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<目次>
はじめに
第1章 情報過多な時代の調べる技術、書く技術
第2章 【インプット】情報を「読む力」を高める
第3章 【アウトプット】読んだ知識を表現につなげるスキル
第4章 調べる技術、書く技術の「インフラ整備」のすすめ
<内容>
ほとんどがほかの本で読んだものと変わらない。粗製乱造の一つだと思う。第4章のお金の話や休み方などは、ちょっと蛇足な感も…。
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平易な言葉でかかれており、かつ実践もしやすい。
書籍としての情報量は少なめで、かつ、著者の著作を追っていれば目新しいところはない。しかしながら、その時々によって方法論ははアップデートされており、著者もまたいろいろなことを新しく体験している、ということがうかがえる。
この手の本は著者の行動を追体験することにも価値があるので、また新作が出た時は購入したいと思う。
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インプットとあわせてアウトプットを行うことで、読んだ情報は本物の教養になる
新聞ダイジェスト
ネットには、過去の閲覧・検索履歴によって、自分の目に触れる情報が機械的に選別されるという側面もある
ネットのヘビーユーザーであればあるほど、根も葉もない陰謀論にハマりやすかったり、特定の集団に対する差別意識が強かったりするのも、こうしたネットの特性ゆえのこと
知識を自分のものにするとは、知識を記憶に定着させ、必要なときに正しく引き出せるということだ
ベーシックインカムでなく、ベーシックサービスならば、一定の効果を上げるだろう。サービスは利用する人の収入が減っても、用途は一定であるためだ
知的活動と福祉は、実は切っても切れない関係にある。なぜなら、情報や知識をインプットし、理解し、自分の評価を加え、アウトプットするという作業は衣食住が足りて初めて可能になるものだからだ
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事務的な仕事をすすめる上で、必要不可欠な作業である「調べる」ことや、「書く」ことについて、その能力を高めるために今の時代にあった秘訣を学ぶ。
外務省分析官を経験し、日頃膨大な書物を読み込み、大量のアウトプットを行い続けている著者の経験から示される手法なので、すぐに真似をしたくなる。
本書を読んで自ら実践したくなったことは・・・
・新聞ダイジェストを購読する
・iTunesUとジャパンナレッジについて調べてみる
・時間管理、スケジュール管理について、自分なりの方法を再考してみる
・お金の使い方を見つめ直す。投資、自己成長への支出、趣味への支出、浪費の割合を設定し、ポートフォリオを管理する。
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月500冊以上の本を読み、50万字もの原稿を書く佐藤優さん。
「知的生産術とは、知的な付加価値をつける素養の磨き方」
という言葉には著者の底知れない知識量を感じ、思わず唸った。
デジタルツールに振り回される情報過多な時代をしたたかに生き抜く技法が書かれている1冊。
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多い月では500冊以上の本に目を通すと豪語する著者佐藤優の知的生産術を記した本。
この本は非常に分かりやすい表現で説明して、かつ著者がインプットすべき本を取り上げているので、自分に足らないところの基礎的な分野に関しては読んでみたくなる。
大いに参考とすべき点は多数あるが、基礎的な土台となる事を除いては仕事に直結しないインプットは無益としていることだけは納得いかない。
私個人としては、本を読むということが、ある意味自身ではできないことを擬似体験させてくれ、かつ自分の知り得ない世界を開いてくれるものになると信じており、またそこに楽しみに似た感情が芽生えてくるからだろう。
まあ著者が、そこまでは否定していないのは行間に充分読めますが。
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さらっと読めた。
「新しい知識は書いて自分のものにする」
批判的思考力を養うために、本を抜き書きして、わかった、わからない、という自分の判断や意見を書き記す、のがいいとのこと。
たしかに。これ、たまにやってたけど、意識的にやってみよう。
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「知の巨人」の一人、佐藤優さんが日々実践している知的生産術を紹介した本。
インプットで重要なのは中学~高校レベルの基礎知識を身につけることと、自分の仕事に関する情報のアップデートを怠らないこと。ベースとなる知識がないとインプットしたいものを理解できません。
インプットしたらアウトプットを必ず行うこと。アウトプットすることで初めて知識を自分の血肉にすることができます。
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気になった部分をいくつか記します。
・まず基礎的な知識、教養があるかどうかで、知的生産力は大きく変わってくる。
・OSの質が良くなければ、どれほどいいアプリを入れても機能しない。
同じく、基礎知識、教養がなくては、どれほど有益なインプットがあっても活用できない。
・自分の頭で考えられないから、信憑性に乏しいニュースでも信じてしまう。
しかも、考える力がないほど、センセーショナルな見出しや内容に踊らされやすく、陰謀論のようなものを真に受けがちだ。
1番最後の一節は、SNSで日常的によくみられますね。
事実関係も確認せず、簡単にRTしてしまう人の多さも気になります…
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インプット・アウトプットの両輪が揃うことによって、真の教養と使える知識が身につく。玉石混淆の情報から、適切なものを効率的に選び取り、深く理解する。そんな技術で「どんな人でも確実に実践することができる」のが本書らしい。どうなんだろ。一応ある程度は既に実践していることなんだけど、おゝと思ったところだけ、メモする。
・教養としての数学を学び直すのには「生き抜くための高校数学(日本図書センター)」を勧める。それが難しければ「生き抜くための中学数学」がある。理科4科目に関してはブルーバックス「新しい高校物理の教科書」(以下、化学、生物、地学)。←文系の私は、これらが不足しているはず。
・ネットでの情報収集は「NHK ニュースWEB」、新聞のWEB版、オンライン辞典・辞書サイトである「ジャパンナレッジ」の3種類に絞る。気を抜くとネットは直ぐに「時食い虫」になる。←そうそう!
・「iTunes U」は、大学授業を無料で視聴できる。アップル限定。←私はアップルなので、チラリと見たが、英語バージョンが多い。もう少し精査します。
・ニュースサイト(Yahooニュースなど)は読むべきでない。←頭が痛い。その通りなんだけどなあ。
・SNSは時食い虫、しない方がいい。それとメッセンジャーやラインなどのメッセージツールは使わない。少なくとも通知機能をオフにする。←頭が痛い。その通りなんだけどなあ。
・アウトプットでは、手書きノート1冊へ全部書いて行く。予定管理は2年手帳へ。←デジタルのデメリットと、この方法のメリットを書いているが、私はそこまで手書きに拘らなくてもいいと思う。
・期間を限って、自分の仕事遂行能力を測ってみる。(集中して何時間読書できるか等々)←これは試してみよう!
・そのあと、お金の貯め方、使い方、まで筆を伸ばしているのは如何なものかと思ったが、「おわりに」において、この本は「知的生産のための知的生産」を書いたのではなく「人生を充実させるための知的生産」のためだと書いていて、なるほどと思った。この本は具体的な技術はあまり書いていない。それを望む人には向かないだろう。
・ここまで読みながら同時に要約するのに、約2時間と少ししかかからなかった。実は初めての佐藤優。佐藤さんは短時間で本を書いているようだが、読む方も簡単に読めるように工夫している。なるほど、売れるはずだ。
2019年5月31日読了
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インプット・アウトプットの両輪をバランスよく回していく、よく言われることではありますが実践が難しい技術、丁寧で具体的な実用書でした。
良質な独学のツールとして、スタディサプリやiTunesUが挙げられており、特に有名講義が無料で視聴できるiTunesUは活用しようと決めました。
想定される読者層が多忙な勤め人ということもあり、独学のための情報ソースの選定においては「仕事に直結することだけ勉強する」など、芸術大学のいち学生としては合理主義的過ぎてかなしく感じる部分もありましたが、逆に大学生のうちはそのような基準に縛られず心の赴くままにインプットしていきたい所存です。
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自分の目的に合わせて情報を拾うことの大切を知った。
情報を捨てることも大事で、メッセージツールとかは時間を制限しようと思う。
手書きで書くことの重要性は改めて感じた。インプットもアウトプットもデジタルにしていたが、アナログに一回戻そうかと思う。新聞電子版も紙にしようかな。
本を焦って読むのは禁物。最近これをしてる気がしてる。
批判的意識を持つことで、本の内容を咀嚼し、情報を価値化するようにしたい。中身が入ってなくて読んでたら時間がもったいないですよね。
日誌書こうかな。毎日何がよくなくて、何が良かったかを整理すればより一日が充実する。生き急いで忙しなくやってても何も身に付かないのかな。
充実した日々が送れるはず。
あとスケジュールとノートを一緒にします。
データで管理することで、見返さなくなる。これは真実ですね。ノートに書き留めることをしないといけなくて、それをやろうかな。
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インプットとアウトプットについての本。
インプットについて必要なのは、基礎的な知識・教養ということだけど、それを身につけるのには高校の教科書がいいとのこと。
確かに、高校の教科書に書いてあることぐらい、ある程度分かっておいたほうが、いいのだろうなと思う。日本史とか世界史とか全然分かってないから、読み直してみるのもいいかもしれない。ただ、どちらかというと最近の教科書のほうがいいと思うので、チャンスがあれば今年入社した高卒の子から借りたいと思った。
他は、1か月間の新聞の要点をまとめた、『新聞ダイジェスト』という雑誌がいいらしい。どの新聞がどういう報じ方をしたかがよくまとまっているのだとか。楽天マガジンで読めるようにならないだろうか。
後、独学用にオススメとして紹介されていた一つが、『スタディサプリ』。大学受験生向けというイメージだけど、小学4年生から高校3年生の学習範囲を網羅しているらしい。確かにこれは、中学・高校の授業を学びなおすのによさそう。
アウトプットについては、デジタルツールを使うと情報のごみ箱になるからやめておいたほうがいいとのこと。自分もそうなってるから分からなくはないのだけど、デジタルツールは検索できる点ではやっぱり便利だと思う。まあ、Evernoteの検索は重過ぎるけど。
いろいろ書かれてあったけど、「おわりに」にも書いてあったように、知的生産はあくまで「人生を充実させるため」のものなので、無理してインプットやアウトプットをする必要はないとのこと。趣味感覚でやっていければ、それが一番いいのだと思う。
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【感想】
佐藤優氏の書籍を読むたびに感じる事だが、この人の知識量とその深さは本当に頭が上がらないものがある。
まぁ、それでメシを食っていると言えばそれまでだけども、、、
元々の博識さやスペックの高さもさることながら、しっかりとしたエビデンスに基づいた資料に拘って膨大な量をインプットし続け、同時にアウトプットもし続けているからこその佐藤優の凄さなんだなと納得できる。
自分に何か佐藤優を模倣できる点があるとするなら、インプットとアウトプットをしっかりと意識して数々の書籍や書類と向き合う事だろう。
読んではいるが、頭で理解しきっていない事も多々あるのだから。
特にアウトプットできる程に落とし込むことを意識して、スピードを意識しすぎずに取り組んでみようと思った。
また、自身の基礎の見直しもどこか早いうちに取り掛からなくちゃいけない。。。
中学・高校の教科書レベルの知識さえ、今の自分には欠けている気がする。
即効性がないため後回しになりがちだが、そういった知識の再取得も予定を組んで勉強し直そうと思った。
(思ったけど・・・やるかどうかは分からない。笑)
ただ単純に勉強するだけじゃ目的を見いだせないから、素頭を鍛える意味でもSPIとかの問題集をやるのもアリかも。
ただ、作中にもあるように、「仕事に関するインプット」「仕事に直結するインプット」に限定する必要もあるんだよなぁ。。。
基礎学習が果たして仕事に直結するのかどうか。
何を何のために勉強するのか、しっかり考えた上で取り掛かろう。
【抜粋】
1.インプットとアウトプットの両輪
漫然と情報過多の海に飛び込み、たまたま目に触れた情報を単に得ているだけでは何も身につかない。
インプットとアウトプットの両輪が揃うとことで、得た情報が自分の知識になり、教養になる。
「教養力」とは、想定外の出来事に直面した際、その都度自分の頭で考え、適切に対処する力だ。
「想像力」「洞察力」「判断力」「分析力」など、その人が丸ごと試される。
2.土台を作るためのインプットとは、要するに基礎知識と教養を身につけるということである。
具体的に言えば、中学・高校の教科書レベルの知識・教養を指す。
3.知性の土台となるインプットとは?
1つは新聞を読むこと。新聞と同等といえる「NHK NEWS WEB」でもいい。
だが、新聞を購読しているものの、文字を追っているだけで内容が殆ど頭に残らないことはないだろうか?
多くの場合、情報を自分のものにできないのは基礎的な知識・教養が不十分であることが原因だ。
もう一つのインプットは、新聞などの情報を読みこなすために必要となる基礎的な知識・教養を身につけるためのインプットだ。
基本は高校の日本史、世界史、政治経済、数学の教科書である。
4.高校レベルの知識・教養を身につければ、かなりの「知的基礎体力」が養われる。
オススメなのは以下の本
・日本史A、世界史A、数学1・Aの教科書
・「詳説 政治���済研究」
・「生き抜くための高校数学」
・「生き抜くための中学数学」
・「試験に出る哲学」
5.「仕事に関するインプットだけ行う」と決めること。
どんなインプットにおいても、「仕事に直結するか」どうかという視点を常に持つことをおすすめする。
仕事に関係しない本を読むことや、仕事に直結しないスキルを身につけようとすることも、無益なインプットである。
6.「新聞ダイジェスト」で各紙の要点を把握する。
「新聞ダイジェスト」とは、1ヶ月の間に新聞で報じられたニュースの要点をまとめた冊子である。
各紙の「いいとこどり」がしてあり、事実関係が把握しやすい。
また主要テーマ別にまとめられているため、非常に手っ取り早く世の中の動向がわかる。
7.SNSの中毒性。使うかどうかで「生涯所得」と「出世」に関わる。
時間は有限であり、しかもすべての人に平等に与えられている。
その限られた時間を、インプットやアウトプット、あるいは楽しみや休養のために使うのと、どうでもいい情報を得るのに使うのとでは、知的生産力に格段の差が出る。
【引用】
毎月平均2冊のペースで本を出し、コラムや連載はひと月あたり約90。
ひと月に書く原稿は平均1200ページ、字数にして約50万字にもなる。
この膨大な創作活動は、膨大なインプットに支えられており、執筆のために多い月では500冊以上の本に目を通す。
⇒500冊・・・やはり職業作家なだけもあって、インプットの量は模倣できない。
ただ、佐藤氏も多忙な中でこれほどのインプットをしているのだから、これに近い量とは言わないまでももう少し多くのインプットを目指す事は出来るはず。
やり方を模索しつつ、もう少し頑張ろう!
p5
・インプットとアウトプットの両輪
漫然と情報過多の海に飛び込み、たまたま目に触れた情報を単に得ているだけでは何も身につかない。
インプットとアウトプットの両輪が揃うとことで、得た情報が自分の知識になり、教養になる。
「教養力」とは、想定外の出来事に直面した際、その都度自分の頭で考え、適切に対処する力だ。
「想像力」「洞察力」「判断力」「分析力」など、その人が丸ごと試される。
⇒自分自身、感想文を書くことや人に本の内容を話すことでによってアウトプットしているつもり。だが、まだまだ血肉になっている気がしない。
これまで通りインとアウトの両輪で駆動しつつ、方法も模索してみよう。
また、読んだ本を再読するのも定期的に行おう。
p29
AIと競争しない、真に人間的な価値を発揮できる人材になるには、どんな仕事にも付加価値をつけていくことを考える必要がある。
知的生産の根幹をなすのはアイデアであり、それは世の中の流行を見抜く眼力や柔軟な発想力、あるいはもっと根源的な人間力があれば発揮できるものなのである。
⇒AIが今後どこまで進化するかは全く予想できないが、相手が人間の仕事である限り、結局は自分自身の手腕に掛かってくる要因が大きいのだろう。
p46
土台を作るためのインプットとは、要するに基礎知識と教養を身につ���るということである。
具体的に言えば、中学・高校の教科書レベルの知識・教養を指す。
⇒中学・高校レベルの教養か・・・それすら今となってはないかも。問題集やってみようかな。
p51
・調べる技術の基本は「読むこと」と「聞くこと」
本や新聞、またソースが確かな公的資料を「読む」。
「聞く」のは専門家の意見、またラジオやオーディオブック。
⇒公的資料なんて読んでもチンプンカンプンだろうな。。。新聞で何とかしよう。
p55
・知性の土台となるインプットとは
1つは新聞を読むこと。新聞と同等といえる「NHK NEWS WEB」でもいい。
だが、新聞を購読しているものの、文字を追っているだけで内容が殆ど頭に残らないことはないだろうか?
多くの場合、情報を自分のものにできないのは基礎的な知識・教養が不十分であることが原因だ。
もう一つのインプットは、新聞などの情報を読みこなすために必要となる基礎的な知識・教養を身につけるためのインプットだ。
基本は高校の日本史、世界史、政治経済、数学の教科書である。
⇒確かに!!新聞を読んでも前後の知識が入っていないから、中途半端な理解しか得れていないケースが多々ある。
時間との勝負だが、気になった記事に対し、経緯を調べるなどもう一歩踏み込むことが大切なのだろう。
p59
高校レベルの知識・教養を身につければ、かなりの「知的基礎体力」が養われる。
日本史A、世界史A、数学1・Aの教科書
「詳説 政治経済研究」
「生き抜くための高校数学」
「生き抜くための中学数学」
「試験に出る哲学」
p66
・「仕事に関するインプットだけ行う」と決めること。
どんなインプットにおいても、「仕事に直結するか」どうかという視点を常に持つことをおすすめする。
仕事に関係しない本を読むことや、仕事に直結しないスキルを身につけようとすることも、無益なインプットである。
⇒「万能になりたい!」という欲望が自分にはあるが、やはり取捨選択が必要でしょう。。。そうなったら、新聞記事の殆どが自身の仕事と無関係ですが。
インプットするにしても「選択と集中」を心掛けて行なう事も意識しよう。
p75
・「新聞ダイジェスト」で各紙の要点を把握する。
「新聞ダイジェスト」とは、1ヶ月の間に新聞で報じられたニュースの要点をまとめた冊子である。
各紙の「いいとこどり」がしてあり、事実関係が把握しやすい。
また主要テーマ別にまとめられているため、非常に手っ取り早く世の中の動向がわかる。
一般紙を一紙と、月に一度「新聞ダイジェスト」で1ヶ月のまとめを読む。
これが新聞を読む最低ラインである。
⇒新聞ダイジェスト、これはとても気になる!!実際、2紙も購読してもコストが掛かるしそんなに読む時間もなさそう。
これはめちゃくちゃ要領が良さそうだ!今度一回試してみよう!
p84
・独学術としてのネット活用法
おすすめなのは、「iTunes U」と「スタディサプリ」。
「勉強するならこのツール」と���つでも信頼できるツールを持っておくと、いざ勉強しようというときに参考書を求めて彷徨わずにすむ。
⇒これに関しては今必須のツールではないかな。基礎知識を身に着けなおす為のツールとして使用するかどうか考えてみよう。
p91
・SNSを使うかどうかで「生涯所得」と「出世」に関わる。
SNSははじめたら最後、どんどん時間を費やしてしまうもの。この中毒性ゆえに、全世界でこれほど広まったのだろう。
知的かつ充実した人生を送りたいなら、すぐにでもやめたほうがいい。
そもそも、誰がどこで何をしたか、何を食べたかなど、そんな情報を常時本当に得たいだろうか?
時間は有限であり、しかもすべての人に平等に与えられている。
その限られた時間を、インプットやアウトプット、あるいは楽しみや休養のために使うのと、どうでもいい情報を得るのに使うのとでは、知的生産力に格段の差が出る。
⇒あまりSNSにドップリな生活ではないが、「時間は有限」っていうのは心に留めておかないと。無駄な時間の過ごし方をしてしまっていることが本当に多いから。
時間の使い方を見直すにあたり、自分自身を色々と見つめ直さなきゃいけないね。
p100
・すべての情報を「1冊のノート」にまとめる
新しく触れた知識を自分のものにすることが一番大切である。
使うノートは1冊だけ。情報整理法は「手書き」が基本である。
スケジュール、今日やるべき仕事のリスト、日誌、執筆のためのアイデア、読んだ本の抜粋メモやロシア語の練習問題まで。
⇒これはマネできないかも。常にその「1冊のノート」を持ち歩くわけにいかないし。。。ただ、手書きは無理にしても何かそういったツールを創る事は必要だ。
p114
・自分の頭で考える=「批判的思考力」を持って物事を見る。
批判的思考力とは、対象を理解し、自分の評価を加える能力を指す。
新聞を読む、本を読む。そこに書かれていることを理解し、「賛成」「反対」「この点は違うと思う」など、自分の評価を加える。
本の書き抜きだけでなく、「わかった」「わからない」の判断や「賛成」「反対」「ここがおかしい」といった意見も書き記すこと!
p157
・株式売買で一攫千金を狙ってはいけない。
素人は株の売買で儲ける事は考えない方がいい。
機関投資家やプロは、素人にはない眼力や情報力、人脈を使って「その道のプロ」として利益を出している。
それを生業としている人たちが勝負を繰り広げている中で、素人が売買で儲けようとするのはあまりにも危険だ。
銀行よりは見返りが大きい株に資産を分散させ、買った株をずっと保有し、「売却益ではなく配当金によって資産を増やす」と考えること。
なるべく倒産するリスクのない優良企業の株に限り、買ったらずっと持っておくというのが素人の賢い投資法だ。
ちなみに投資信託はすすめない。
銀行は本来の銀行業が不振になっており、投資信託の手数料を収入源にしている状況だ。
高い手数料を払わなくても、手堅い投資先は自分で選べる。
⇒ギャンブルと同じで、一攫千金を狙い「続��る」といった事は頭から無くそう。ウマイだけの話なんか、乗っちゃいけない。
ただ、投資信託を薦めない理由については少々納得しかねる。国債よりかはマシなんじゃないかなと個人的には思った。
株売買については手間もかかりそうだし心労もありそうなので、今のところ手出しする勇気がない。
p173
・つねに「最悪の状況」を想定しておく
→最悪の状況を想定し、その際に被る「損害」と立ち直るための「対策」を想定せよ。
相手を信用しすぎないというのも、リスクヘッジとして重要だ。
完全に信用しきると、チェックが甘くなり、すべてを相手に委ねて、何か間違いが起こってからでは取り返しがつかない。
「万が一裏切られたらどれくらい損害が出るか」「そうなったらどう対処するか」という発想を、つねに頭の片隅に置いておく事。
ビジネスでは勿論信頼と信用が最も大切だ。
しかしそれは、リスク意識を失っていいということではない。
⇒この世の中、「常に最悪の場合の想定」と「その対策」という意味でのリスクヘッジは、大人として身に着けておかねばならない当然のスキルだろう。
何も考えずに突っ走るのではなく、しっかりと設計図を描いて、人生をより良いものにしよう。
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情報を収集・分析し、それらをアウトプットする、これらを繰り返すことにより、ホンモノの教養が身につく、という内容。以下に、感じたことを徒然に。
・基礎的な知識を身につけるものとしての、高校の教科書
当初、佐藤優氏が高校の教科書を薦めるのかと意外な感があったが、確かに地理歴史公民、政治経済、倫理、数学、理科それぞれ理解しておくことは、文理融合的な課題などを理解する一助にもなりそう。様々な問題に関心を持つきっかけにもなりそう。そもそも、関心のなかった教科・科目は何の記憶も残っていない。的確な指摘と思われる。
・「仕事に関するインプットだけ行うと」決める
仕事に多忙な人はそのように決めざるを得ないかもしれない。一方で、仕事に関係のない文学作品などを耽読することも、個人的には大切なことであると感じる。
・ネットソースはNHK NEWS WEB、新聞Web版、ジャパンナレッジの3つに絞る
検索エンジンでの検索は、実は非効率。確かにそうかもしれない。玉石混淆で、まともな情報を見極めるのに大変であるということには同感。
・独学アプリ活用のすすめ「iTunes U」と「スタディサプリ」
著者が「iTunes U」を視聴している、ということは、さすがに質の高いインプットを実践されている、と納得するが、ここでも高校生以下が利用する学習コンテンツを薦めている。著者自身も利用しているというから、更に驚く。実践してみたいと思う。
・全ての情報を「1冊のノート」にまとめる
著者はWebのデジタルツールよりも、ノートに記録することを薦めている。Webのデジタルツールは、注意しないと単なる情報のゴミ箱になる、というのが主な理由である。私は、ノートに書くと物量的にかさが増し、見返すときに難儀を覚える。Webコンテンツの方が検索もでき、重宝しているが、このあたりは好みの問題か。
・自分のキャパシティ以上の仕事を引き受けない
正論であるものの、特にサラリーマン稼業でこれを実践するのは一般的に困難であるように思われる。溢れる仕事に対し、業務の改善や合理化を積み重ね、なんとか個々のキャパシティの範囲に収めて仕事を回しているのが大方の現状ではないだろうか。職種や個々の職場の状況にもよるとも思うが。