電子書籍
ど鉄板のど王道、最後は駆け足?
2019/03/05 11:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ささ - この投稿者のレビュー一覧を見る
1、2巻は焦れったいようなワクワク、ドキドキする展開だったと思いますが、3巻で駆け足に過ぎ去ってく感があり、私としてはうーん、と思いました。一気にラブラブ展開になって拍子抜け、というか。カップルになってからの話ももう少し欲しいような。話はど王道の安定感があります。絵は言わずもがなでとても綺麗です。可愛いカップルなので癒されるといえば癒されるかと。
投稿元:
レビューを見る
17シリーズ、3冊目(完結)
ついに完結。
教師と生徒、大人と子ども。言い訳にしてきたものが卒業とともに消えていって。
諦めきれなかった想いがついに届く。
ハッピーエンドです。これからも二人で幸せにいて欲しいです。
さて、彼らの話とは別ですが。
有岡の友達の蓮。彼が有岡に抱いた想いは、友達が大人になり離れていく寂しさでいいのかな。恋をし、変わっていく友達の姿。友情は永遠というけれど、友達の中に自分とは違う大切な人が現れ、いつの間にかその大切な人が友達の心を占めてしまっている。友情も少し恋愛ににているんですよね。大切な友達ほと独り占めしたくなるもんです。
投稿元:
レビューを見る
「17」シリーズ3巻目にして完結編
受験、そして卒業。
卒業したら、生徒と先生ではなくなる。
「合格したら、一緒に星を見に行こ」と約束し、受験に臨む。
でも、三島先生にとって「生徒だから」ではなく、
有岡はまだ若くて、今までノンケだったのに、
その若さゆえの過ちで、男である自分に気持ちが向かっているだけで、
もし自分が有岡を受け入れたら
有岡が自分が苦しんだ「ゲイ」の道を歩むことになることに躊躇している。
大人だから、彼をそこにひきこむわけにはいかない。
まだ引き返せる間に、元の道にもどしてあげなければ・・・って思っている。
有岡は自分のわがままと、最初に先生に強引にヤッてしまったことを
ずっとずっと引きずっていて、もうこの気持ちが叶うわけがない、
でも、やっぱり三島先生が好きだって気持ちをやめることができない。
途中、三島先生が家に有岡を招いて
「今すぐ僕を嫌いになってほしい」
「sexしたら忘れてくれる?」
ってのがもう、しんどいわ~~~って思った。
もうね、辛い辛い。ぎりっぎり最後まで辛い。
でもさ・・・最後は・・ね。
「17」全部、尊いがつまってるお話できた。