紙の本
中也と太宰の出会いの話
2021/03/25 18:12
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぷちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画特典の同タイトル作品の加筆修正版です。
映画特典版は一巻完結の形でしたが、加筆修正版は次の巻に続く形で終わっているので、最後の書かれ方が少し違います。映画特典をお持ちの方も読み比べると面白いので、買って損はないかと。ただし、細かい箇所が気にならない方は、映画特典版だけでいいや、となるかも。ストーリーの大幅な変更はないので。
映画特典版をお持ちでない初見の方は、中也と太宰の青いところにニマニマしながら、ここから続く腐れ縁を想像しながら、お読みいただきたいです!
中也、太宰、ファン必見の一冊です!!
巻末のラフ画も素晴らしいです。
【追記】
アニメ版『太宰、中也、十五才』は、誤読された蘭堂さんの本名が出てきていません。そのため、小説版『太宰、中也、十五才』を未読のままで、続編となる『storm bringer』を読むと、よく分からないと箇所が出てきます。続編が気になるようでしたら、本作の了読後に読まれるのをお勧めします。
電子書籍
青の時代
2019/09/16 15:46
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ジン - この投稿者のレビュー一覧を見る
青い少年感、いいですね。
ワチャワチャ二人ともかわいいです!だざさん闇の部分もすきなので大満足、チュやさんと羊の話ちょっと切ないね。
ストーリーも面白かったし、欧州勢力との繋がりは本編にも関係あるじゃないんですか?そして軍の実験、あつしくんとは関係あるのかな。来年の続編楽しみです!
紙の本
少しネタバレ
2021/05/22 17:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハナコさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
もともと映画の特典だったものを小説にしたもので、面白いかな?と思って読んでみたら本当に面白かった。太宰さんと中也の戦闘コンビが最強で戦闘シーンの書き方がわかりやすかった
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これは、始まりの物語――。
映画の入場者特典だったものを加筆修正した太宰と中也――後の「双黒」――の出会いの物語。なぜ中也がポートマフィアに入ったのか。それだけではない、中也の正体にも迫る。大まかなあらすじは、特典のときと変わらないけれど、次の巻に向けて、確実なフリが入った。とにかく、次を読まないとどうにもならない。
特典では中也に気持ちを持っていかれすぎて、太宰のことまで考えていなかった。この太宰はまだ子ども。生きることに少し興味を持っただけ。まだ織田作に会ってもいないと思うと、作品の現在時点の太宰さんになるまでまだまだあるのだと。森さんとの関係もまだまだ。そういや中也は森さんに長としての在り方を訊いていたけど、太宰はそういうのないのかな。あえて訊かない? まぁ長になる気はなさそうだが。
中也には森さんとの決定的な亀裂はなさそうだけど、もしくは、この長としての覚悟に感じ入っているから、何かあっても森さんを選んだとか。アニメを経ているからか、より中也が単純というか脳筋というか考えが甘いというか、そんな感じの年相応に見える。あと、蘭堂さん特典の時より大きな壁、成長のために乗り越える壁な感じが増した。中也の人生に大きな意味を持つ存在。書き込み増えている感触。それでラストのおそらくヴェルレエヌがよりインパクト大なのだけど。
後書きで、今まで読者の想像に任せていた二人の過去について、この話を答え合わせとして書いた、と書かれている。想像は強い。色々考えた。だから、確かに、私も一読者として、公式解答を望む気持ちもある。でも、想像の余地がない作品は、本当に面白いだろうか。けれど、後書きを読む限り、次でさらに過去が語られても、それがすべてにはならなさそうだ。この巻と次の巻で、語り切ってもまだ、きっと、読者の夢見る部分は残るだろう。その夢見る部分も、著者と読者の大切な関係の中にある、作品の魅力だと思う。
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こっちは黒の時代と反対に、アニメを見る前に読みました!
私は個人的に、小説でストーリを知っちゃってからアニメを見ると、面白さというか新鮮さ?が半減してしまうのではないかと、このルートを避けてきましたがそうでも無かった。むしろ、先にアニメを見るより、こっちのほうが、好みかもしれない。
白黒で静止した無数のシーンが、鮮やかな色彩とともに映像になって実現する感じがベリーグッド。
皆さんはどっち派ですか?笑
余談はここ迄にして。
遂に、ずっと謎めいていた双黒の誕生を知ることができました!
知っちゃった感がありました。笑
朝霧様のあとがきを読み、私も双黒の過去を本書で答え合わせする前に、飽きるほど想像してもう少し楽しめばよかったなと思ったり……、
銃戦による描写が少なかったのでその点、戦闘シーンは黒の時代より想像しやすかったです。
文ストキャラの過去に遡り、それがだんだん明らかになっていくストーリー展開が面白いです。沼です。
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アニメで曖昧に感じていた部分が補完されて助かった。
朝霧カフカ氏の文豪ストレイドッグスシリーズ(※原作小説)は昔から好きです。
物語序盤はあまり手応えを感じないが、読み進めるに連れて自然と展開に引き込まれる。意外性のあるオチがちゃんと用意されている。読み切った後に確実な充足感がある。
ありきたりな感想ですが、こんな風にしっかりと「読ませる」ラノベは個人的には貴重。
早速つづきのstormbringerも購入。中原中也は結局何者なのか?
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2人の関係性の原点ともいえる作品!読み応え十分の作品でした。戦闘シーンの描き方もかっこいい。アニメとはまた違った形の戦闘シーンだったのでアニメ見たことがある人でも十分に楽しめます!
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双黒の誕生、アニメでも好きな話だった。
口を開けば喧嘩になる2人が、なんだか可愛らしく思えた。また、アニメを見返したくなった。
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このシリーズはほぼすべてを読んでいて、
この本も積読されていた。
やっと手に取ることができた。
太宰と中也の過去の話が書かれている。
太宰はともかく、
中也の過去にはちょっとびっくり。
まだ、続きがあるということで、それも楽しみだ。
ちょっと楽に読める話が読みたいと思って、手に取った一冊だったけど、
ともすれば重くなりがちな内容を、この二人のやり取りで軽快でちょっとクスっと笑えるところもあって、本当に読みやすい一冊だった。
少しおかしな感情かもしれないけど、
読後は少し気持ちがスッキリした。
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ずっと気になってたのをようやく手に取れました。
太宰さんと中也さんの関係が始まるきっかけの物語です。
文ストファンなら是非読んでほしい1冊です。
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中也の人間性を知ることが出来る貴重な一冊。
これによってまた文スト内の中也への、双黒への期待が高まった✨
ご本人ファンとしてはあの方との深い繋がりを見ることが出来て心の奥がギュンッ!!!!てなった…
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アニメ、舞台が先だったから内容はわかっているけれど、ラストが!続く!!! 15歳だけあって太宰と中也が初々しい(笑)。中也は実質8歳ということか…。中也がランボーの帽子引き継ぐの、史実も踏まえて良い。
羊はまあ子供たちの集団だから考え方が幼いのは仕方ないよね…。
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二人が若い。しかも出会ってすぐこんな調子なのか。原作を知ってるからか余計に感慨深い。
太宰さんの中也君呼びに違和感。そりゃあそう呼ぶのだろうけど違和感が凄い。
一般人からしたら出会っては行けない人達が出会ってしまいましたね。出会って良かったんだけどね。難しいですね。
羊は最後まで守られたな。
その後どうなるか分からんが。
中也さんは自分て羊を駄目にしたって言ってるけど守ってたのは事実だからな。
中也さんは一人でも生きていけたのではと思うので守られてなかったらポートマフィアに手を出した羊はどうなっていたんでしょうね。
次巻への期待が凄い。