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梟の一族のご紹介的なお話。抱える過去の闇も現代での活躍もなし。続編を考えているのでしょうが、導入編としては物足りないかなあ。
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コンスタントにいろんなアイデアの作品を出し続けている作者さんですが、ここ最近では一番かも。キャラクターもいいのでシリーズ化も期待したいです。ウルトラマラソンの話しだけでも興味がわきました。次作で兄妹のレースをぜひ。
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現代に残る忍者の末裔。もっとアクションの話しだと思ってたらけっこう静か目な話しだった。
2019.4.5
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久しぶりの福田和代。
デビュー当時は、クライシス作品が多く、何を読んでも面白い印象だったが、最近の作品は現実離れしていて、架空の設定が多く、序盤から挫折気味…
「梟」と呼ばれる人々が住む集落が、何者かに襲撃され、集落が全焼、1人の遺体が発見される。その襲撃から1人逃げ出した史奈。様々な人と出会い、「梟」の集落に何が起きたのかを探っていく。
次から次へと新たな登場人物が出て来て、敵か味方か分からないところはスリリングで、展開自体は面白い。
でも、やはり「梟」の謎の部分等は浮世離れ感が強すぎて、読み終えた時に残るものはあまりない。
エンターテイメント作品としては面白いと思うけど、私が作者に求めているものと違うから、個人の感想としては微妙。
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忍びの末裔とされる、高い身体能力と睡眠を必要としない、なんとも羨ましい肉体を持つ梟の一族。冒頭から映像が浮かぶようなアクションシーンと早い展開に引き込まれる。著者の「バベル」もだいぶ前に読んだが、遺伝子や感染など科学的な描写と、人間の欲や情などが交錯し、現実に起こりうるようで興味深い。素晴らしいエンターテイメント作品でした。
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導入としては楽しめた。
忍者✖️睡眠 DNA 科学
を掛け合わせると
梟と呼ばれる人々のアイデンティティを探る旅になる
寝ないから 身体能力が高いから
忍者として梟として宮仕えをしてきたわけではない
自分達がなぜ寝ないでいきていられるのかという
不思議さ 自分の秘密に突き当たったときに
隠れながら情報を操れる忍者が最適だった
隠れていきたいわけじゃないが
右へ倣へを強調する日本では
そうするしかない
才能はただのDNAの情報だ
それをどう使うかもその人次第
最後史奈が
隠すわけではなく必要なことしか言わない
聞かれてないから言ってないというのは
開かれた世界に向かっているなと
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85福田作品とは思えない伝奇的なお話し。プロットも進行もチョット強引な感じ。これまでの洒落っ気のある軽妙な感じの方がいいな。
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滋賀の多賀大社あたりの集落に住む一族の話。眠らない一族、梟。正直・・・羨ましい。寝るのが苦手なので、いっそ寝なくていいなら・・・と思った事も多々あるこの数年。史奈が凛として、とても素敵な女性でした。終わりがあっけなかった気がするし、これからを見据えた綺麗な終わりに見えて、一人気になる少女(?)の存在が明らかになっていないような。読み込みが足りなかったらごめんなさい。逆恨みの怖さと、純愛の強さ。滋賀に戻ってから風穴以降のくだりが、ちょっと長かったようにも思いますが、最後まで面白く読めました。
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眠らない一族…
病か個性か、違う種族をどう捉えていくか
忍びっていうファンタジーな舞台だから、わくわく読めた
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表紙を見て絶対面白いと思った。
眠らない一族、故郷の全焼、行方不明の住人、同郷の兄妹になりすます謎の男女…と、期待が高まる要素満載。
しかし終盤は善・悪が明快な構図で、やや子供向けの展開に感じたのが玉に瑕。
それにしても表紙が主人公のイメージにぴったり。
小中学生に是非オススメしたい。
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図書館で借りたもの。
忍者の末裔にして、一瞬も眠らない〈梟〉の一族が住む里が火災で壊滅。誰がどんな目的で里を襲ったのか? 行方不明者の安否は? 〈梟〉の女子高生・史奈が、巨悪と戦う!
初読みの作家さん。
印象的な装画は「コイコワレ」と同じ雪下まゆさん!
設定からかなり期待して、前半はわくわくしながら読んだ!
後半なんだか失速…。
面白かったんだけどね。
眠らずに生きられるってどんな感じなんだろうか。
私はその時間を持て余してしまいそう。
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特殊体質、それを他人に隠しながら生活するのはつらそう。
その能力をよく知りたいと思う人間がいるのもわかる。
他人のことは気にせず、自分は自分という生き方ができれば問題など起きないのかもしれないなぁ。
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読み応えありました。
少しゴールデンスランバー感を感じて読みました。
梟の一族が、遠い昔にそこの根を下ろしたいきさつを考えたりしつつ、余韻を楽しんでいます。
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おもしろかった。初めて読む作家さん。図書館でなんとなく目に入ったので借りてみた。多分”梟”の文字に目が反応しただけなんだろうと思うが(笑)。絵がないだけで、ラノベ的ファンタジー。梟という眠らない一族の謎を解いていくという話。所謂悪者、意味なく悪い人が出てこないところが味がよい。設定の眠らないというのが病気の一種だという設定が面白い。軽いのでさくっと読めて、読了感も良い。主人公が異能美人女子高生で絵がないラノベ的なヒーローものという感じか。
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眠りを必要としない「梟(ふくろう)の一族」
古くから脈々と続いてきた家系に科学のメスが入る
最後の純血として育てられた主人公「史奈」は、一族の危機を救うため、仲間と立ち上がる
爽やかなロマンスあり、良テンポのエンターテイメント作品です
24時間フルに使えるなんて、なんとも羨ましい限りです