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<目次>
プロローグ 変わる大学入試
第1章 入試対策を始める前に
第2章 大学入試はどのように変わるのか
第3章 書類審査、小論文、面接、プレゼンの攻略法
第4章 四技能で問われる英語の克服法
第5章 思考力、判断力、表現力の磨き方
エピローグ 大学の先を見すえた学び
<内容>
法政大学キャリアデザイン学部の教授の本。ちくまプリマ―新書なので、読者の想定は受験する高校生。この手の本は、理想論的な、観念的な本が多い中、実践的な好著である。表現はわかりやすく、実践しやすく、自大学の学生の実例も加えて(この学生たちは超真面目だけど…)、高校生目線を貫いている。早速本校生徒に紹介したい!
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大学側からの、欲しい人材について、変化する受験、求める姿について分かりやすく学ぶことができた。
P11 大学を受験する心構えや大学に進学する意味について一緒に考えてみたい。
P87 志望理由書
「あなたがこれまでの人生でうちこんできたこと」から
・過去の実績ではなく、この先4年間で更に向上できるか?
・実績を出すために、どのような取り組みをしてきたのか?
・あなたの実績の内容よりも、その実績をだすために
どのような取り組みをしてきたのか、目標を達成してからあなたの行動は、どう変化したか。
★大切なのは、目標に向かって着実に取り組む持続力のある人。うまくいかなくても、その失敗の経験から改善策を見つけ出すこと。
P92 小論文と読書感想文の違い
→小論文は、社会で起こったことが論述的に
書かれた文章をまとめる事。
そして、考えの根拠を示し、客観的な考察を
論述的な記述でまとめる事
→課題図書は、物語的に記述された書籍で、物語に
登場する主人公の心情に自身の経験を
重ね合わせながら感想をまとめる。
P95 小論文を書く際の焦点化に必要な3つの視点
・これまでの経緯や要因といった、歴史的視点
・今、何が起きているのか?という現在的な視点
・これからの社会の変化や方向性と言った
未来的な視点
p151 判断力を磨く
実際に行動に移していくために意思決定する力
・状況を分析し、必要な情報を選択する力
・問題を明確化して、解決に向けた方向性を決定する力
・結論に基づき意思決定をし、実際に行動する力
P161 主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度
→主体性をもつ、とは、1回限りのゴールを達成する ための目標設定でなく、中長期での行動指針に向けての継続的な取り組み
P189 受験勉強
受験を突破するための勉強だと思うと、窮屈になる。
人生をより豊かにしていくための学びの足腰を作っている。大学に入ることが目的ではなく、大学で何を学びたいか、卒業時に何をしたいのか?
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AO入試も伸びしろチェックをされていることを思うと就活に近いように思いました。どこの大学も入試方式は複数あるので、入学すれば多様な評価方法を経た仲間たちと協働することを、特段意識せずに自然と始める環境に置かれるのだろうと思います。
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文科省か大学入学センターのパンフレットみたいに分かりやすく入試改革の意味を説明している。その通りなんだけど全然同意できない。どうしても上っ面をなでているだけの論だ。ここで書かれている高校生活を送るためにはよほど保護者に経済的なゆとりがないと無理だ。
思考力や判断力が必要なのはあたりまえのこと、それを入試で問うのもいいけど、その前提となる学力を担保する方法にはあえてふれていない。何だかなぁ。
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https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480683489/
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・中学2年生
・昨今大学進学率は高まっている。中学で大学受験を意識する必要はないが、高校で入試について知る前に大学というものを把握しておかなければ後でとんでもないことになるから。
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2020年 大学入試の制度が変わる
なぜ大学に行き大学で何を学びたいのか
選択がとうのように変わるかわからないままだ
俺様はどこへ行ってしまうのだろう