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久々の読書。
念願の池井戸作品一冊読破。
「読破」というにふさわしい読み応えである一冊。
感情移入をしすぎて、こばせ屋の辛い局面は読むのに気が進まなくなるくらいだった。
本を読んだ後に、ドラマの方も見て、自分がイメージしていたキャラクターやシーンとの「答え合わせ」を楽しみたい。
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ある知り合いの
零細企業の社長をしている人から
「私は下町ロケットの佃製作所をめざしています」
との言葉をもらったことがある。
きっと この「陸王」を読んだあとは
「私は こはぜ屋を!」
と おっしゃっていることだろう
読む人の熱量を上げさせてしまう
池井戸潤という書き手は
やはり凄い
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泥臭さ、人との出会いの大切さを改めて感じることができた。失敗を経験したからこそ強いと言う言葉は印象に残る言葉だった。池井戸さんの作品は下克上のスカッと感だけでなく、学べることが非常に多い。
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何をするにしても「実績」があるのとないのとでは大違いなのか。知識だけじゃなく、気持ちの面でも自分の仕事に活かせる言葉が多くあった。
長かったけど、良い読書時間をもらえたな。
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日曜9:30ごろにそれまで読んでいた50ページあたりから読み出し、途中で止められず夕方まで読み続けてしまった。次々と展開がありおもしろい。人とのつながりが熱かったりするところとかで、途中少し涙ぐんだりして。
できれば最後、茂木選手も含めて苦労した人たちが集まるパーティー?みたいので盛り上がるシーンがあればよかった。くさいかもしれないけど、そこまでやって感動ドラマにしてよかったと思う。
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足袋屋が靴を作る話。
この本は750ページで厚さが3センチもあるから8月はずっと読んでいた。1冊ではなく3冊くらいカウントしたい。
このままでは衰退してしまう職種だとわかっていても新規事業に踏み出すのはすごく大変なことだと思った。
AIに仕事を取られてしまうと言われてる職種も足袋屋と一緒だと思った。
下町ロケットもそうだったが、敵が大企業なのが面白かった。大企業の言い分が現実的で一理あるなと思ってしまったが「敵=間違い」ではないのが良い。
徹夜とかプライベートの時間まで会社のために使うとかをイキイキ楽しそうに描かれているので社畜も悪くないかな…と洗脳されそうになる。
更に洗脳されると、社長やってみようかな…と根拠なく思ってしまう。
分厚いから持っているのが大変だったが、面白くてサクサク読めた。
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テレワーク増加で読書時間(通勤時間)が激減し、ようやく読了。
ドラマを先に見てしまっていたので、展開に驚きは無いが、省略されている描写も多々有り、池井戸潤のウマさを再認識。
で、トータルの評価はと言うと、胸が熱くなるシーン、グッとくるシーンはあるも、うーん、そこそこ、といったところ。
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安定の池井戸さんのビジネス本。
今回は、伝統ある地下足袋メーカーが
ランニングシューズ業界に参入するというストーリー。
毎度のことながら、イヤミったらしい悪役が出てきたり、
一癖・二癖ある脇役たちのおかげで、
楽しく読み進めることができました。
中小企業あるあるの、次から次へと舞い込んでくるトラブルも
臨場感があって面白かったですし、
最後はまぁハッピーで終わるんでしょ、という安心感もあって、
個人的には大好きな類の小説です。
タイトルが似ている「民王」より、はるかに面白い!
(あっちは、池井戸さん的にはいつもと違うテイストで、
本人なりの新領域へのチャレンジだったかもしれませんが。。)
※民王
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4167728060#comment
700ページを超える対策にもかかわらず、
上下巻に分けないのも、ちょっと読みにくいかもしれませんが、
お財布には優しい親切設計。
自分的にはこっちの考え方の方が好きですね。
好印象なまま、あっという間に読み終えた一冊でした。
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2022年初読書
ドラマを見てから読みましたが、ドラマも小説も良かったです。
会社の看板に胡座をかく人間になりたくないと思った。
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読み終わってないのに涙止まらないってどうゆうこと?こんなの初めて池井戸潤のファンや。自己啓発より考えさせられる学べる本。
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陸王はマラソン足袋の名前 先代の挑戦
フィッター村野さん 理想論過ぎ やはりビジネスとしても成立しないといけない
銀行はいつもの感じ、やはり倍返し感はそこはかとなく流れる 一度裏切られたと感じると何がなんでも外しにかかる感じ
もう少し現実みようよという感じもする
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新規事業に挑む中小企業の覚悟が擬似体験できる。
何かを作ることは、
誰かを支えること。
そんなことを教えてくれる。
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何事にも物語があり、会社経営、生活、浮き沈み、走るということに関しての靴、素材、世界的影響力など様々な要因が絡み合って、人々は今よりも良い方向を目指すのだ。
昨日の発熱騒ぎが落ち着いて、一気に最後まで読破出来た。21/5/21
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衰退の一途をたどる足袋作り百年の老舗が、再起をかけランニングシューズの開発に奮闘する。
ただただ勝利を信じて。
支え合い、協力し合って、苦しくても逃げずに、前へ 前へと駆け抜ける。
まるで、チームでマラソンを走るように。
足袋屋なんて興味ない、マラソンもテレビでやってても全く観たことないし‥って人が読んでも十分楽しめると思います!(私のこと )
読んでて初めてマラソンって面白い!と思った!駆け引きとか、自己との戦いとか、意外と奥が深いんだなぁと。。
何よりも、ドラマのキャッチコピーになっている〈自分を変える、覚悟はあるか〉‥この言葉。
長年続けてきたもの、守ってきたもの、これからも守り続けたいものがあるからこその挑むのに、
かえってその挑戦が存続を危険にさらす、不安、葛藤。
新しい道に踏み出すのは心細くて、でも進まなければ新しい場所には決してたどり着けない。
ただ路頭に迷うだけなら元の場所に戻ったほうがいいのではないか。
失敗に終わって より悪い状況を導くだけなのではないか。
そんなことばかり言っていては何も変わらない、変えられない。
〈自分を変える、覚悟はあるか〉---つまりは ≪信じることができるか≫ コレなんだと。
確証なんかないものを、信じるのは 容易なことではないけれど、
覚悟を決めて 変わっていかないと、たどり着けない場所が どうしてもある。
〈信じる〉ということは、言うなれば、新たな道を切り拓く鍵のようなものなのかもしれません。
背負っているものがもたらすものは、重さとしてそこにあるだけでは決してなく、繋がり、支え、温かみ、なにより信じる勇気をくれ、見守ってくれる。
一歩、一歩の力になってくれる。
そんな、信じる人と人が結ぶ力の強さを感じるストーリー。
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零細企業が大企業に立ち向かうという、お決まりの内容とはいえ、ぐいぐい引き込まれるように読んでしまうのは、困難な状況でも譲れない何かを貫く生き方に共感するからなのでしょう。
今回は経営の話に加え、アスリートとしての苦悩も描かれていて、さらに面白さが増していたと思います。
いい小説でした。