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2016年の1年間が綴られています。愛犬ゆりねちゃんへの愛しさが溢れます。
以下、印象に残ったフレーズを。
1日15分、人間がつくらなかったものを見ること(ざわざわする心を落ち着かせる)
えびと蓮根のシガレット、揚げても茹でても美味しい(こんなん絶対美味しい)
特別なことをしているわけでもないのに、ものすごく美味しいコロッケの作り方
じゃが芋はオーブンで焼いて、豚肉を自分で叩いて細かくして、じゃが芋は熱々のうちにつぶしてバターを混ぜて、豚肉を炒める時には最後にブランデーを一振り。ピンポン玉サイズにするのがポイント(この工程のどこが特別なことをしていないというのか。些細な手間をかけて美味しいコツを積み重ねることができるから、繊細で美味しそうな料理の描写をするのだなぁと、感じます)
追記!この通りにコロッケを作りました!じんわりと幸せの味です。ただ、夏に作るのはしんどい。
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2016年分の日記エッセイ。
「時間にも、空間にも、人間関係にも、すき間を作ることで、気持ちにゆとりができる。
普通に暮らしていたら物は増える一方だから、意識して、減らす努力を。
そして、それよりも前に、要らない物は、手にしない、家に入れない、人生に加えない、そういう意識が必要なのかもしれない。」
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小川糸さんの本は「ツバキ文具店」を1番最初に読んでからのお付き合い(勝手に)。
1冊目がよかったので次々と小川さんの本を手に取るのですが、時々世界観が不思議すぎて「ん?」ってなる本もありました...。
でもエッセイはほんわか仕様。世界旅行気分。料理したくなる。物を大事にしたくなる。この本は小川さんエッセイ3冊目だけど、1番幸せな気分で寝れた本でした。
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初めて読んだ小川糸さんのエッセイ。
ペンギン?ゆりね?難解なフレーズに❓マークの頭でしたが、読んでいくうちに、いつの間にか糸さんのゆったりーと感じられる生活力や表現力などその魅力にハマる自分に気づいた。
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2016年の日記エッセイ。
小川糸さんのエッセイは、早過ぎず遅過ぎずちょうどよい速さで時間が流れていくのを感じれるので好きだなあ。今作でも美味しそうな食事がたくさん登場するのですが、栗ごはん、かぼちゃプリン、コロッケつくりたくなりました。
そして、話の中に出てくるウルグアイで大統領をつとめていたムヒカさんの言葉にも共感しました。
「私が思う『貧しい人』とは、限りない欲を持ち、いくらあっても満足しない人のことだ」
「憎しみのうえに、善きものは決して築けない」
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私も料理好きだけど子供が生まれてからは、とにかく時短でバランスの良い栄養のご飯!がモットーになってしまったので、またゆっくりごはんが作れるようになったらもう一度小川さんの本、読みながら料理したいなぁ。時系列順に読んでないのでわからないんだけど、この本は何年の日記なのだろう。2016年の日記らしい。
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小川糸さんの暮らしが、小川さんの小説そのままの語り口で流れる心地よいエッセイです。ちょうど「ツバキ文具店」が出版された頃で、ちょうど読んだばかりなので嬉しくなりました。
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自分とは全く生活スタイルや価値観が違う人であろうに、時折同意見があると面白く思える。思いもよらない意見も楽しい。
ゆりねちゃんがいつもどんなことをしてても可愛いのも魅力。
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文章の上手い人のエッセイは読みやすい。
すごく当たり前なんだけど、ストーリーがない分書き手の力量がでると思う。
小川さんの日常や思ったことがたくさん知ることができるので、ファンには嬉しいと思う。
印象としてはまるで尼僧のような、達観したand油分の抜けた鰹節のような味わい深さを感じた。
馴染み深い手頃な洋食屋さんの雰囲気なので、何話でも読めそう。
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読みやすいエッセイ。
ところどころに、糸さんの作品の名前が出てきて改めて読みたくなった。
ベルリンの物々交換のように、自分の使わなくなったものを誰かが使ってくれるような世の中になったらいいな。
⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
同じ人というのはいないのだから、完全に理解し合えるというのは不可能だと思うのだ。
相手と自分が、理解し合えると錯覚するから、喧嘩したり、戦争したりする。
完全には分かり合えないからこそ、相手を理解する努力を重ねなくちゃいけないし、少しでも共感できたとき、そこに大きな喜びを感じる。
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タイトルとは異なり料理エッセイ本ではない。
小川さんファンにはたまらないのかもしれないが、自分の好まないことに関しての批判が多くて気持ちが萎える。
いっそのことゆりねちゃんメインのエッセイの方が楽しいと思う。
とは言えこの本はいわゆるエッセイとは違いブログをまとめたものらしいので、人様の日記を読んでいるのだから仕方がない。
それなら読むのをやめれば良いのだが、図書館で一気に借りてきてしまったのだからそれも仕方がない。
印象に残った編は「made in Latvija」
ミントと牡丹の花びらの入ったラトビアのお茶。
ふんわり甘い香りのはちみつ石けん。
はちみつのクリーム、菩提樹のクリーム、バラを使ったクリーム、どれも天然素材。
メイドインラトビア、良いなぁ。
あと、犬のしっぽ、耳について。
プードルのしっぽは日本では見た目の可愛らしさからカットされている。
ドーベルマンは本来、大きな垂れ耳でしっぽも長いのだが、その職務の為わざと怖い印象になる様に断耳、断尾しているとのこと。
ネットで調べてみるとドーベルマンは長い耳やしっぽを掴まれ振り回されない防衛の為でもあるらしい。
断耳、断尾も痛みの感度が著しく低い生後まもなくにするそう。
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小川糸さんの日記みたいなもの
生活を垣間見れて楽しい
ほんといつかベルリン行きたいな
私も感じてみたいな
居心地のよい生活をするには自分も周りに寛容的でないといけないな
甥っ子にお年玉はあげないんだって
恵まれていて十分豊かだから
その分貧しい国の子供たちとかに寄付するんだと
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小川糸さんらしい、自由でゆるーいエッセイ。台湾、ラトビア、ベルリン、リトアニアと、どんな国でもマイペースに、夫のペンギンと犬のゆりねと暮らしていくところがよかった。
ベルリンでは、犬とお店にも自由に入れる分、義務としてしっかりしつけが必要とされていたり、日本のドーベルマンの耳は断耳されてあの形になっているので、自然な形だとたれ耳だったり(向こうでは断耳が禁止されている)、外で散歩時にトイレを済ませるのが一般的だからトイレシートはほとんど売ってなかったり、国によって犬との暮らし方って全然違うんだなと思った。
書初めの課題で自由に書いて良いからと、卍と書いてみるところ、書き順が実はあると知ったこと(横横縦縦縦横)、なんだか小川糸さんらしいエピソードで、ほっこりした。
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ゆりね(犬)、ペンギン(旦那さん)と一緒に過ごす一年間の日記風エッセイ。
美味しいものを食べること、行きたい場所に行くこと、やりたいことをやること、がたくさん詰まった糸さんの日常生活。読んでいて、優しい気持ちになれます。
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コロッケにかぼちゃのプリンなんて、本当に洋食屋さんみたいだと思う。お料理上手なところがエッセイに出ていて、ほっこりする。カレーもいいなと思う。カレーを作ると家庭の味に落ち着く感じがしてとてもいい。今度また小川糸さんの「食堂かたつむり」を読んでみたいと思った。