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私はこの本のことを一生忘れない、私はこの人の生き方から一生目を離さない。今週の講演でお姿が見えることを楽しみにしております。
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「できないこと」を明確にしてアウトソーシングすることや「体が資本」から「心が資本」の時代へ、好きなことはお金を払ってでもやる時代へなど、気づきが多い本だった。
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7、Twitterでも流れてくる吉藤さんの技術の着眼点や、その広げ方、一般化に興味があって読みました。サブタイトルが示すとおり、主に精神面、どうして作者がOriHimeなどを開発するに至ったか、今までとこれからに対するものの考え方が書かれていて、もう少しテクノロジーに寄せて欲しかったなとも思う。
ただ、繋がりたい人が繋がり、使いたい人が使える、障害をなくすといったスタンスはすごく好き。
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何かを考える、作る、現実化(具現化)する。取っ掛かりは友人のためだったのかもしれないが、世の中で役に立つものを提供できているのは素晴らしいことだと感心した。
今後もがんばってほしい。
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19年23冊目。7.5/10点
面白かった!最初はテクノロジーってより自己啓発のような印象がしてイマイチな感じで読み進めたが後半は普通に面白い。
著者のメッセージは明快で「コミュニケーションの充実にテクノロジーを」というスタンスで、これは合理的で賛同できる。
ホリエモンがしばしば言っている「堀江ボット」のようなものをオリィ氏は既に行っている。多少コンセプトは違うかもしれないが…。
このテクノロジーの何が凄いかと言えば、健常者ならば色々な物事を効率的に進められるかもしれないし、障害者は希望を拡げる事ができるという事。今までの介護などとは違う次元で。
共感できる部分として、著者のコミュ障は割とガチな領域のようで、「ちょっと苦手」という次元ではなかった模様。だからこそ、そこから考え抜かれたコミュニケーションのアドバイスは他のコミュニケーション本より考え抜かれている。
お勧めの良書。
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「アナログの逆襲」とはある意味対極の世界にある本。テクノロジーの発達により、障害があり何もできなかったことができるようになる。読んでいて非常に刺激を受けた。
また、自分はこの本から自己啓発的なところもあるように感じたが、一方でそれが押し付けがましくなっていない点に共感を覚えた。
最後のところで出てきた死への感覚、ちょっと最近薄くなっていたかもしれない。あらためて自分の中で考えていきたい。
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オリィさんの講演会を聞いて購入。
かっこいいことが好き×様々な人が働ける社会
ALSの方が働くことのできる仕組みを作られていてすごかった。生きる希望につながるこの活動をこれからも応援したい。
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筆者のオリィさんは、大学在学中に遠隔操作ロボット「OriHime」を開発し、オリィ研究所を設立されます。
人とテクノロジーがなめらかに融合する「サイボーグ化」を推し進めて、既存の常識を塗り替える、ロボット界の天才と称されています。
本書では、今後の技術革新をふまえてサイボーグ時代をどのように生きればよいか、オリィさんの研究や体験を交えながら紹介されています。
【ルールは更新する、という発想】
「OriHime」は分身ロボットとして、身体の不自由な方の社会参画を可能にしたことで、大きな注目を浴びています。
オリィさん自身も幼少期に不登校を経験されていることから、
・『本当はやりたいことがあるのにできない状態』
・『本当はやりたくないのにやらされている状態』
が、大きなストレスの原因になるといいます。
こうした身体的な問題や社会的ルールによって制限される現状を打破するために、新しいツールを次々に開発されたそうです。
大切なのは、ただ与えられたルールやマナーに従ったり、それが気に入らないからと無視したりするのではなく、そのルールができた背景を考え、アップグレードさせる方法がなにかないか考えてみることだ。
新しい世界を創造するには、受け身ではなく、主体的な発想が必要なのですね。
【自分の顔や名前を覚えてもらう】
オリィさんは、もともと対人関係に苦手意識があったと語っています。
コミュニケーションの経験不足を克服するのに役立ったのが、トレードマークともいえる「黒い白衣」だそうです。
機能性に富み、見た者に強烈な印象を残す黒い白衣は、一瞬でオリィさんだと認識させるツールになっています。
私が講演会でオリィさんのお話を伺ったときも、黒い白衣を着ていました。
オリィさんは、自己紹介について、「相手のことを忘れるのは失礼」というよりも、「相手に自分のことを忘れさせてしまうのは失礼」という考えを表明しています。
他人のせいにせず、自分ができる最大限のことをやろうという姿勢に、私も大きな刺激を受けます。
"覚えられやすいことは、人生のチャンスの拡張につながる。"
【「心が資本」の時代へ】
今後、テクノロジーの進化によって身体的な差は克服され、肉体や能力の差は実質的になくなると予測されているそうです。
だからこそ、情熱であったり、自分が夢中になれる、わくわくすることを見つけるのが重要だといいます。
私は本書を読んで、オリィさんの情熱と行動力、そして絶対に現実を変えていくんだという強い気持ちに心を動かされました。
重い障害を抱えた人の気持ちを理解し、自らの技術開発によって彼らと一緒に仕事を創出する。
そうした人にとって、今までできなかったことができるようになり、孤独の解消と「ありがとう」の総量を増やすサイボーグ化は、人の気持ちに強く結びついているのだと学ばせていただきました。
私は最新技術に詳しいわけではないのですが、自分の事業を通じて成果をあげ、仲間と一緒に豊かになることをいつも考えています。
どんな仲間にも可能性があり、多くの仲間が事業に取り組む中で激変していく姿を何度も見てきました。
誰もが自らの可能性を信じてチャレンジしたくなるように、私も自分自身をアップデートする姿勢と成果で示していきます。
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ちょっと前だったか、OriHime-Dの分身ロボットカフェが、TVで特集されてたり、
なにかの拍子に、お、なんだこの黒マントの異色感は、w
とオリィ氏を認識し始めたのが、たぶん1年ぐらい前だったかな?
どうやら、早稲田の学科の後輩だそうで、
で、筆者も研究室時代に少しお世話になった、浜野製作所にもこれまた縁があるということで、なかなかに近い立場にいたのかなと。
更にここ最近twitterなどを遡って知ったが、視力矯正手術"ICL"も経験しているということで、
それに関しても筆者も、ちょうど、去年7月に手術受けました、という時期でこれまた、親近感を感じる。
…まぁ、そんなオリィ氏の社会や人などに対するものの在り方考え方、すごい凝縮された一冊だったと思う。
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「孤独は消せる。」も良かったが、こちらも未来に希望が持てるわくわくの書。
高齢化で若者にはいい時代が訪れそうだ。
「できない」がソリューションを生む
コミュニティは一つではない⇒自由に行き来すればいい
アウトプットに役立つインプットを探す⇒インプットのモチベーションが下がらない
周りからばかにされるのは新しいことだから
若者に弟子入りする
仕事⇒人の役に立つ、社会の役に立つ⇒生きがい
人は誰かのためならば、積極的になれる
誰もが、被介護者であり、介護者。ボディシェアリングという考え。
寝たきりの人が、ロボットで目の見えない人の目になるなど。
バリアフリーマップWheeLog!
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できないことを何とかするのではなく、できなくて困っていることを何とかする
期限を意識する
今の常識を再考する、未来から振り返る気持ちで
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私は何かの「底」を経験して、そこをくぐり抜けて得たものがある人の言葉を信頼する。吉藤さんの「孤独とは何なのか」という問いは哲学だ。孤独を解消するためのテクノロジー。常に人間の意思が先。
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いやー泣いてしまった…私のことは私がわかっていればいいんだ、と開き直るというか諦めていたたくさんのこと、この本に書かれていた。
オリィさんのミッションは「孤独を解消すること」。この本を読むだけで、人と違うことで孤独を感じている人は救われます(障害の有無に関わらず)。激しくおすすめ。
これからの時代は「身体が資本」から「心が資本」へ。来るべきサイボーグ時代に必要なのは、テクノロジーを作れる能力より、まずテクノロジーを使ってやりたいことを見つける能力と、初めて見るテクノロジーを扱える柔軟性・前向きさ。自分は何がしたいか、から全てが始まる。
オリィさんが見ている世界は、年齢性別の差がないどころか、身体も見た目も関係ない。ただただ、「人は何を考え、何を求め、何のために生きているか」と向き合ってた。すごくシンプル。怖いと思う人もいると思うけど、私は大歓迎!!
健常者の世界と障害者の世界は全く違うレイヤーにあると思ってる人が多い気がするけど、障害福祉の仕事をしているからこそ、実は紙一重だと知ってる。老いていくことで出来なくなることが増えるのは必然だし。そういうことをまずもっと色んな人に知ってほしい。
自身をサイボーグ化出来れば、身体が動かなくても家から出られなくても自分らしく生きられるというのは正しく希望だなあ。
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多様化した社会で迷子になりそうな時におススメ。
簡潔に具体的に、どうすればいいかが書いてある。
合うもの、できないもの、などそれそれにあると思うので、それぞれが選択するといいと思う。
≪障害≫とは「やりたいのにできないこと」
孤独を「誰ともつながりを感じられず、この世界に居場所がないと思ってしまう状態」
なるほど。
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人物像的には帯にコメント書いてる落合陽一よりも工学・テクノロジー寄りの人という印象ですが、引きこもりなどの経験から多様性や障害者支援に関する考え方は共感できるものがありました。
吉藤氏の語る好きなこと、得意なことに専念し、無駄な我慢をする必要のない「適材適所社会」を実現するっていうのは、変なインフルエンサーの語る好きなこととは異なり、理にかなってるでしょう。
落合陽一本とは違った思想視点で読めて面白かったですし、若手を指導しなきゃいけない立場になったからこそ見直したい点の気づきも得られて良い本だと思います。