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絵があまりにも精緻で幻想的で
最初 よくないことが起こるのではと不安だった
違った
ウイリアムの地面に描いたふくろう
大きな樹に
彼は「こどものいえ」に暮らしてるんだね
パパとママの写真
そしてラストもすてきです
余韻が素敵です
≪ 魔法かな 夜の間の 魔法かな ≫
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とっても素敵な絵本でした。
ちょっとオールズバーグの『魔術師アブドゥル・ガサツィの庭園』を思い出される、ファンタジーな所もあるけど…
もっと、本当に少年と町の人たちの心にあたたかなともしびを残してくれる、そんなお話しでした。
きっと子どもたちの心にもじわーっと沁みてくる絵本なんじゃないかしら。
いいなぁ。
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目を楽しませるものなどなにもないグリムドック通りにウィリアムはすんでいました。ある朝、一本の木がフクロウのかたちに刈り込まれていました。次の日は大きなネコができあがっていました。毎晩ひとつずつ現れる動物に通りの人たちの表情が明るくなっていきます。ある晩ウイリアムは、見慣れない男の人をみかけてあとをつけていくと…。
夜のあいだにおこる魔法は、人々の心に何かを植え付けていったようです。深い緑色が印象的な絵本。
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ブクログのホーム画面にたまたま紹介されていた絵本。
森とか木とかに弱いので、目が釘付け。
近所の図書館にたまたまあったので、早速借りた。
うーん、好きだわ〜。
この動物トピアリーの数々。
木の葉の描き方や庭師のおじいさんの表情も、色合いも。
見返しの模様も素敵。
2020.10.25
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表紙のフクロウの木に惹かれて、図書館で借りました。
セピア調に、淡い夜の描写、四季に富んだ公園と、こと細かい温かみのある絵柄に、つい魅入ってしまいましたが、終盤の街の絵の鮮やかさがいちばん印象的でした。
それは、アイデア一つで、日々の生活がこんなにも楽しいものに変わり、たとえ形ある物が失ったとしても、一度体験したものは心の中に残り続けて、人々の気分を明るいままにさせてくれるからだと思いました。
ページを繰るごとに、少しずつ色数が増えていく様は、ちょうど街の人の心理状態も表しているようで、印象深かったです。
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グリムロック通りの人々を驚かせ、楽しませるサプライズ…遊び心があって素敵ですね。
細部まで描き込まれた絵でじっくり見ていられます。
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「夜のあいだに」街に起こった変化と、それに立ち会った少年の変化。おじいさんとはどんな会話をしたんだろうか。細かく描き込まれていてすごい。
miccaにて。
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夜のあいだに街の木々を刈りこんで、フクロウやウサギ、ドラゴンなど、さまざまな動物をつくりだすトピアリスト<真夜中の庭師 The Night Gardener>と、グリムロック通りの<こどものいえ>で養育されている孤児のウィリアム少年との交流をとおして、こまやかであたたかな慰みの感情が、しみじみと伝わってきます。
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ウィリアムがまどの外をみると、通りに町の人たちがあつまっていました。
夜のあいだにグリムロック通りに変化が。
まるで魔法です。
ウィリアムはその夜、どきどきしながら、ベッドに入りました。
グリムロック通りに、なにかがおきていました。
ウィリアムのウキウキする表情に、どんどん人が増えていくグリムロック通り。
でも夜のグリムロック通りは反対に、しんとしていて。
そんな夜のウィリアムの小さな冒険と成長。
絵の暖かさと、人々の生き生きした表情が楽しい。
ラストも思わず口元がにやけるほっこりさ。
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場面進行がわかりやすく見やすい絵本です。
大きく描かれた絵に説得力があります。
途中までワクワクしながらページをめくりました。
物語はだんだん静かになって行きますが、絵の力がすばらしく文章と反比例するように彩り豊かになって行きます。
作者が伝えたいことは子どもに伝わるのは少し難しいかもしれませんが、絵から伝わるものはあるように思います。
5分くらい。
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夜の間に、街の木が動物の形に刈り込まれて、次の日次の日とどんどん新しい動物が。
真夜中の庭師の凄技に注目。
木を動物の形に刈り上げるという発想はなかった。
次は何の動物が出てくるのかなと、ページをめくるたびにワクワク。
これ、本当に出来たらすごいな。
秋になり、木の葉が色づき枯れたら、木の枝組みが顕になり、
こういう切り方をしたら再現できるのかしら?と、なんだか作れそうな気もしてきた。
真夜中の庭師が近くに現れないかなぁ。
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扉絵のセピア色の通りと、ラストのカラフルな通りの鮮やかな対比。
家を囲む板塀が取り去られてオープンな外構となり、窓には花台が置かれて、みんなが花を植えて庭づくりに励んでいる。
町おこしは消費される一過性のイベントだけじゃダメで、住人が自らクリエイトしていくことで、町や人々は変わっていくんだ。
庭師が通りにかけた魔法は北風と共に消え去っても、人々の心に撒いていった種は春に芽吹き、美しい庭を作り出した。
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「すまし顔のフクロウをつくったのは、だれ?
グリムロック通りに、なにかがおきていました。
なにかすばらしいことが──
ウィリアムがまどの外をみると、通りに町の人たちがあつまっていました。いそいできがえて、階段をかけおり、おもてへとびだしていくと……。
ようこそ、グリムロック通りへ!
さあ、これからこの通りにふしぎなことがおこります。
そして気がつけば町も、人も……。」
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いかにも寂れた感じのグリムロック通りにある「こどものいえ」の木が、夜のあいだにフクロウに変身⁉︎という魔法のような事件! なんて素敵! 魔法使いの正体は、優しい老人の庭師さんでした。最初の作品(?)がフクロウだったのは、ウィリアムが寂しそうに落書きしていた絵を見ていたからですね。
素敵な動物の木が増えていくにつれて、人が集まっただけでなく、動物たちも集まり、人々も家を直したりして、グリムロック通りそのものが変わっていく様子が、だんだんカラフルになっていく色づかいで表現されていて素敵です。もちろん、ウィリアムの未来も。
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少しさびれたグリムロック通り、朝おきたら「こどものいえ」の前の木がフクロウの形に。それから毎朝、いろんな動物の形の木々が増え。少年はその秘密をみつけます。街の人の笑顔が増え少年も変わっていく。