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2巻は1巻に比べて男性陣(朝倉さんを除く)のややこしさと言うか腹立たしさがパワーアップしていてびっくりしました。
安川さんがまともに思えるほど。
まあ彼は今回まともと言えばまともでしたが。
とにかく、桑原さんにしろ斉藤さんにしろ、咲和さんに絡む男性はろくな奴がいなくて困る(朝倉さんを除く)
タチの悪さから言えば斉藤さんかなあ。
結婚しなくて本当によかったと思うよ、咲和さん。
あれは分かり合ってはいけない人種だと思う。
息子まで巻き込んで、本当にタチが悪いったらない。
息子が立ち直れて本当によかった。
ちゃんともしもの時の逃げ場所も確保できましたし。
そんな斉藤さんの息子も絡む咲和さんの抱えたトラウマというか乗り越えなければならない過去が、想像とは少し違う方向で、てっきり婚約者に裏切られたとかそういう話かと思いきや、より複雑でややこしい話でした。
咲和さんが胸の内を打ち明けてくれて、やっと理解できたというか。
それを待ってくれていた朝倉さんの前で吐露してくれたことも嬉しかったです。
朝倉さん、今回は途中から咲和さんへの気持ち、こちらに隠さなくなったから、余計にああよかったとなりましたし。
そんな二人も最後にはニヤニヤシーンもありましたので、満足です。
他にも涼汰絡みの話が多く、彼の可愛いところとか、妻を本当に大切にしてるところとかが垣間見えたのもよかったです。
親との和解、手作り結婚式など、本当に見どころたくさん。
主役二人と並んで、いやそれ以上に幸せになってほしいカップルかもしれません。