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なるほど、ドイツ人は、合理的でそこそこ幸せであれば良いといった考え方なんだと、何となくはわかっていたが、作者の29年間に及ぶドイツ滞在生活の中で、説得力のある解説だった。
すでに日本も、働き方改革が少しずつだが進んできていると思う。
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ドイツ人は、「効率」に価値を感じているということが書かれていました。質素な生活をイメージすると、またちょっと違う気がします。
慌てて仕事に取り掛かるのではなく、注ぐ労力や費用、時間を成果や見返りと比較してから始めるということ。
「金銭で測れない価値がある」として、自由な時間を新しい通貨とさえ考えていて、穏やかな生活や趣味などに価値を感じています。
お金に振り回されないという生き方は、ファイナンシャル・プランナーとしても、大事にしたい点です。
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日本もドイツも少子高齢化の国ですが、日本はこのまま過剰なサービスを提供し続けるとサービスの劣化だけでなく国の運営も崩壊するのではないかと思いました。
災害時特別警報が出ていてもピザの配達に行かせたり、コンビニでお酒を買うとき承認ボタンを押したくないと店員に怒鳴り散らすなど、どんなお客様でも受け入れようとする会社で働く現場の人たちが本当に不憫に感じます。
最近では元旦にチェーン店が休んだりコンビニでは24時間営業の廃止が進んでいますがドイツのように労働者に優しい職場環境になるのはだいぶ先だと思います。
ドイツに見習って私も過剰なサービスに期待しないでおおらかな気持ちでサービスを受ける側の人間になりたいです。
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ドイツ人の暮らしの豊かさは社会保障制度だけでは説明できない。ドイツ人の考え方や行動の仕方に要因がある。
サービスへの期待度が低い。
静かな生活と自由時間。
倹約とリサイクル。
未来の世代に豊かさを引き継ぐ。
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前著がよかったので購入。
ドイツで生活する場合、あらかじめ読んでおく方がよい一冊。かの国の人が何を考え、何を大事にしているかがよくわかる。
簡単に言えば「お金より時間」ということだが、本の内容は前著とそこまで変わらないように思う。
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ドイツ人 質素倹約 290万円前後の可処分所得 生活の豊かさ
顧客やサービスの時間をかけない サービスは有料 過剰なサービスをやめれば安い
ファッションに無関心→スーツ1着ネクタイ1本 安売りスーパー・ALDIアルディ
夕食では火を使う料理はしない・アーベントブロート(夕方のパンの意)パン、ハム、チーズだけ
外食をめったにしない クリスマスプレゼントすらやめる Excelで家計簿 休日はひなたぼっこ(お金を使わない娯楽が中心)
店員が客を使うレストラン・商店で店員が「皿をとって!」
日本の交通整理員→失業対策と勘違い
商店の閉店法 郵便物の配達遅れ
日本のデパート小分けの袋→無駄 光と影・長所と短所
皆が不便をちょっと我慢する社会
サービスへの期待度が低いドイツ サービスdienst=下僕、従者の意
人の手を借りないで節約 DIY パンの過剰包装
他人に頼らず自分でやる→他人に対する甘えが少ない社会
お金に振り回されない→最小の労力で最大の効果を生む働き方 Excelの達人(最小の労力で最大の効果)
有給休暇=権利 休暇を中心に回っている社会 労働生産性高い
ショッピング好きの日本人/アジアに共通した娯楽→忙しすぎるからストレス解消→1日・短時間でできるショッピング
ドイツお金をかけない娯楽→1カ所に長期滞在→心のゆとり→消費で心の隙間を満たそうとしない☆コロナ後の世界の観光地の状況変わるか?人の嗜好は変わらないはず!数週間の休みがあれば旅行するはず!
カーシェアリング
温暖化で自宅のベランダでもバカンス
割り勘→1円単位が好き ウエイターが「個別ですか?まとめますか?」聞いてくる。
蚤の市 デジタル化で情報収集しケチケチ生活
無駄な電気は使わない→節電型のエスカレーター、照明→異常気象で関心高い
富士山のゴミ多いがドイツの自然環境系観光地はゴミが少ない
日本のデパート→フードロス/大量に廃棄される
行き過ぎたサービスはなくすべき→パンの個別包装 ちょっとした不便はすぐに慣れる→24時間営業、宅配移管指定配送…
仕事の属人性を薄める努力するべき
日本人 会社に就職する時、人生という上演時間を会社のための時間とプライベートな生活との間でどのように割り振るかについて真剣に考えない。サービスをしてくれる店員たちも家庭、プライベートな生活を持っていることを意識することが重要
☆R020530コロナ後働き方変化→仕事に求められるもの変化→日本人は金をかけない余暇とはならないはず=働き方も変わらず!
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めっちゃいい国やんドイツ。
ドイツの「仕事はあくまで、生活を送るための手段にすぎない。給料が減ったとしても、私生活の自由時間をセーブしたい」という考えが、最近私が実践してる考え方にぴったりで受け入れやすかった。
著者の文章の書き方も読みやすい。典型的な論文の書き方を押さえてある。
ちょいちょいグラフやデータを入れて説得力を持たせたり、最後は中身の内容を繰り返してばっちりまとめてある。
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ただのドイツと日本の比較にとどまらず、これからの日本人に向けての提言が最終章にあり、とても頷ける内容。店側は過剰なサービスをやめること、客側は店側に求めすぎない、自分でできることは自分でやる。間違った「お客さは神様」の使い方を早く忘却の彼方に追いやって、働く側の立場に立って考えるようにして、少しの不便くらいは我慢する。ピンチをチャンスに。今ここから日本が変わっていくのにちょうどいいタイミングなのではないか。
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ドイツ人の「頑張りすぎない、ほどほどの暮らし」いいな、と思った。
なんで日本は仕事仕事仕事!の社会になってしまったのだろうか。一会社員が意識を変えても実際にワークライフバランスを保つことは難しいわけで、会社の偉い人の考えを改めてもらいたい。
日本の過剰なサービスについて共感。客としてサービスに甘えないようにしたり、店員さんにも生活があることを意識したり、人対人であることを忘れない。
ドイツの良いところはお手本にして。ゆとりのある生活できたらいいのに。
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これを読んで、ドイツに住みたいかと聞かれればNOだ。やはり自分は日本の便利な生活に慣れてしまっているせいだと思う。
ただ、日本には過剰なサービスが多いとは思う。
レジ袋が有料化になったおかげで、過剰包装には多少ブレーキがかかるかもしれない。
サービスに関してはドイツのみんなが不便を「ちょっとだけ我慢する」を見習いたい。日本には「お客様は神様」という悪しき習慣が残っている以上、変われないのかもしれない。特に高齢者には根強くある気がする。
それにドイツでは大半の客が「店で働いている人や配達人にも、他のサラリーマン同様に休む権利がある」と思っているらしい。本当にそう思う。働き方改革などと言っているが、結局はサラリーマンだけを対象としている気がしてならない。休みの日はお店を閉めて家で過ごす。そんな国でも経済は回っている。コロナ禍の現在、生活を見直してもいいかもしれない。
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ドイツの暮らしが意外と自分に合うかもと思いました。
夏季休暇の過ごし方すごく素敵!
自然の中で日光浴やら読書やら…
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事実、休みが多いことは羨ましい。休みやすく、休める環境をみんなで作っている。日本ではまだまだだ少ないでしょうね。
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前に読んだ同じ著者の本「5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人」とかなり被るところがある。
この本の方が仕事以外の生活面にも少し踏み込んでるのかな?
私も前世ドイツ人かしらと思うところがあるので、共感する。私もお金は少しでもいい、お金で買えない豊かさを追求したいと思っているので。
そして、まずは与えられたものを100%行使しようと、年休100%消化、ノー残業に勤しんでます。
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ドイツに住もうかなあ。わたしもお金より時間のほうが全然価値があると思うし、だからわたしの時間を奪おうとする奴はむかつくし、それはお金の泥棒よりも悪事だと思っている。というのが、あまり伝わらないんだよな。日本のせいなのか、そいつのせいなのか。
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ドイツの人は、休みはゆっくりと日光浴をしたりサイクリングをしたりすることが一番で、日本のように人混みの中でショッピングをして疲れて帰ってくるということに興味がないらしい。哀れにさえ思われているようだ。
そして、システム化に命をかけているので短い労働時間でも欧州屈指の高いGDPを維持しているそうだ。かっこいい。ワールドカップで見た、鉄のキーパー(だったかな?)オリバー・カーンのクールなたたずまいが思い出される。