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仕事もプライベートも充実させれず、自分に自信を持てない主人公菜摘の姿にとても共感したことがきっかけで購入してしまった本。
・与えられる助言を基に、運命を自ら切り拓いていくのは自分自身
・パラダイムシフト→視点を変えることで視えるものもある
・深く相手を知ることで自分も変われる、視点が変わる
・人は失ってはじめて気づく愚かな生き物
等
途中で出てくる日記のようなものは最初意味がわからなかったけど、最後まで読むと内容が掴めた。
母親を助けようと自分の寿命を犠牲にしてまで過去にもどり、救いの手を差し伸べた息子、これまでの経緯を全て知り、これから起こる未来を自分の手で変えていこうとする主人公菜摘、双方の姿に感動した。エピローグの後の続きが気になるところである。
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浜松在住の作家さん、この前読んだこれがなかなか面白かったので、応援の意味もあって続けて読んでみた。
今回はかなり切ないお話。
生きていても何もいいことなんてないって、若い頃は誰もが思う事だと思うけど、そんな時に読んでみると共感できると思う。
ちょっとSF風な所もあってライトノベルな感じでもあるけど、なかなか良かったですよ。
やっぱり応援します!
いぬじゅんさん!!
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自分に自信が持てなく、周りにも不満不安だらけのヒロインが、ある男性と出会うことと身内の不幸に直面することで成長していくお話。
きれいにまとまっていい話ですが、結局ファンタジー要素が強すぎるように感じました。
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主人公と今の自分と登場人物全てが重なり何回も泣きそうになってしまいました。
この表紙を見ればこの話を読み終わった時に胸がキュッとなります。
生きることという単純な話ではなく、心が死ぬ事に焦点を向けて、生きると死ぬ、自分を見つめる、他人を見つめるという生きる上でとても大切な事をストーリー性にして夢中になり響くようなお話でした。
たくさんの人に是非読んで欲しいし自分も何回も読み直して生きてみようと思えるようになりたいです。
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ネタバレ豊富なので、ご注意下さい。
まず、ポップに騙された。ポップに踊らされた感がある。「衝撃のラストに大号泣」って1ミリも泣けるかい!
毎年毎年、年末に友達が死ぬような事がウソっぽさを醸し出す。フィクションでも無理あるわ。
今時、ガンと聞いてそんな取り乱す事あるかな?うちの父も全く同じだったけど。それどころじゃ無いはず。
それにな、息子がオカンを呼び捨てにする訳がない。そんなん気持ち悪くて無理。
ってか、途中から分かってたから全然衝撃ではなかったし、読了後の満足感が全く無かった。
まぁ、主任はええ奴や。
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多少のネタバレはある……かもしれないので、一応ネタバレ指定を。
読み終わって、じんわりと、読めて良かったと思った。
自分から逃げてばかりで後ろ向きな思考の持ち主、ある意味「弱い」菜摘が、篤生から大切なことを教わり、アドバイスをもらい、支えられ、少しずつ「強く」なっていく。自分と向き合い、成長していく。
篤生の言葉が、自分に向けられているように思った場面があった。自分も、自身から逃げてしまう一面があるから。菜摘のように、少しずつでいいから自分と向き合っていきたい。
道を見失った時に読み返したい一冊。
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うまくいかないからネガティブな思考になるのか、ネガティブな思考をしてしまうからうまくいかないのか―最初はとにかくネガティブな主人公の姿に読んでいて腹立たしくなるが、それはきっと我が身にも思うところがあるからなのだろう。
ところが、謎の男から「この冬、君は死ぬ」という宣告を受けると主人公はそれを避けるために少しずつ変わっていく。自分が変わると周りも変わり、周りが変わると、自分も変わる。その姿に励まされて「自分も変われるんじゃないか」と思えるようになり、彼女はこれからどんな風に変わっていくのだろうと自らを重ね合わせながら読み進める手が止まらなくなる。
自ら命を絶つことだけが死ではなく心が保てなくなることもまた死であるが、今までの自分に別れを告げ新たな未来に向かっていくことも死であるとするならば、私はこの「ポジティブな死」を選び取りたい。そして「今までの私はもういない」と、胸を張って人生を歩んでいきたい。
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文具メーカーに勤める24歳の主人公、生久田菜摘は、仕事はミスだらけ、企画書も怖い上司にダメ出しされ、自分でもダメダメ人間と思っています。もちろん彼氏もずっといません。上司に仕事を命じられ、それが終わらずにひとり会社で残業していると、火事に巻き込まれ、逃げ切れずに意識を失ってしまいます。気付くと篤生と名乗る若くて弱々しい謎の男が立っていて、「この冬、君は死ぬ」と告げます、それから毎年冬になると現れ、命に関わる試練が菜摘を襲います。あらゆることから逃げてばかりだった菜摘が、試練を乗り越え、成長していく、そして親子の愛に溢れた暖かいお話です。
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宣伝文句にやられてしまった。
どんな死がやってくるのか?と思っていたら、物理的な死ではなく、心の死だった。ほんの少し勇気をもって行動し、人に関わることで、運命を乗り越えていく。次はどうなるのだろうと、ついついページをめくっていった。
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人それぞれだとは思いますが、続きがきになる、早く読みたいとはなりませんでした。
主人公があまりにもネガティヴで、すぐに泣く、読んでいてなんだかイライラしました。もちろん、最初に比べると成長していて、ポジティブになっていきますが、基本的にずっとネガティヴです。
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最後とても感動しました。
現実ではない、未来の自分の子供に会えると言うところが面白買ったです。いぬじゅんさんの本は好きなのでまた、新しい本も楽しみです。
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2回は絶対読まないな。
主人公の性格がウザすぎて、本を手に取る気にならなくて、読み終わるのに時間がかかってしまった。
全体を通して、篤生が何者かのネタばらしのあとも薄っぺらい内容。
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人は簡単には変えられない。だけど、自分自身は変えられる。
どんなにベストを尽くしたとしても、後悔は生まれる。後悔を重ねながら生きていくのが人間なんだから。
現実味が全然ない話ではあったけど、とっても読みやすくて一気に読めました。
私は今まで沢山後悔してきたけど、それでいいんだと認めて貰えた気がしました。
運命は自分できっと変えられるから、それを信じて生きていこうと思いました。
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私はいつも後悔している。もっとあの時こうしていればって。思い通りの人生に歩めるとは思ってない。全ての日常は自分の選択によって決まっている。選択全てが良い方向に進むわけではない。だからこそ、むしろ人生は楽しいと思えるのかもしれない。
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私は、まだ学生なのですが、毎回失敗することが多くて、この主人公の昔の菜摘さんのように、「生きていても、楽しいことが無い。死にたい。」と思う事が多くて、いつも一人で泣いていることのほうが多かったです。ですが、この小説を読んで、人は変わろうと思えば変われるということを知りました。私も、時々日記をつけています。日記は、いつも悲しい事ばかりです。しかし、自分の立場をもっと考えて、失敗を恐れない人間になれるように努力したいと思います。この本を、まだ読んでいない方は、是非読んでください。きっと、あなたのこれからが、変わります。