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<目次>
まえがき
序章 敗戦国日本にヒーロー現る
第1章 巨大化したヒーロー
第2章 旋風を巻き起こす「石ノ森ヒーロー」
第3章 悪の組織の変遷
第4章 豊かさの歪みが露呈する時代、「川内ヒーロー」再び
第5章 魅惑のカルトヒーローたち
第6章 アブない魅力の「悪のヒーロー」
第7章 ヒロイン、前線に立つ
第8章 ギネス級番組「スーパー戦隊シリーズ」の足跡
第9章 冬の時代の「メタルヒーロー」
第10章 ヒーローたちの応援歌
第11章 スーツアクターの矜持
第12章 平成の時代、ヒーローたちは
終章 ヒーローたちの思いは実を結ぶのか
あとがき
<内容>
熱いよ、熱い…。コラムなどを読むと、この人は子ども時代からヒーローもののマニアであり、その行分析力も行動力もすごく、それ故に平山氏などの制作側も心を開いたのだろう(平山氏と中2から交流があった)。勿論、社会学的分析は、新聞記者の力であり、それもそこそこ面白い。でも「ヒーロー命」の書き方、スーツアクターや主題歌の歌手にまでスポットを当てるあたりに、そのカルトらしさが滲み出ている。