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アンソロジーは苦手な時も多いのだが、これはすべて楽しく読めた。
いろんな話が読め、いいように思えたのは、チョコレートのせいかも(笑)。
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全部面白かった。特に花魁の話とプラリネが好きだった。櫻川さなぎさん、と、はるおかりのさん。今度読んでみよう。
表紙絵とタイトルに惹かれて読んだけれど特に秘密な感じもしなかったし表紙絵っぽい話もなかったのはちょっと残念。もっとチョコレートが主役の話が読みたかった感じもする、かな。その点、今野さんのかぐや姫のチョコレートは、チョコレートをカカオから作るというとんでも展開が面白かった。
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そうか、チョコレートだバレンタインだ、と、お話を恋愛に持っていかなくてもいいのか。という、「2/14」がとても好きでした。
「花わずらい」も良かったです。遊郭ものは好み。
存じ上げない作家さんばかりのアンソロジー、しかもいただきものでしたが、楽しみました。
上質でうっとりするチョコレートが食べたくなります。
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「チョコレートにまつわるお話が読みたい。できれば少女小説的なものがいい」って思って検索かけたらドンピシャなものがあって購入。チョコレートを題材にしたアンソロジー。恋に関するものだけでなく、家族愛やラブコメっぽいのもあっておもしろかった。「プラネリ」「花わずらい」「2/14」が特に好きです。
「プラネリ」
姉の恋人であるショコラティエに、消化しきれない感情を持つ主人公。主人公を思いやる同級生の男の子がよい。いちばん少女小説らしい話って感じました。
「花わずらい」
最初読んだとき「花魁もの!?」ってびっくりした。チョコレートと花魁がなかなかに結びつかなかったので…笑 大正、時代によるシビアさは少なからずあるものの、優しい話ですごく好き。
「2/14」
家出少年が主人公。この少年が老紳士的なギャルソンに拾われて成長する話。これも甘く優しい話でとてもよかった。
短編集だから仕方ないんだけれど、花わずらいと2/14はもうちょっと長く読みたかった。
知らない作者さんもいてこの方の他の著書も読んでみたくなりました。バレンタイン前に読めてよかったかも。
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チョコレートに関する、アンソロジー。
2話目の、チョコレートは手作りで、に
本当にこの台詞言うのがいるのか! と。
現実でやっても、反感以上のものはないですが
本当に作りに行く女の子がすごい。
落ちには笑いましたが。
そいつにやるのは、確実にもったいない!
江戸時代にもチョコあったのか、の驚きもありますが
当時の人達が食べるには、ちょっと濃いような??
甘酸っぱい話ばかりかと思ったら
別方向のものもあって、面白かったです。
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失恋のほろ苦さと新たな恋を予感させる甘さの組み合わせがなんとも言えない『プラリネ』
あまりに理想が高すぎたが故に当たり前の幸せが届かなかったビターな『かぐや姫のチョコレート』
秘めた恋の甘いながらもどこか柑橘の甘酸っぱさも感じられる『ちょこれいと六区』
最後は思わず声を上げてしまいました。悲しさと甘さを混ぜ合わせた『花わずらい』
家族とは、縁とは何かを改めて考えさせてくれたホットチョコを思わせる『2/14』
どれも素晴らしい作品でした。
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なんとなく表紙のイラストとチョコレートにまつわる話ということで読んでみた。
美味しいチョコレートが出てくるものだと思ってたら、単に道具立てで美味しそうなチョコレートは出てこなかった…
チョコレートだからバレンタインデーに関する話が多いのは単純すぎる。