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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
藤堂のイップス告白。
圭のトンデモ提案がいい方向へ。
そして有望な新入部員一人確保。
そしてまさかの智将・要圭復活?
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「傷」を負ったのは要だけではなかった。
あの攻撃的な藤堂にも過去のトラウマが…。
今の仲間だから、普通のエリート集団ではないからこそ
出てくる発想があり、もう一度意地を張らずに向き合える。
そしてそんなチームは、少しずつ仲間を増やしていく。
超普通な山田くんにも意外な「才能」が表出。
ゆるゆるだからこその、胸に迫るドラマです。
ナインが揃うにはまだ時間がかかりそうだけど、
ひょっとしたらこのチーム、めっちゃ強くなるのでは!?
…というところでの次巻への引き…気になります(^^;。
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うっかり最新話と並行して読んでしまいました…つらい。
記憶を無くした圭ちゃんが野球の勉強とか葵様の克服とか愛や夢がいろいろ詰まった1冊。やはりヤマちゃん癒し。
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ショートの不良系強打者・藤堂葵にスポットを当てた3巻である。
本筋としての動きは少なく、彼の中学での経験から来るイップスがメインとなっている。あとは快速オタク系センターの土屋和季の登場も大きなところだろう。
スポーツ系の漫画としてはあくまで試合と試合の合間のような位置づけになりそうな巻だ。
だが、おそらく、こここそがこの物語の中心になるのだろう。それだけ濃密に、中学球児・高校球児たちの現実を容赦なく抉り抜く展開はお見事である。
正直、藤堂のあまりにありふれているだろう過酷な体験と、あまりに出来過ぎなバッティングセンターでの再会に、二度泣かされた。
文句なしに星五つで評価したい巻である。
はみ出し者たちが都立で一旗揚げるという、実は物凄く正統派なスポーツ物語の構成を採っているこの作品だが、そこで描くドラマの質、描写の質は極めて高い。
それでいてパイ毛ギャグに関するぶっちゃけトークなども実に楽しいもので、笑いと感動の落差の酷さもまた、この作品の優れたポイントだろう。旦那を晒し者にするのはやめてあげてください。(笑)