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投稿者:カツサンド - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ3巻
表紙と、表紙を外した中に描かれている絵が、すべてを物語っています。柔らかくてほんわかした二人の雰囲気がいいですね。幸せな気分になります。
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17シリーズ、3冊目(完結)
ついに完結。
教師と生徒、大人と子ども。言い訳にしてきたものが卒業とともに消えていって。
諦めきれなかった想いがついに届く。
ハッピーエンドです。これからも二人で幸せにいて欲しいです。
さて、彼らの話とは別ですが。
有岡の友達の蓮。彼が有岡に抱いた想いは、友達が大人になり離れていく寂しさでいいのかな。恋をし、変わっていく友達の姿。友情は永遠というけれど、友達の中に自分とは違う大切な人が現れ、いつの間にかその大切な人が友達の心を占めてしまっている。友情も少し恋愛ににているんですよね。大切な友達ほと独り占めしたくなるもんです。
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「17」シリーズ3巻目にして完結編
受験、そして卒業。
卒業したら、生徒と先生ではなくなる。
「合格したら、一緒に星を見に行こ」と約束し、受験に臨む。
でも、三島先生にとって「生徒だから」ではなく、
有岡はまだ若くて、今までノンケだったのに、
その若さゆえの過ちで、男である自分に気持ちが向かっているだけで、
もし自分が有岡を受け入れたら
有岡が自分が苦しんだ「ゲイ」の道を歩むことになることに躊躇している。
大人だから、彼をそこにひきこむわけにはいかない。
まだ引き返せる間に、元の道にもどしてあげなければ・・・って思っている。
有岡は自分のわがままと、最初に先生に強引にヤッてしまったことを
ずっとずっと引きずっていて、もうこの気持ちが叶うわけがない、
でも、やっぱり三島先生が好きだって気持ちをやめることができない。
途中、三島先生が家に有岡を招いて
「今すぐ僕を嫌いになってほしい」
「sexしたら忘れてくれる?」
ってのがもう、しんどいわ~~~って思った。
もうね、辛い辛い。ぎりっぎり最後まで辛い。
でもさ・・・最後は・・ね。
「17」全部、尊いがつまってるお話できた。