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一冊まるまる人の言い訳を見せつけられた感じがしました。これをただの言い訳と断じて冷ややかに、そして少しの、しかし確かな苛立ちを感じてしまう自分にほとほと呆れ、軽蔑しますが。まるで学生時代の私を見てるような自己嫌悪としての言い訳。ここまで自身を嫌悪し苦しんでいるのだから許してほしいという意地汚い承認欲求はただの逃避でしかありません。逃避が悪というわけではなく、己の行為を逃避として認識していないところにズルさを感じます。ズルい、という私の感情もまた意地汚いのですが。
店も潰れたみたいですし、働きたくないのは同意ですが、参考にして良いものかどうか、、、
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最初の就活に苦しむ箇所はとても共感した。
こういう途方もなく苦しんだ経験があるからこそ、弱い心を持ってるからこそ、しょぼい喫茶店に集まる人達の心に寄り添えるんだろうな。
喫茶店を開店させてからの試行錯誤は、大変なんだろうけど会社員として働くよりもきっとクリエイティブで熱の入る作業なんだろうな、などと思った。
こういう大学卒業してすぐに喫茶店を開くという働き方もあるんだと知れてよかった。
あと最後の箇所、おりんさんのエピソードが良すぎて何の本を読んでるのか分からなくなった笑。
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企業研究は、採用ページや年次報告書を読んで次になにをしようとしているのか、そのためにどんな人材が必要なのか、を考える。
CAMPFIREのファンクラブというサービス。noteとの違いは、月額料金とリターンに差がつけられること。
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就活に失敗、働きたくない…普通の人の思い描く人生が送れないんじゃないか…と思い悩んだ末、ゆる~くやっていける喫茶店を開きたい…ということで資金集めやら開店準備やらでばたばたとしながら「しょぼい喫茶店」を開いたというえもんてんちょうさんの開店記。
TVドラマになりそうな成功と失敗と展開。
人生いろいろ
考え方もいろいろ
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就活に挫折した著者が、死にたいとまで思っていた毎日を友人のことばに救われ、できることをやろうと考え、「しょぼい喫茶店」を開業するまでのこと。
なかなかそう簡単には、起業できないわけで…
だが、やりきるのが凄い。
紆余曲折もありながら、なんとかやっている。
おりんさんもいて良かったなと思えた。
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自分が生きていけるだけのお金を稼げるくらい働けばいい、というのは肩の力を抜いて生きられる考え方だなあと思いました。
自分の持てるものをどのように提供してお金にするのか、そのひとつの選択肢として、喫茶店起業という道が紹介されています。
仕事ってなんだろう、と読みながら改めて考えさせられました。
一通りしょぼい喫茶店の物語を楽しんだあと、お店のことを調べたら閉店されたとのこと。
ご店主が心身共に健康を取り戻されることを願います。
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色々挫折はしてるけどなんかトントン拍子に進んでいくなって思ってたら、しっかり調子に乗って失敗して、V字回復はしないけど現在進行形でやり直していく様子に好感を持てた。
その中で著者が自分には飛び抜けたものはないけど、できる限りのことで周りを円滑に回していく姿、店というよりはコミュニティを守っていくという姿勢が良かった。
”この喫茶店で一発逆転はできない。それはわかっている。わかっているけれど、それでも僕とおりんさんは、いつか魔法が起こるんじゃないかと本気で信じている。そう信じてサイコロを振り続けること。魔法が起こるまで、地道で泥臭くて、お世辞にもシンデレラストーリーとは言えない日々を、毎日毎日繰り返すこと。それが優秀な経営者じゃない僕とおりんさんにできることなんだと思う。”
そして最終章の「グルーヴはひとりじゃ生まれない」というタイトルと下の文章に、ずっと自分が思っていたことへの共通項と、これからの生き方への新しい提案のようなものを感じた。
”お店を始めるまでは、何にも縛られない自由こそが幸せなんだと思っていたし、それを確保できるだけのお金があればいいと思っていた。でも、今はそうじゃない。僕は、自分自身の自由を放棄して得られるものでしか大切な物を守ることができない。だけど、そのことで僕以外の誰かが幸せになるのなら、それは僕にとっても幸せなことだ。”
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私には読む必要はなかったかな。変に参考にする人がいなければいいなーと思ってしまった。その後が気になって調べてみたら閉店してました。
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話の緩急の付け方が上手い。
就職できないセンシティブな主人公による、現代のシンデレラ・ストーリー(実話)。
主人公を勇気づけたのは、phaさんだったり、えらいてんちょうだったり、カイリュー木村さんだったり、シンデレラでいうところの魔法使いはツイッターにいた。
ストーリーを売る。
喫茶店運営は、その後の喫茶店運営にも役立つ。
note運営でファンを増やす。
理想の物件なんかこの世に存在しないと思っていい→店を育てていく感覚をもつ。成長過程を発信する。
とにかく機嫌の良い人であり続ければ、人は集まってくる。ランニングコストを抑えれば、少し失敗したくらいで店は潰れない。
なお、えらいてんちょうのブログ記事「そのしょぼくれたアパートを引き払って店に住め!」は読んでみたい。
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部活でつまづき、アルバイトも続かず、留学しても途中で帰国。
就活で嘘をつきながら、働きたいとは思えず、挫折を味わっている中、
Twitterやブログで、自営で足るだけの生活をする、という選択肢を見つける。
最初は暗いトーンの話が続いてめいったけど、
しょぼくても始められる、と知って動き出してからの話が面白い。
自分とそう変わらないような人が、出来る範囲のことから始め、
動いたことでいろいろな人や経験が繋がっていく。
奇跡のような出会いもあるし、当然のように流れが落ちていく時期もある。
共感する人、これなら自分でも、と思う人が多いんじゃないかな。
キラキラした目で夢をかなえるために頑張る!ような、
ちょっと距離を置きたいような感じではなく、
自分にできる範囲のこと、無理をしないこと、無理なこと、などがリアルに語られている。
喫茶店を出したのが私の地元の近くで、機会があれば寄ってみようかなと思った。
で、店長さんのTwitterを探してみたら、お店は閉じてしまい、
今はテイクアウト専門の店をやっているみたい。
なんにしても、この話の先に、新しい家族との生活が続いているのは嬉しい。
パートナーのおりんさんの存在がとても素敵でまいってしまった。