紙の本
カリキュラム・マネジメントがすっきり!とまでは言えない・・・
2022/03/09 22:18
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投稿者:けんけん - この投稿者のレビュー一覧を見る
入門書のようなものなので、実践の中で生まれる疑問は解決はしないのではないかと思います。残念ながらカリキュラムを作る力が失われている地域もあると思うので(カリキュラムは教科書会社の指導書を参考にするとできはします。)、作ったものをどういじるかだけでなく、どのように作っていくかも話題になっていくことを願います。
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新しいもののように書いているけれど、現職教員からすると真新しいことはなし。
年間指導計画を作って、教科連携するように入れ替えて、それに合わせて総合も作って、って、当たり前の事を言われても…。
スタートカリキュラムについては、勉強する必要があった。
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カリキュラム・マネジメントの基礎中の基礎。何か新たな視点が得られる感じはなかった。今年度より、総合の授業を核にしたカリキュラム・マネジメントの推進が教育委員会より通達されているため、カリマネにより力を入れて取り組む学校が多くなってくることが予想されるが、本書で書かれている通り、改変のニュアンスが強い「見直す」ではなく、「見つめ直す」という感覚で推し進められていくべきなのだと思う。形骸化を脱却した価値あるPDCAサイクルの確立は、システムから始まるものではなく、動機があって始まるものだと思う。本書で書かれているカリマネの柱の一つである子どもの意欲から出発する単元構想と同じ。今のまま教育委員会が総合を核にしたカリマネを、具体的支援なく強いていれば、現場の総合的な学習の主任が年計再作成で疲弊するだけである。そもそも、現場の采配能力や再現能力を超えているように感じる。そのカリマネ担当が、困った末に手にして、校内研修とかで紹介するけどそのまま職員室で担当以外には誰にも読まれずホコリが積もる本。
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各教科で付けた力を活用・発揮しやすい(つなげやすい)という点から、生活科・総合の時間を重要視しているということが分かった。
今までこのような視点から考えたことがなかったが、理にかなっている。
生活科・総合の時間を充実させるために、カリキュラムデザイン、PDCAサイクル、内外の資源活用がポイント。
発想→構想→計画、広げて選んで並べて整えるという流れで単元デザインor問題解決のまとまりをつくるイメージをもつ。
単元の順番を変えるのは、なかなか重労働…