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L 弥勒シリーズ9
弥勒シリーズ
1 弥勒の月 ◯
2 夜叉桜 ◯
3 木綿柿 ◯
4 東雲の途 ◯
5 冬天の昴 ◯
6 地に巣食う ◯
7 花を呑む
8 雲の果
9 鬼を待つ ◯
まさかの2冊飛ばしだった。
まぁ、話は通じるけどこれだけ手に取ったらわからんだろ。店頭でこれだけ手に取って購入したひとに謝れ!(そんな人いないのか?)
さて内容。遠野屋が絡まない殺人は江戸にごまんとあると思うんだけど、どうしても遠野屋を巻き込みたいのか。わたしは遠野屋が絡まない信次郎と伊佐治を読みたいんだよ。遠野屋が出てくるだけで胡散臭さ倍増なんだけど。信次郎の感性は遠野屋がいなくても際立ってるんだからさー。
伊佐治親分はだいぶ信次郎教になってるけど岡っ引きたるものそうでなくっちゃ!
…とにかく抜け作品読もう。
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新作きたーっとわくわくして読み進めていけども、いけども、一向に木暮様と清之介さんが交差せず、やきもきしてしまったのですが……(伊佐治さんからしたら「冗談はよしてくだせえ(大汗」なんだろうけれど)。
序盤は木暮様も清之介さんもいつもと違って調子が悪い感じで、すごく不安になった。特に清之介さんが上の空になるなんて……。木暮様がひっぱたいたのは、あの関係だから出来る事だろうな~。
一体どうなるんだろうと思っていたけど、とんでもない娘が黒幕だったし、ある意味でラスボスになるかも。最後はちゃんといつもの清之介さんが戻ってきていてよかった。おりんさんの事を弥勒と思っている清之介さんが戻ってきてよかった。
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あさのあつこ作品の時代小説はバッテリーとは違う面白さがある。人間が魅力的なのは一緒だが、謎めいた魅力が弥勒シリーズの登場人物にはあるような気がする。
今回もあらためてあさのあつこという作家の幅広さを感じた。
今後おちやはどうなるのだろうか?
わざわざ残した意図が解明するのが楽しみである。
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小暮信次郎 遠野屋清之助 伊佐治この三人の関わりが楽しい 続きが読みたくてしようがない もっともっと続けて
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内容(「BOOK」データベースより)
疼く。騒めく。震える。亡き女房と瓜二つの女。五寸釘が首を貫く禍々しい死。欲に呑み込まれていく、商と政。剣呑で厄介な同心・木暮信次郎×刺客の過去をもつ商人・遠野屋清之介。男たちは、どう決着をつけるのか。
令和2年11月8日~11日
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清之助の動揺に信次郎が警鐘を鳴らすのがいいですね。伊佐治の心配をよそに、二人が関わっていくところが面白いです。どんな言葉を発して、どんな答えを口にするのか、どの場面も読むのに慎重になります。
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終わり方に不満はあるが相変わらず面白い。一気に読ませる力がある。
おちやの行方が気になるので次巻も読むだろう。
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今回はやきもきする展開で、あの清之介さんに隙が生まれる。このまま女房とうりふたつの女性に心を奪われてしまうのか、番頭さんの心配やら親分や木暮さんとの間はどうなってしまうのか。
ずっとハラハラしっぱなしだった。そして同時進行で進んでいく事件に首をかしげたり。ほんと気の休まる暇がないほどに目まぐるしい展開。後半になって本来のテンポが戻ってきてようやくひと息つけたと思いきや謎解き編ではなかなかのどんでん返し。女は怖い。
今回の作品は弥勒シリーズのなかで一番好きだったかも。次回作もすごく気になってしまう。
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伊佐治と小暮信次郎の掛け合いが面白い!正反対のような二人が織りなす捕物絵図。実際の場面が見えるようだ。あさのあつこ。なかなかの作者だ。
そして遠野屋清之介。商人なのに性格が素直、まっすぐ過ぎてハラハラするが、なかなかの人物。
3人の結末がまた良い。
最後の方まで、前に読んだことがある。最後に近づいても、そうそうと思ったのだが。なかなか上手く纏めた。いい内容、つくりだ。
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今回は遠野屋さんのめちゃくちゃ惑わさてる姿にハラハラした。と同時に未だおりんを思う心情が切なかった。
久しぶりに清弥モードは本人不本意だろうけどよかった。