ロバート・フック
カール・リンネ
ジョルジュルニルイ・ルクレーク・ビュフォン
アレクサンダー・フンボルト
ジョン・ジェイムズ・オーデュボン
チャールズ・ダーウィン
グレゴール・メンデル
アルフレッド・ラッセル・ウォレス
ヘンリー・ウォルター・ベイツ
ジョン・ミューア
南方熊楠(みなみかた くまぐす)
ビクトリアス・ポター
ユージニ・クラーク
ディビッド・アッテンボロー
エドワード・オズボーン・ウィルソン
ジェーン・グドール
シンシア・モス
スルタン・アハメド・イスマイル
メアリー・ボイテック
用語解説
索引